美味しく飲んで、意識せずいつの間にか健康に。カテゴリー・クリエイターへの挑戦 Vol.58
帰国後、2017年12月6日。
参考にしたいからという要望を受け、『GD-501HS』を一台、DHLでPASECOへ送った。
デザイン面のフィックスは済んだので、今度は内部機構にも手を入れた試作機の製作に取り掛かるのだった。
そしてまた二ヶ月後の2018年2月12日には、私は再びPASECOにいた。
場所は前回同様、本社二階の会議室。
眼の前には収縮タイプに改造を施されたウォーターサーバーの試作機。
それは、『PWD-1500P』というMODEL No.を与えられていた。
「P」と言うのは、内部構造の違いによるグレード分けの為の記号で、これはオプションであるエコモードも、UV殺菌機能も搭載している最高ランクのバージョンを表しているのだ。
今度はボトル受け部だけでなく、ボトルカバーも製作されていた。特にCGで見せられていたものとの違和感は無い。
ただ、勿論金型まではまだ製作はしていないので、今は成型品であり、質感も含めて試作品レベルだ。そういえば今改めて写真を見返してみれば、実際の量産品に比べてみると、多少角ばったものになっていたことが判る。
そして、色はクリア。
まだPASECO側では、MCMのめぐみカラーを採用するかどうかまでは決めていないのだった。
さて、使用実験である。
既に彼ら単独で実験は行なっている。
私も同席している前で、改めて実際にボトルを挿してみる。
何回か一気にボトル水を出し切ってみて、ボトル収縮の様子、水の出切り具合を見てみるが、取り敢えず問題は無さそうだ。
一台切りの試作機なので、実験の絶対数が極僅かなのは仕方がない。
内部の機構も、本体から改良パーツを外し、眼にしながらの説明も受けた。検証を重ねたこの改良パーツは、既に三作目のバージョンの物なのだそうだ。どうやら大分自信アリのご様子だ。そして、開発費用は想定の倍額の二千万円となったと、ボヤキの声がリュウさんの口から漏れた。しかし、だからと言って、こちらに泣きついているのでもないのだった。
その通り。そう、流石、上場会社は違う。
そしてこちらもその通り。そう、私も聞き流す。勿論ニコニコと。
まずは合格ということで、今後に向けて打合せだ。
出席者は、PASECO リュウさん、パクさん。KOTORA キムさん。MCMのめぐみ株式会社 私だ。
次段階として、一気に水を流すだけではなく、通常に使用する程度の頻度の出水による長期間のテストを行なうこととした。一日の通水量を定め、テスト期間は一ヶ月間と決め、私は韓国を後にした。
程なく、一ヶ月間の出水テストも終了。
特に問題は無いとの結果報告を受け、筐体、内部のパーツ共に、金型製作にGOを出した。
これまでの試作機は、PASECOの開発部で製作した、飽くまで手作りの様なものだ。
実験結果と打合せの内容を元に、次は量産機レベルの試作機の製作に入るのだ。
しかし、ここから暫くの何ヶ月間か、ひたすら「待ち」の期間が続いた。
そんな訳だから、一旦新型サーバーの件からは話を離れよう。
その待ちの期間、いや、その間のみにかかわらず、今回のPASECOとの新サーバー開発に携わりながらも、一方ではのべつ幕無しサプリメント in ウォーター MCMのめぐみの拡販の為の努力だって行なっていたのだ。
兼ねてから仲良くさせていただいている、経営コンサルタント、放送ジャーナリスト、著作家、タレントであり、最近では俳優 菅田将暉の父親としても注目を浴びている菅生新さんがメインMCを務めるラジオ番組「幸せ de Night !!」（レインボータウンFM 79.2MHz）の2018年3月4日の回に出演させて貰い、サプリメント in ウォーター MCMのめぐみについて語らせていただいたりもした。
アシスタントMCの、名探偵コナンのエンディングの歌手という実績も持つ川上実津紀さんも魅力的な方だった。
（ブログ記事『今週末放送、FMラジオ番組「幸せ de Night !!」にゲスト出演いたします』 https://bit.ly/3av0TeM
ラジオとかテレビとかのメディアへの出演は五年振りくらいだろうか。
久しく出ていなかったので知らなかったのだが、昨今のラジオ番組は、往々にしてYouTubeで後日配信され、生放送よりも、そちらの方が需要があるのだと言う。
この放送もYouTubeチャンネルで配信されたが、過去の放送分は順次整理されてしまう様で、現在は観れない様だ。
残念。
写真の一枚くらいは上げておこう。
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