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美味しく飲んで、意識せずいつの間にか健康に。カテゴリー・クリエイターへの挑戦 Vol.74

ここ数年間に於ける全ての消費を価格高騰させた諸悪の根源、送料値上げの言い出しっぺであったヤマト運輸である。取引の打診をしてみたものの、実はさして期待もしていなかったのだったが、結果は意外なものだった。
佐川急便と引けを取らぬ程度の御見積書をささっと出してきたのだった。

ここで、一応注釈をしておく。
佐川急便だろうが、ヤマト運輸だろうが、営業所によってその態度は全く異なる。
約一年前、佐川急便もヤマト運輸も大阪の営業所では全くもってスカスカの対応をされたのだったが、今回の場合、神奈川県某所では全く異なった扱いを受けたのだ。

恐らく、大阪市内と神奈川県某所との物量の差が、その原因のまず一つであろう。それと地域による顧客層の違いもあるのではないかと想像が出来た。
当社が付き合っている倉庫会社の地域には、製造業系の大きな工場はあっても、B2CやD2Cの会社は無いか、少ないかに思えた。つまり個配の需要が乏しいのだ。その為に、当社事業はその地域の宅配会社にしてみれば、歓迎すべき類いだったに違いない。

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2016年に自宅マンションを売っ払ってMCMのめぐみ事業を買い取り、独立する際に、横浜市を事業の本拠としたのは、MCMのめぐみ事業が、宅配便を使って全国配送をするものだった為に、どこが本拠地であろうとほぼ変わりが無いことと、起業後の資金繰りを考えて、つまり個人、会社の区別無く、当面ピーピー生活を余儀なくされることを予想して、家賃の高い東京都を脱出するべきだと判断したに過ぎない。

しかしながら、もし東京都に本拠を構えていたとしたら、サーバーメンテナンス会社も、倉庫会社も近隣の地域とはならなかったであろうし、宅配会社の送料とて、大きく違っていたかもしれなかったのだ。
少なくとも私の知る限り、同業他社では未だ、というよりこの頃から更に何年間も経っても尚、宅配会社からの値上げプレッシャーは消え去ってはいない。値下げの兆候など全く無かった。

業界最大手のプレミアムウォーターなどは、物量が多過ぎて佐川急便から取引量を制限されることもしばしば、つまり、「こんなに運べない」と文句を言われる始末だ。その為、プレミアムウォーターでは生産拠点を増やし、出荷量を地域別に分散することに努めた。ずっと先になる2021年5月には七拠点にもなる。
ただし、2021年9月からは全ての顧客は採水地を選べなくなった。自動的に最寄りの工場のお水を割り当てられてしまうことにサービス改定されたのだった。

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そして、プレミアムウォーターのパッケージからは、どこそこの天然水という表記は消え去った。全ての商品は、「プレミアムウォーターの天然水」となったのだった。
「今後の持続的なサービス運営とSDGsへの取り組みとして、「採水地自動指定方式」を適用します」
こんな愉快極まる規約改定の理由とは? その詳細とは以下の二つの通り。
一つ目。日本各地に良質な水源地を開拓し採水工場を持つことで、現地での雇用確保と経済の発展を目指します。
二つ目。複数の採水地から天然水をお届けすることで、実質的な輸送距離を縮めCO2排出量削減に取り組みます。

ははぁ、配送費削減の為の施策が、イコールSDGsとは恐れ入る。お恥ずかしくて私にはとても言えそうにない。

また、プレミアムウォーターでは自社配送を始めている。そして、どんどんとその割合を高めているらしい。流石は最大手と言わざるを得ない。他社にはとても真似出来ない術だ。

兎に角、こんな厳しい業界事情の中、当社では、地の利を活かし、佐川急便とヤマト運輸との二社体制を始めたことで両者を天秤にかけることが可能となった。おかげさまで、その後の佐川急便からの値上げ交渉も、なんとかかんとか上手くかわしてみせたりもしたのであった。

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因みにだが、2018年11月のお客様向けDMで予告した通り、翌2019年の1月、2月には新年度記念プレゼントを実施した。
その第一弾は、瀬戸内産れもん100%使用したレモネード『れもん湯 12g 5パック入り』であった。
瀬戸内産のレモン本来の味を残すため、レモン果実をまるごと(果皮・果肉・種)使用している、ホットでもアイスでもおいしいレモネードの素だ。

MCMのめぐみの箱の中にどっさり同梱し、1月上旬からお届けを開始した。しかも、お一人様一度限りではなく、期間中なら何度お買い上げいただいても貰えるプレゼントとした。
(ブログ記事『新年度記念プレゼントのお知らせ(第一弾)』 https://bit.ly/3ukg3OX )

 
(ブログ記事『新年度記念プレゼント第一弾「れもん湯」 実施中!』 https://bit.ly/3L1YYzp )

 

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