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美味しく飲んで、意識せずいつの間にか健康に。カテゴリー・クリエイターへの挑戦 Vol.148

時をやや遡っての2022年12月、ホリエモンこと堀江貴文さん主演のミュージカル『クリスマスキャロル2022』の公演が為された。
と言えば、絵本『クリスマスキャロル』を忘れてはいけない。
本年も会場で販売するのだ。

そうは言っても、いきなりなんだろう? とお思いの御仁もいらっしゃることだろうから、ささっと概略を振り返る。

2020年2月の『ミュージカル HIU版 クリスマスキャロル』に、主人公青年スクルージ役でワタクシ出演。

この公演で演出を務めた演劇王子 三浦佑介さんが、堀江さんが言い出しっぺで始まった「絵本を作ろうプロジェクト」に手を挙げたので、ワタクシは三浦さんのケツを叩く役目を仰せつかっていたのだったが、こら絶対間に合わねーだろという状況に業を煮やして、しょーがないからペンタブレットも買って作画スタッフ入りし、更にはレイアウトの一部まで担当したのであった。

で、やっぱ自分らで捌かないと売れるものも売れまいと、完成=2020年12月公演から、会場での販売を担い始めたのだ。
しかも、成り行き上、絵本の発行者はMCMのめぐみ株式会社になっているとあっては、こりゃもう、そりゃね、やり切るしかないっちゅーものなのだ、わ。


しかーし! コロナ禍のお陰で2020年の神戸公演が急遽中止、翌2021は公演は無く、代わりに上演会&食事会が催されたのであったのだが、やはり舞台公演とは空気が違う違う。盛り上がりは到底公演には叶わない。
つまり、上演会&食事会では絵本の売れ行きも、じぇーんじぇんの結果に終わったのであった。

つーことで、2022年の公演の再来は待ちに待った千載一遇の好機。
だが、しかーし! 絵本制作時の販売部隊はほぼほぼHIUを抜けてしまったからにして交代要員もおらず、10日の昼公演での会場の寒さに体調をやや崩しても休むテは無く、結局9公演全てにワタクシは参加したのだった。

この舞台では、公演毎に異なるゲストが参加する。
12月7日19:00の回:宮迫博之さん


12月8日19:00の回:西野亮廣さん(キングコング)


12月9日19:00の回:井戸田潤さん・ハンバーグ師匠(スピードワゴン)


12月10日13:00の回:立花孝志さん


12月11日13:00の回:武田双雲さん(書道家)


12月11日19:00の回:ダイノジさん


12月12日19:00の回:乙武洋匡さん


12月13日13:00の回:DJ社長さん


12月13日19:00の回:三崎優太さん(青汁王子)

という具合で、可能な限り絵本を手にしていただいてーの、お写真を撮らせていただいてーの、と役得めいたこともあったりしたのである。


しかしてその結果は?
会場と、会場で配らせていただいたチラシに記載した物販サイトでと、公演期間中に合わせて400冊以上もご購入、若しくはご寄付を賜ったのであった。
正直、100冊寄贈の方が3名様もいらっしゃったのには驚いた!
舞台を観劇して、思うところがあった方々からご寄付いただけたからに相違ない。
むむむ。嗚呼、これがエンターテインメントの力なのね。

そして、私はHIUの中で幼稚園や保育園などの寄贈先を募集すると同時に、独自に絵本寄贈先探しを始めた。
まず、横浜市 こども青少年局 こどもの権利擁護課 養護支援係へ架電し、社会福祉法人 全国社会福祉協議会 全国児童養護施設協議会という児童養護施設を取りまとめている団体の事務局の紹介を受けた。
ご担当者とのお電話で、児童養護施設は全国で604軒、東京で60軒しかないのだと私は知った。東京だけではちょっと少ない。関東一円では211施設あるのだとのことなので、その範囲の担当者の皆さんに約200冊の配布が出来る様に進めていただけるということになった。
また、横浜市 養護支援係の方からは、横浜市 社会福祉協議会 横浜市ボランティアセンターの方もご紹介いただき、こども家庭支援センターなどへの配布先のご紹介を賜ったのだった。

お陰様を以て346冊の寄贈は、その殆どをクリスマス前に終えることが出来たのであった。
多くの方々によるご寄付、並びに寄贈先のご紹介、誠にありがとうございました。


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