黄金の都~ハンガリー・ブダ編~
ヨーロッパと言えばロンドンやパリ、というのが定番ではありますし、実際その二都市も大変魅力的ではあるのですが、旅の記録をつけるにあたり、少しメジャーではない国から紹介していこうかなと思います。そして、その国の中ではメジャーな首都から、あまり人気ではないけど実は良い!みたいな場所も紹介出来たらいいなと思っております。
まぁ、とりあえずは有名どころから行きましょう!
国はハンガリー、首都のブダペストです。の中の、ブダです。そう、ブダペストとは、ドナウ川を境に西のブダ、東のペストに分かれているのです。
それらを結んでいるのがくさり橋!これです。
この橋が完成したのは1849年で、ハンガリーの国民的英雄セーチェニ・イシュトヴァーンの提唱によって造られたのだそうです。都市化、産業化、そして民族の時代の真っただ中ですね!わくわくしてきます。
くさり橋から上にはケーブルカーで上がります。
時代はさらに遡って15世紀、ハンガリーは中欧ルネッサンスの中心として栄えていたそうですが、その中心となったのがこの王宮。人文主義者マーチャーシュ1世のもとにたくさんの芸術家が集まったのだとか。
ドナウ川の眺めも素晴らしい。
王宮を歩くと素敵な庭園が!
王宮からちょっと歩くと、壮麗なゴシック様式の教会が見えてきます。ブダペストのシンボル、13世紀建立のマーチャーシュ教会です。
内部は少々ビザンチン的で、荘厳ながらも独特です。夜のライトアップも綺麗そのもの。
昼も夜も一見の価値があるというものです。
教会の横には聖イシュトヴァーンの騎馬像。イシュトヴァーンは、ハンガリー建国の父といわれ、初代ハンガリー国王だった人物です。
その前には三位一体広場。三位一体の像は、中世ヨーロッパで猛威をふるったペストの終焉を記念して建てられたものなのだとか。
王宮の丘の北にはウィーン門があり、現存の門は1936年トルコからの解放250周年を記念して造られたものだそうです。
すこし歩くと観光地の雰囲気はこんな感じに薄れてきます。
そして地下鉄へ…。東欧あるあるですが、地下鉄はやっぱり深かった(笑)
というわけで、次はブダペストのペストに向かいます。
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