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庭のまなび

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#庭園

人は本当に実用性を求めてうごくのか

人は本当に実用性を求めてうごくのか

「鑑賞用の植物を育てることと食用の植物を育てることに違いはあるか?」小石川植物園でもらったギンナンを調理しながら考えた。
イチョウは紅葉も綺麗だし、実を食べることもできる。
『イギリス庭園の文化史』という本に、イングリッシュガーデンは鑑賞用の植物を植える美的な側面と、食用の植物を植える実用的な側面の両方を備える庭であると書いてある。

なるほどイチョウは両方を持っているエライ植物だなと考えた。

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「庭は私をまもる場所」五感でたのしむ東京の庭園2

「庭は私をまもる場所」五感でたのしむ東京の庭園2

東京の庭園を、色・カタチ・音・靴で踏んだ感触・園内グルメ・香り…と五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)それぞれに届いたものからレポします。
「水の姿に魅せられる」五感でたのしむ東京の庭園1 つづき

3、旧古河庭園JR京浜東北線 上中里駅 徒歩7分
東京メトロ 南北線 西ヶ原駅 徒歩7分
JR山手線 駒込駅 12分
入場料:一般 150円
視覚:洋館、紅葉、石、庭園に設置されたもの
聴覚:滝の音

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「水の姿に魅せられる」五感でたのしむ東京の庭園1

「水の姿に魅せられる」五感でたのしむ東京の庭園1

今年は例年よりあたたかいので、まだもう少しは紅葉が楽しめそう。というわけで、ひとり、都内の庭園をまわってみることに。
すると、色、カタチ、音、靴で踏んだ感触、園内グルメ、香り…と五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)それぞれにいろんなものが届いてきた。
五感を軸に庭園をたのしむレポです。

日本庭園って?庭園をまわる前に、日本庭園の歴史について少し調べた。
現在東京でみられる”日本庭園”は江戸幕府に

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