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美味しく飲んで、意識せずいつの間にか健康に。カテゴリー・クリエイターへの挑戦 Vol.169

2023年11月7日。
この日は、手塚プロダクションライセンスミーティング(事業説明会)2023に参加。
多くのライセンシーを招き、手塚プロダクションの各セクション担当者が一年間の事業報告とこれからの展開予定を発表する場で、毎年行なわれている。
2018年7月31日に『火の鳥 サプリメント in ウォーター編』を発売してからこっち、勿論私も欠かさずに参加している。
但し、2020年のコロナ禍以降はオンライン開催だった。
と・こ・ろ・が! 今年2023年は4年振りにリアル開催だ!
当日は、小春日和どころか小夏日和と言った方が相応しかったが、多くの方々がリーガロイヤルホテル東京に馳せ参じた。
ありがたいことに、というか私の方から開催担当の部署へ売り込んで、会場で皆さんに配布するお水に、ちゃっかりと『火の鳥 サプリメント in ウォーター編』を採用いただいた。どうもありがとうございます。


手塚プロダクションでは、こうやって毎年事業説明会を重ねることによって、手塚キャラを使って商品開発している方々などに向けて、1989年2月9日に亡くなってしまったにもかかわらず、未だ色褪せない存在である様にと、様々に、新たに手塚治虫という存在とその作品たちを世に浸透させ続けているのだ。

いや、スゴイ話だ。

その活動内容は、キャラグッズに留まらず、出版、アニメ、NFT、メタバース、AIを使った新作ほにゃらら(あんまり言えないこともあるのです)と、多岐に亘っている。

いや、ものスゴイことだ。

因みに、漫画『火の鳥』第8部『望郷編』は、STUDIO4℃によって『火の鳥 エデンの宙(そら)』としてアニメ化され、2023年9月にディズニープラスが世界独占配信し、且つ、同年11月には『火の鳥 エデンの花』というタイトルで映画も公開された。タイトルが異なるのは、ラストが改変されている所為らしい。

私は、映画を2023年11月9日に観た。
なんというか、STUDIO4℃っぽいなぁという印象で、正直に言うと、まどろっこしさや盛り上がりの無さしか感じられなかったのだが、あの手塚作品のテンポの早さはあんまり現代的ではないのだろうな。でも、少しは手塚治虫風味も欲しかった。
内容も大胆な改変が為されているが、原作通りって訳にもいかないのは分かる。何故なら、原作では冒頭でいきなり近親相姦のお話になるからだ。
その理由は、極限状態に於いて子孫を残す為であり、『黎明編』でも登場人物が同様の選択肢を採ったりしているのである。
ま、それはともかくとしてもだ。この映画の最大の難点は、火の鳥の存在意義が全く無い様に思えるところだ。原作では、火の鳥は主人公たちの為に幾つかの操作を施しているのである。
ま、映画の話はこれくらいにしておいてと。

兎にも角にも新作アニメまで作られている『火の鳥』。
尚、来年は『火の鳥』連載開始70周年だそうです。
『火の鳥 サプリメント in ウォーター編』も2018年発売なので、既にもう6年目だが、まだまだこれからって感じだな。


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