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レシピを見ずにつくる魚の煮付け。

料理研究家の有元葉子さん曰く『煮付けは塩焼きより簡単』なのだそう。
ならば、とレシピを見ずにつくる煮付けにレッツトライ。3回目でコツを掴めました。

つくりかた。

鍋に魚が7割くらい浸かるくらいの水と酒を煮たたせ、砂糖・味醂・醤油で味付け。そこに魚をドボン。7分くらい煮て火を通す。
砂糖・味醂・醤油の量は、これが煮詰まったら美味しいだろうな、くらい。

、、、先生、難しいです!!!

煮詰まったら美味しいだろうな、の感覚が全くわからない。あ、でも、逆に言うとそれ以外に不安なところは無いな。確かに思ったより簡単なのかも。

やってみた(1回目)

下処理して冷凍しておいた鯵を解凍。
鍋に水と酒を大体同量かな、くらい入れて醤油を足す。魚が半分以上浸かるくらいの水分量にする。それから甘みづけの味醂と砂糖を少し。舐めてみたが、酒の辛味でよくわからん。まぁ良いかと火をつける。

煮立ったら鯵を投入。飾り包丁を入れた方が綺麗なのはわかってるけど面倒くさかったのでそのまま。なんとなく青魚は生姜を入れた方が良いかなとおもったので、チューブのおろし生姜も少し絞り出す。

おとしぶたをして、鍋蓋もして、タイマーを7分にセット。火は中火。途中吹きこぼれそうだになったので弱火にする。

7分後、チラッと見て火を止めて完成。おお!美味しそう!

見た目よりふっくら柔らかい。

柔らかくて旨味が濃くていい感じ!
ただちょっと醤油辛かった。もっと薄めの煮汁で良いんだなぁ。

やってみた(2回目)

またまた下処理して冷凍しておいた未利用魚を解凍して投入。前回の教訓を活かし、醤油をかなり少なめにしてみた。醤油に合わせてみりんと酒も少なめ。舐めてみたらめちゃくちゃ薄い。でもこの前、辛かったからなぁ。。。と不安ながらも火をつける。
あんまり煮詰まらなくてさらさらじゃぶじゃぶの煮汁。だけど食べてみたら、ちょうど良いくらいの塩味だった。
へぇ、こんな量で十分なんだ。

やってみた(3回目)


今回は鯛のあら煮。最寄りのスーパーで鯛のあらが200円で売ってたので。2尾分の頭が200円ですよ。安い。
あらは下処理が肝心。湯引きして血合や鱗を綺麗に洗い落とす。2尾分は使いきれないので半分は冷凍庫へ。

土井善晴先生曰く、鯛のあらは最初から入れていいそうなので、鍋にあらを入れてから水と酒を注いで火をつける。

沸いたら砂糖・味醂を少々、醤油も少々。3回目ともなると迷いがない。10分ほどで綺麗なあら煮の出来上がり。家族にも好評。

骨からするんと身がはがれて食べやすい。
ぷるぷるのゼラチンが美味しいんだよねー。

というわけで、無事、3回目にしてマスター。確かに簡単!これなら思い立ったらささっと10分くらいで作れちゃう。

こつらしきもの。

煮汁は結構薄くていい。飲める、は言い過ぎだけど、ご飯にかけて食べるとしたら薄すぎるなぁくらい。7-10分結構しっかり煮る。でも煮詰めなくて良い。

出来立ては身が柔らかくてふっくらして美味しい。魚の下処理までやって冷凍しておけば案外すぐできる。切り身だと下処理もいらないし。
今度はカレイとかカサゴでやってみたいな。

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