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【着物で歌う】をはじめる。



こんにちは、ソプラノ歌手のAsamiです。普段はマイクを使わずに歌を歌っています。


さて、タイトルの通り、着物で歌うことを始めました。
実は過去にKimonoもどきをきて42旅公演をしたことがあったのですが、今回は本物を着ます。


旅の一枚

きっかけはこちらのツイート。(まだTwitterだった頃)

正直、『いつかやりたいなぁ』だったのですが、このツイートにはDMなどで自分もやりたい・聞きに行きたい・着物を貸したい…といつもよりも反響があり、おやまぁと驚いたのを覚えています。



誰よりも早く、しっかり掴んだ人とやること

その中であっという間に飛び乗ってくださった方が、ちょうど札幌から東京に仕事でくるのでとお会いできることになり、初ミーティングは発端ツイートの約1週間後。

はじめから『やりましょう』という前提で話は進み、90分ほどで大枠が決まっていきました。


▼そんなピアニスト、佐野主聞さんが週一投稿を再開したYouTube。チャンネル登録すると日々がもう一つ豊かになります。

ちなみにこの日に食べたのはおばんざい。我々の食べるスピードよ…

なのにデザートもしっかり食べました

一つ想定していなかったのは、ここでデュオ(2人でのコラボレーションのこと)の企画にまとまったこと。

たくさんの歌手たちが手を挙げてくれたものの、
2人で話しながら現実的なことを色々(数十秒で)考えた結果、この群を抜いた行動のはやさ(新しいことを実現するには勢いもあるし、より能動的な人とやりたかった)、これまでSNS上でよく考え時代の流れや必要に応じて行動を変えたり学習する姿を拝見してきたこと、実際にお会いして話した感じ(この辺りは嗅覚だより)などで総合的に判断し、まずはデュオをやろう・やりたいと考えました。

お店を後にした時にはスッキリした気持ちで
『よし、やろう!』と腹が決まり。

ただ、私はゼロからイチを作るものに関しては、状況に応じて何かを撤回したり変化させたりすることに全く抵抗がないため、これがちゃんと告知日を迎えて実現できる、というのもまたご縁だなぁと思っています。

▲同じ月にしたこちらのツイートもあっという間にプッチーニのプロフィール代表に拾ってもらいました…感謝があふれるとともに、口はいろんなものの元になるのだなと実感いたしました。

▲こちらのチャンネルも、たくさんの素晴らしい音楽家たちの歌声を聴くことができます。こちらもぜひご覧ください。私も時々おしゃべりしております🎥


もう一つ、ずっとやりたいことがあった。


さて、ミーティングを終え、お家に帰って最初に思ったことは

『さて、どうしようか。』

手を挙げてくれた歌手たちのことです。

その中には最初の私のように『いつか』と思っていた人も含まれるだろうし、『いいね』代わりのコメントをくれた人もいただろうと思います。
でも、そうでない人もいるはず。

まずは決まったお話から進めていくのが良い、ひとつひとつだと頭ではわかっているものの、やはり嬉しい声を聞かせてくれた人たちのことを放っておくことはできなくて。

別のピアニストと改めてグループコンサートをするのか(いやなんかそれはちがうだろう)・時期をどのように組むのか・はたまたグループとしてではなく回ごとにゲストとしてお呼びするのか…などなど

一旦考えるのをやめて本棚の整理をしようと思った時、ある女声アカペラ用の楽譜が出てきました。

これである。

というのも大学時代にクリスマスや学校案内のための旅公演で、女声合唱をする機会が多く、その音色が大好きだったのです。

頭の奥の方で『またいつかやりたいなぁ』と思っていたことをこの時思い出しました。

アカペラであれば少人数でもできる。人さえいれば(響きは選んでも)ある程度どこでもできる。

そんなふうに帳尻が合うと頭で考えるよりも早く、『あぁ、これは心からやりたいことだな』
という気持ちが勢いよく湧いてきてうれしくなったのです。

こうしてあっという間に企画ファミリー状態の構想ができて

募集のためにもある程度練った上で出そうと、不足情報をきちんと説明できるようにと走り回り(その話はまた今度)

そろそろお伝えしてもいいかな。

と思い立ったが吉日、募集期間をを2日ほどに絞り、あっという間にメンバーがきまりました。

期間をぎゅっとすると、楽しく音楽ができるだけではなく、やはり瞬発力がありながらも、遂行力の人たちが集まりました。

その中で説明を経てご一緒することにきまったのは全部で5名。

ルールは、
反社・マルチ・人の悪口は禁止。 
みんな笑いながら同意してくれました。


わたしは心の状態が身体や声に影響を与えると信じているので、自分が企画に関わるからには心理的安全性をとても大切にしているし、"自分が"共演者に愛情を持って接するのは当たり前だと考えています。


こちらのメンバーもみんな本当に主体的に動いてくれて、なにより朗らかで柔らか。
グループにメッセージがくるたびに、ありがとうと言いたくなるような、とても居心地のいいグループです。

こちらは入れ替わり立ち替わりはあるものの、年に何回かコンサートをすることとなりました。


10/29は着物女声アカペラ柿落とし♪

私が日本での演奏活動を再開した頃から胃袋を掴んで離さない鎌倉のレストランDraquireさんでランチ&ミニコンサートをします。  
次の日の心身も元気でいられるようなお料理を次々くりだすオーナーシェフはミラノ育ち、パリや日本での経験を経てお店をオープンしたこともあってか、初回から食べるだけでなく、いろんなお話をさせていただいていました。

『なにかできることがあれば』と場所探しなどに関して情報共有していただくなかで、『そういえばうちでよければ』とさらりと大変有難いご提案をいただいたことで、こちらも大きく漕ぎ出せることになりました。
本当にありがとうございます。

出演:植田芽依・小田原美佳・田仲由佳・Asami


そんなみんなも笑顔にしたい

思えば私のしていることは、色々な場所にいっては、大きな声でつぶやくだけ。
それでも、こうやって一緒に漕ぎ出してくれる人たちがいることに心から感謝しております。
こうして一緒に作っていただいているものが、だんだんとよりはっきりしたもの確かなものになっているのを感じでいます。

そして
『今はどうなってる?』『楽しみにしているよ』『絶対いくよ』『予約したよ。』
のお声が、いつも私たちを元気にしてくれています。

みんなみんな、ありがとうございます。

そんなみーーーんなの笑顔がみたいから、これからも精進して参ります。

最後までお読みくださった方がいたら、ありがとうございます。

よかったらまた、お付き合いください♪

Asami
https://lit.link/asamiyamadasoprano



大切な時間を使って最後まで読んでくださりありがとうございます。 いただいたサポートはその時その時で私が選んだところへの募金として使わせていただきます。