note連載267本で新たな能力を会得した。
好きなことなのに没入しきらず、もうひとりの自分が全体を冷静に眺める。
これは難しいことだと思っていた。
私は寝てる間の夢の中ですら、一生懸命、真剣に生きている。いわんや、現実をや。
先日noteに書いた読書感想文の書き方についての記事を読み返していたら、それが出来るようになっていることに気がついた。
先日の記事内に私が書いたことは、まさに「没入しきらず、もうひとりの自分が全体を冷静に眺める」だ。
いつのまに、こんな芸当が出来るようになったのか。昔は確実に出来なかったから、どこかで出来るようになったはずだが…。
思い当たったのは、このnoteで長く続けた連載記事「あちゅまれ!あつ森日記」だ。
「あちゅまれ!」では、有名なニンテンドーswitchのゲーム「あつまれ!どうぶつの森」を遊んでいて、面白いと思ったどうぶつたちとの会話を記録していた。
どうぶつたちは会うたびごとに、さまざまな会話を繰り広げてくれて飽きることがない。会話の実際の画像を記事内に貼り付けながら、島主であるshizukuさんとのやりとりを掲載した。
この連載は実に267本も続いた。それだけ続けると、私の能力のうちの何かが、知らぬ間に上昇していたらしい。継続は力なり、を体現してしまった。
まず「あちゅまれ!」は、あつ森というゲームを真剣に遊ぶことが絶対条件だ。真剣に遊んでいるからこそ、どうぶつたちと会話できる。
あつ森といえば「島クリ」で素敵な島を作り上げることばかりが、もてはやされているように感じるかもしれない。しかし「あちゅまれ!」はコミュニケーション特化型の連載なので、どうぶつたちと会話しなければ始まらない。
しかしあつ森で遊ぶ醍醐味として島クリは必須だ。やらないわけにはいかない。したがって私は余暇のほとんどをあつ森に捧げて、どうぶつたちとのコミュニケーションと島クリと狩猟と料理とリゾートと…頑張った。
頑張ってるうちに才能が開花した。
めぼしい会話がスタートしたと察知すると、自然に左手が動きスクショ。どうぶつの話に真剣に耳を傾け、脳内でお返事。ときに人生相談、ときに珍料理のお勧め、などなど。真剣にお返事したうえで、次の会話へとゲームを進める。
会話が終わる頃には、山ほどスクショしたうちの、どの画像をどう使ってコマ割りをし、どのようなストーリーにしたてて、どうツッコむかがあらかた決まっているのだ。
このような能力は、実は「あちゅまれ!」初期にはなかったものだ。もっと時間をかけて作業していた。
267本の連載を続けるうちに、ゲームに集中してあつ森世界を堪能しながら、同時にnote記事の構成を考えるられるように、私の脳は進化した。
これは「没入しきらず、もうひとりの自分が全体を冷静に眺める」だ。
「あちゅまれ!あつ森日記」は完全に趣味の世界の代物で、一銭にもならない。本人が満足してるんだから、それだけで存在価値があるのだけど、それにしてもね…と自分でもツッコミどころ満載ではある。
それがどうだ。
ふと気づけば、267本の連載を通して私は新たな能力を会得したではないか。
この能力を今後別のところで生かすことが出来れば、「あちゅまれ!」の存在価値がさらに高まるというもの。
今後の私に乞うご期待!である。
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あさのしずくのコミュニケーション特化型あつ森日記「あちゅまれ!」は、こちらのマガジンで読めます!
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