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スタートアップと歩むデザイナーの人生 - アイデミー上場にあたり、約5年を振り返る

アイデミーでデザインチームリーダーをしています、浅本です。
2023年6月22日、2018年8月16日の入社時から1つのマイルストーンとして目指していた「上場」を経験することが出来たので、久々にnoteを投稿します。
文章としては時系列にお伝えしていくだけですが、デザイナーを目指す方、スタートアップへの就職で迷われている方、アイデミーに興味がある方の参考になれば幸いです。
私がデザイナーになるまでの話は以下のnoteにまとめておりますので、よろしければそちらもご覧ください。(アイデミーに入社してすぐに書いた記事です)

なぜ、アイデミーに入社しようと思ったか

前職の職場(表参道)

新卒で入社した会社も、その次の会社も既に100名以上の社員がいるベンチャー企業でした。
それらの会社に入社した理由は「入社してすぐに様々な挑戦機会があり、提供しているサービスの価値にも共感ができ、待遇面にも納得感があったから」

ただ、2社目で約1年働いたタイミングで色々見てきた中でこう感じるようになりました。
「初期の大変な時を経験されてきた人たちは社内でのポジションが別格な気がするな…。今でこそ安定して働く環境が出来ているわけだけど、当時はリスクも色々あった訳だし、当然といえば当然かな…。」
そういった背景もあり、まだまだ小規模なスタートアップに入りたいという気持ちが強くなり、様々な面談の中で出会った会社がアイデミーでした。

アイデミー以外の会社ももちろん魅力的ではありましたが、
直感的に「ここは伸びる、この社長についていきたい、力になりたい!」そう思ったのがアイデミーであり、代表の石川さんでした。

とはいえ、直感的に…だけだと訳がわからないと思うので、
決め手になったポイントをいくつか挙げるとするならば

  • デザインをただの見た目ではなく、プロダクトや組織に必要不可欠なものとして認識されており、デザインの力を信じていると感じたこと

  • 不器用な感じがするが、嘘や仮面が感じられず、本気で正直なところ

  • 私のこだわりを受け入れてもらえること(パソコンとかディスプレイについて強く希望した記憶があります笑)

  • スタートアップでも、待遇面で不満がない提示内容

東京大学アントレプレナーオフィス時代

本郷の交差点

今までは常に会社の中で確実に若手というポジションでした。(当時25歳)
なので、当然周りの方が年上だと思っていたら、まさかのほぼ周りが年下で、最初の挨拶をミスしてしまった感が強かったです。
スタートアップに入社される時は挨拶にはやや注意が必要ですね笑

若い人ばかりの職場ってどんなものなのだろう…?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、アイデミーでは常に皆さんの優しさに触れながら、ワクワクして楽しい毎日を過ごすことができました。

仕事面は、やることが山積みです。
プロダクトはもちろん、プロモーション(LPや広告、イベント)、組織の話など様々です。
今はもう無いですが、夜遅くまでディスカッションをする日も少なくなかったです。毎日しっかり帰宅はできていましたが、スタートアップに対して思っていた通りの業務量と言って良いと思います。
デザイナーだからデザインしかやらない、そんなことは受け入れられないと思いますし、デザイン・プログラミング・Webマーケティング…色々な経験を出来るのは楽しく、スタートアップで働く醍醐味です。

入社約3ヶ月でMVPをいただき、マネージャーにしていただき、
学習コンテンツチームのマネジメントも担当するようになったり、川の流れのように変化が激しい時代でした。

湯島オフィス時代

東京大学アントレプレナープラザのオフィスだと手狭になってきたので、エンジニアとデザイナーは湯島オフィスへと移転しました。
この時はちょうどプロダクト統括執行役員をさせていただいていた時代です。

今までのようにプレイヤーの延長線では出来ないことが多く、たくさん勉強しました。いくら勉強してもうまく行かない、そんな悔しい思い出です。

  • 圧倒的国内No.1、GAFAMレベルのプロダクトを作りたい

  • 自分のチームメンバーに最高に働きやすい環境を提供したい

  • デザイナーとエンジニアが入社するのを夢見るような会社にしたい

そんな気持ちで今までの会社員人生で最もハードに働いていましたが、
あまり上手くやることが出来なかったな…と個人的に振り返っております。

ですが、また挑戦したい気持ちは消えていません。
このレイヤーで再挑戦し、アイデミーのプロダクトを更に成長させたいです。

この時代、タピオカ流行りましたよね

小川町オフィス時代

いわゆるコロナの時代です。
ほぼリモートワークでオフィスに行くことはほぼありませんでした。
この時代はプライベートとアイデミーのリブランディングが思い出に残っています。

プライベート

購入してすぐの我が家

第一子が生まれ、東京23区内で一戸建てを購入しました。
地元の大阪に帰って家を買うことも考えていましたが、
これからもアイデミーで働くことを決意し、東京で家を買いました。
スタートアップ勤務で東京暮らし、一般社員でも叶います。
待遇面でスタートアップではなく大企業を選ぶ方も多いと思いますが、
スタートアップと歩む人生も良いのではないでしょうか。

アイデミーのリブランディング

小川町時代のオフィスエントランス

NY在住の遠藤さんのお力をお借りし、フルリモートでリブランディングを行いました。私たちの強い想いとしてリブランディングはお任せするのではなく、自分たちもしっかりと関わりたいという気持ちが強かったので、このような形を取らせていただきました。(ご理解いただいた経営陣に感謝。)

リブランディングについて詳細は以下のnoteをご覧ください。

大手町オフィス時代(現在)

現在オフィスのある Otemachi Oneタワー

今までのアイデミーのオフィスはベンチャー初期という印象でしたが、
一気に印象が変わりました。
また気がつけばご経験が豊富な方にも多くご入社いただき、会社の雰囲気も変わったように感じます。

心強いたくさんのメンバーにご入社いただいており、これからのアイデミーで出来ることを考えると上場前以上にワクワクしています。

デザイナーとして、アイデミーの一員として、5年間はあっという間でした。
ここから更に5年、10年目を迎えるときには更に濃厚な5年間にしたいと思います。

  • プロダクトの改善(まずは国内で圧倒的に良いと言われるものにしたい)

  • プロモーションの最適化

  • ブランディングの継続的な取り組み

  • 新規事業の立ち上げへのコミット

  • デザイン組織をより柔軟で強い組織に

  • 働きやすい環境づくり

これらがこれからやっていきたいことです。(もちろん、今もやっています)
この5年間を経験し思うこととしては、
デザイナーはスタートアップで活躍できると思いますし、
スタートアップはデザイナーを入れるべきであるということです。
デザインチームメンバーと他の部署の方とのコミュニケーションなどを見ていても全然違った目線での気づきやアドバイスをしているだけではなく、想いをスピーディに形にするので、スムーズに話が進みます。
考えていることをすぐに形にできる力、これはスタートアップ初期には欠かせない力なのではないか、と思います。

デザイナーで転職をお考えの方はぜひスタートアップも視野に入れてみてください。もしかしたら、本当にやりたかった仕事に出会えるかもしれません。

もちろん、デザイナー以外の職種の方も同じくです。
今までのご経験を最大限に活かせる場かもしれません。

アイデミーにご興味を持っていただけましたら、
ぜひお気軽にお問い合わせください。
アイデミーは初期に入社しないと評価されない会社ではございません。
最近入社された方も活躍され、評価されている、そんな会社ですよ!


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