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美味しく飲んで、意識せずいつの間にか健康に。カテゴリー・クリエイターへの挑戦 Vol.146

コスト高騰は、商品のお水だけの問題ではない。
円安は確実にウォーターサーバーの仕入れ値には影響してくる。ウォーターサーバーのメーカーは、韓国か中国が殆どで、国産はほんの数社しかないからだ。
2022年9月15日には、生活用品大手のアイリスオーヤマが、約50種類の製品の生産を中国・大連から国内の工場に移すことを決め、これによってコストを二割減にする、といった報道が出て、世間を驚かしたが、やがてウォーターサーバーにも同じ流れがやってくるのだろうか。


コロナ禍は本当に世の中に様々な影響を与えてくれた。
営業活動の鈍化も非常に大きな問題となった。
とにかく人流を抑えること、なにはともあれマスク、信仰の様にも思えるこの動向下に於いて、当社も新規営業などマトモに出来る筈がなく、精々SNSやインターネット広告を細々と行なってきたのがやっとであった。

世界大戦や世界的パンデミックは収束までに三〜四年の期間を要する。「仕様がない」と、世間全体が当たり前的に思えるにはその位の期間が必要なのだ。
コロナ禍に関しても、長い時間を経て、どうやらこうやら2022年の終わり頃には、ようやく喪が明けてきた様に思えた。
では、営業活動をしていこうではないか。

とは言っても、以前からの繋がりをキープしているスポーツへの協賛提供は別としても、大日本プロレスや河崎実監督などとのコラボ商品をキッカケとしたコミュニティー作りを、また一から行なうのは如何にもシンドイ。辛過ぎる。


そこで、まずは元来サプリメント in ウォーター MCMのめぐみがコア・ターゲットにしているシニア層にアタックしようではないかとい考えた。まぁ、そこが本分でしょう、ということだ。

だいぶ昔、シニア向け施設や、医療機関に少々は働き掛けをしたこともあったのだが、当時はコストアップに繋がる施策へは彼らはなかなか腰を上げられないということを身を以て知ったのであった。その為、施設関連に対するアプローチをあまり積極的は行なってきてはいなかったのだが、そうも言ってはいられない。
まず、ネットで調べて入手出来た神奈川県下の老人ホーム、介護施設のリストに片っ端からテレアポを仕掛けてみた。

「お客様へのサービス向上、他社との差別化の為のお手伝いをさせていただけるのではないかと思い、ご連絡申し上げました。施設運営に関するご担当者様はいらっしゃいますでしょうか」

予想はしていたが、ハードル高過ぎ。やはり紹介が無いとほぼ門前払いである。受付止まりでなかなか経営層に到達することはない。
そこで方向性を変えてみた。


2022年11月22日、私は神奈川県福祉子どもみらい局福祉部高齢福祉課へ電話を架けた。D橋さんと言う職員さんに対し、

「高齢化社会に於いては、市民の皆様が住み易く健康的に生きることが出来る街づくりに自治体が取り組んでいることを示すことで、信頼性の確保と住民流入を促すことに繋がるのではないかと考え、自治体のイメージ向上の為の手段の一つになれれば幸いです。
健康ツールとして周知いただくのは望むところではありますが、それ以外に、健康関連の催しを行なう際に商品を提供させていただくことも可能かと考えております」

などと訴えた訳だが、
「県が或る特定の商品を紹介するのはちょっと・・・」と、一介の職員さんとしては非道く真っ当な回答を寄越す。それはごもっとも。
だが彼は、「それならば」と或る団体さんの存在を口にした。
神奈川県老人クラブ連合会、又の名を「ゆめクラブ神奈川」である。


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