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note酒場での心のぼやきをひたすらに綴っていくnote

どうも、ナースあさみです。

こちらは、先日開催されたnote酒場に関する心のめもです。

いわゆる、イベントレポートとはかけ離れたものになることをあらかじめ伝えておきます。

たぶん、そういうのは他の参加者さんがレポートをたくさんあげてくれるはず。

私は、スタッフとしての視点でnote酒場を見つめるとこんな感じ、というのが伝わったらいいなと思っています。

そして、読み物としてのコンテンツにしたいので、あえて人のリンク(オオゼキようこ←こういうやつ)をつけていません。

ただひとりをのぞいて。



===

10月5日 22時半

note酒場、実は前日のこんな時間から始まっていた。
なぜなら、食材や機材の搬入があるから。

時間ぴったり。
飲み物や氷、食べ物やグッズなどの搬入が始まる。

そして、冷蔵庫や設備に関して、どこまで私たちが使っていいかを共有していく。

実はあの会場は、他にも定期的に使用している団体がいて、その人たちの材料や物品も多く残っている。だから、勝手に使ったり傷つけてしまっては大変。

私は自分が使う調理器具やデザートに使う食べ物を搬入しにきていた。海外旅行用のスーツケースにぜんぶ詰め込んで、銀座線をえっちらおっちら運んで、やっとここまでやってきた。

到着してすぐに、自分が紅一点であることに気がつく。

そうか。
世の中的には、男性のする仕事なのか…

でも、仕事で患者さん(40キロ)抱えてるし、役に立たないことはないだろうと自分を言い聞かせる。

到着してすぐ、発起人のうすいさんから

え?
僕もデザートの材料買っちゃった…!

マジかよ。
私が買うって言ったじゃん〜!!

と、まぁまぁいい感じの滑り出し。

食材は足りないより余るほうがまだいいし、フルーツはお酒にのっけてもジュースにしてもいいでしょう?

お菓子系なら焼いてしまえばお土産になるし…などと考えていたが、結果的にそんなの杞憂だった。残った食材は0だったから。

野菜や卵、調味料などの仕分けをお手伝いして、私は早々に帰宅。

いろいろ準備をして2時前に就寝。


10月6日 朝6時

起床。
曇っている。

眠い。
ひたすらに眠い。

いや、ここは考え方はを変えよう。
長めの仮眠をとったと思えば良いのだ。
そう、私はたくさん寝たのだ…!

顔を洗い着替えて、テンションを上げるためにとっておいたいくらをご飯にかけて食べる。朝からセレブ、私はいくら夫人

たくさん寝て、炭水化物と良質な脂質を摂取したのだからこれから動かなくてはならない。じゃないと、すべて脂肪になってしまう…!

と、ハマっているドラクエウォークをしながら会場に向かう。
ボスが倒せなくて毎回負けてる。えーん。


10月6日 8時半

30分遅れで会場に到着。

なぜか電車の乗り換えのタイミングなどがことごとくうまくいかなかった。ついてない。

エプロンをして、髪を束ねてキッチンへ。
すでに他のスタッフが黙々と作業をしている。

同じデザートチームのちーやんが話かけてくれる。

おはようございます!
よろしくお願いします!!

朝からなんて爽やかなの…
私は眠いよ……
なんて、口が裂けても言えない。

彼女には倍量仕入れてしまったフルーツたちをひたすら切ってもらうようお願いした。グレープフルーツとオレンジ、計20個ほどだ。

皮をむいて刻むだけ

とは言っても、柑橘類は皮が分厚いし中に種が入っている。フルーツゼリーを食べた人はわかったと思うけど、種も彼女がほとんど取ってくれた。えらい。

さつまいもを潰したものも、彼女が全部仕込んでくれた。
本当にえらい。

残ったら丸めて卵黄塗ってスイートポテトにしようと思っていたけれど、杞憂だった。

私はその間、マフィンというかフォンダンショコラというか、なんかそういうものの仕込みに入る。もはや自分でもよくわかっていない。

前日、樋口さんから

焼き物(マフィンとかクッキー)を出来るだけ早く終わらせて欲しい
そのあと、スチコンで蒸し物やりたいから

と、言われていたのだ。

キッチンの真ん中奥には、スチコンことスチームコンベクションがある。
オーブンと巨大蒸し器を兼ね備えているような機械だ。

焼き鳥もよだれどりもモツ煮もポテトとソーセージ炒めも、実はこの機械で一旦蒸してから提供している。

(きっとこれを読んだあなたはそんなのあったのね!食べてない!!と思っているでしょうね、心中お察しします…)

他にも、野菜を蒸したりいろいろと樋口さんは多用していた。

プロってすごいな〜

と関心しながら、私はあることが気になっていた。
樋口さんに指示されながら、ひたすら野菜を切り肉を切っていた目の前の男性に。

とても手際がいい。
きっと、普段はあんまり料理されないだろうけど、一通りの経験がある匂いがぷんぷんする。

樋口さんのアシスタントか?と思ったけど、コルクラボのTシャツを着ているからきっと違う。

この人、何者なんだろう…?
と思いながらも、自己紹介する暇もない。

あっという間に開店時間。

クッキーを焼く時間が取れず、こちらは夜に回すことにした。
お昼に期待していた人たちがいたら、ごめん。


そうそう。
開店前にアレをかぶらなくてはと思い、控え室に向かって愕然とする。

ナースキャップを忘れてしまった。
なんてことなの…!

料理をしながらうちわをもってるわけにはいかないので、ここはナースのアイコン的アイテムであるナースキャップでしょ!と意気込んで準備までして、白いヘアピンまで仕込んでいたのに。ううぅ。

泣く泣くキッチンへ戻る。

そうそう、この頃から至るところで先生という言葉が聞こえる。

樋口先生を呼ぶ声が聞こえ
山下先生を呼ぶ声が聞こえ
竹鼻…さんだけは最後まで竹鼻さんだったな。
なんか、ごめん。


ふと受付から外を見渡すと、Bさんやふみーくんが見える。
もう開店の時間なのね、早いわ…

と思っていたらすでに開店していた。
マジか。


11時

よし、これで夜の仕込みができるぞ〜!
と意気込んでいたら、いわゆるホール的なスタッフから

なんか、ものすごい勢いでフードが消えていて
今、野菜しか残っていません…

…なんだと…?
樋口先生もびっくりしている。

これは、私の想像だけれど
前回のnote酒場でフードが美味しいということが伝わり、かつ、今年はスーパーシェフの樋口先生がジョインしているおかげもあって

みんな本気で食べにきている=昼から戦場

という方程式が成立してしまったと思われる。

キーマカレーが一瞬で消えていて
さすがに私も言葉を失った。

え…?お米8合炊いたじゃん…?
残りのお米、これしかないよ…?

という眼差しを向けた瞬間
樋口先生は、お米をもう8合炊くよう指示していた。
かっこいい。


出しても出しても
どんどんみんなの胃の中へ吸い込まれていくフードたち。

そんな中、参加されている方から

カレーのルーって追加されますよね?

と質問を受ける。

うっ…あれで全部だよ…
あったとしても米がないんだ、米が…

ここで樋口先生の英断

カレー、もう1種類作るか!

の一言をちょうだいする。
さすが先生。拍手。

このあと、チキンカレーが登場するんだけど
樋口先生がスパイスから作ったやつだから
そりゃもうおいしいわけ…!

たぶん、レシピはこれ
違ってたらすまない。


もう、このあたりから、私の中で

”今日は相撲部屋の厨房に入っているんだ。
うん、そうだそうだ。
ここはnote酒場ではなく、相撲部屋。
瞬殺がデフォルト、すべて瞬殺飯だ!”

と思うようになっていた。

✳︎ちなみに瞬殺飯とは…
・作るのが瞬殺(すぐできる)
・食べるのが瞬殺(家族が喜んで食べる)
という2つの瞬殺を叶えるもの。
30分で作って、30分以内に食べ終わることを目指したい。

ありのすさんの瞬殺飯noteより引用


この間、ひたすらにまな板と包丁で料理と向き合う男がいた。
そろそろ、名前を聞いておかなくては、コミュニケーションエラーが生じてしまう。

あの!
そろそろお名前を伺ってもいいですか…?

あぁジュリといいます。
カタカナでジュリです。
そうだ、自己紹介していませんでしたね、すみません。

ジュリさん、この人だ。

お仕事でお料理とかされてるんですか?

いえ、本業は結婚指輪とか作ってるんですけど…

どういうことなの…?
なんでこんなに手際がいいの?
コルクラボの人だから?
手先が起用だから?

軽く混乱する。
ドラクエでいう、メダパニをくらったイメージだ。

ふと横を見ると、フライヤーを駆使して串揚げがどんどん生産されている。

去年もキッチンで一緒だったホンブさんがいる。
ホンブさんがいるなら大丈夫だ。

味見をさせてもらったけれどとてもとても美味しかった。
揚げたてなんて、おうちではなかなか食べれないしね。

キッチンの特権ということで、出来立てをちょいちょい味見しつつ、もうお酒飲まないとやってられないよねマインドが出現してきたため、チアキさんにお願いして人数分のクラフトビールを買ってきてもらう。

キッチンのみんなで乾杯。
う〜ん、美味しい!!

その瞬間あたりの写真を、有賀さんがこちらのnoteの後半に載せてくれているのでぜひ。

有賀さんもぐびぐびビールを飲んでいる。
仕込んできてくれたかぼちゃのスープは、これまた瞬殺だった。
そのため、キッチンのサポートに回ってくれていたのだ。

スープなくなっちゃったし
もうひとつ作ろうかな…!

わーいわーい!
たぶん、誰よりも私が喜んでいた。


そんな時、シンノスケさんから

子供用のご飯、なんか作ってくれませんか…?

コドモヨウノゴハン…?

横を見る。
樋口先生の姿がない。
そうだ、絶対的に食材が足りないからといって
買い出しに行ってしまったのだ。

パンがある。
卵も余っている。
砂糖とシナモンがある。

フレンチトーストだ。
有賀さんものってくれ、すぐに卵液を作ってくれる。

バターを溶かし
こんがり焼いてシンノスケさんへ渡す。

喜んでくれているといいな、と思ったらたぶんこの方だと思う。
よかった。


14時

よし、昼の部があと1時間で終わる。

もうこの時点で、仕込んでいた料理の8割が出尽くしていた。
そう、ここは相撲部屋。
私は給仕、ナースあさみ。

ここで買い出し班が戻ってきた。

おかしいな。
昨日の夜にみた食材と同じくらいの量があるぞ。
これをこれから仕込んで17時に間に合うのか…!

と、ここで足が濡れていることに気づく。
キッチンの床が水浸しになっていた。

あ〜…

食洗機を解体しても問題なし。
ということは、キッチンの下水へと続く排水溝がつまっていることを意味する。

なぜこのタイミングで…!

下水へと続く蓋をあげると、ものすごい悪臭がしてしまう。これは、どんなに掃除していてもそう。さすがに参加者がいる手前、今ここで掃除をするわけにはいかない。

ちなみに、わたくしナースあさみ、学生時代は飲食店でバイトしていたので食洗機と下水の処理は慣れている。

汚物の処理も、今の本業である。
どんとこい汚物。

15時にスタッフ以外の人がはけるので
そのあと掃除して、お皿を一気にまわしましょう

という判断をする。


15時

さぁ、15時になった。
下水の掃除をするか、と腕まくりしていたところ、あの男がやってきた。
ジュリさんだ。

僕、やりますよ

いやいや、結婚指輪を作っているようなデリケートな人にそんなことをやらせるわけには…

と思っていたら、通りすがりのねおさんもやってきた。
もう、ここはメンズふたりにお願いするほうが良さそうだ。

あとで聞いたら、ジュリさんも飲食店で働いた経験があるそう。
どうりで…!

一応、ナースとして感染対策をアドバイスさせていただきながら、ふたりの動きを見守る。

蓋をあけて、どんどんゴミを書き出していく。
もうちょっと形容しようがないほどアレだったので、ここは皆さんのご想像にお任せします…

ようやく掃除が終わり
水場の水を流しても
食洗機をまわしても大丈夫そうだ。
よし、一気に皿を洗うぞ…!

エベレスト級にたまったお皿をどんどん洗っていくスタッフたち。
お湯で洗うと手が荒れるのに、みんなえらい。

ふと、ねおさんをみると白いシャツが汚れてしまっている。
あぁ…申し訳なさ…
しかも、これから串揚げを揚げるというのに…

手を動かしながら
なんとかいい方法がないか考えていたら


ねおさん、着替えていた。
ボーダーのロンTに着替えていた。

ねぇ、なんで?
なんで着替えもってるの?
汚れること予測してたの?
ここはnote酒場だよ?

もう、聞きたいことがありすぎたけど
そんな暇はなかったのでここで聞いておく。

なんで、お着替え持ってたんですか…?


そして、ここで樋口先生から素敵なお知らせが。

まかないのチャーハンとパスタ2種ができたぞ

わーいわーい!

・牛肉入りチャーハン
・キャベツと塩昆布のパスタ
・カルボナーラ

スタッフの特権、どうか許してほしい。
めっっっっっっっっちゃ美味しかった!

おそらく、朝から動き回って、ここではじめて座った人も多かったんじゃないかな。みんながっついて食べていた。

ここで、スタッフ間の打ち合わせをサクッとおこなう。
想定よりもお客さんがきた&フードが出すぎて、みんな困惑していたのだ。

でも、話し合いの結果、私たちは私たちのペースでやればいいよね、に落ち着く。
だって、noteにいる人たちだもの、大丈夫。


17時

夜の開店の時間が近づく。

夜用に有賀さんがかぼちゃスープの用意を始めた。
ここでやっと、有賀さんがかぼちゃの帽子をかぶっていることの意味に気づく。

ハロウィンが近いから仮装かしら?
有賀さん、なんておちゃめなの...!

なんて陽気な考えをしていた数時間前の自分を殴りたい。
そんなことあるわけないじゃないか…!

でも、有賀さんもこうおっしゃってた
きっと、私のように思っていた人が
あとふたりくらいはいると思う。

スープと帽子をかけていたんですよ、みなさん…!


そして、このあたりから、ありがたいことにナースあさみさんですよね?と話しかけてくれる人がいて、とても嬉しかった。

忙しそうに見えてしまい、なかなか声をかけられなかったという声をあとで聞いて申し訳ない気持ちにもなったが、折を見て話かけてくれた方もいたので、ここはもうしょうがないかな、という気持ち。

会いたい人には自分から会いにいくし
好きな人には自分からアクション起こさないとね

というマインドを私自身が持っているので、どうか許してほしい。


そうそう。

夜になって、やはりぐでたまのエプロンをつけた得体の知れない女が気になるのか、みんな私の素性を聞いてくる。

お客さん:お料理の仕事をされてるんですか?
あさみ:えぇ、家事代行サービスで作り置きの仕事をしていて
お客さん:なるほど、だから…!
あさみ:でも、本業は看護師なんですけど
お客さん:???

樋口先生:このやりとり、何回もやってるよね

と言われる始末。
そう、ナースあさみ、一応の本業は看護師です!


そして、お昼の反省を活かして(?)
夜はお肉の他に、パスタをたくさん出す作戦にした。
お米だって、なんども炊いた。
4キロ近く炊いているはずだ。

どんどん茹でられ仕上げられるパスタ。
鍋ごと出しても5分で消えてしまう。

おかしいな。

夜用に前菜的なものも作っておいたが、これも瞬殺。
30分どころの騒ぎじゃない。5分で消える。

でも、ここで全部出してしまっては、負けてしまう(何に)

樋口さんや有賀さんとも相談し
18時半以降にしかけることにした。
去年のピークは19時以降だったからだ。


19時

仕込んでいたものを一気に出す。

ここで夜のメインのひとつでもあった
フォアグラ丼をこのタイミングで出した。

ちょうど、ここで盟友麻子が登場する。
なんてタイミングのいい女なんだろう。

どーんとテーブルに出した瞬間に人が群がってくる。
だいたい、フォアグラなんて1500円の食べ放題に出てくるような代物じゃない。

それにあんなフレッシュなフォアグラ、簡単に手に入らない。
オオゼキにもOKストアにも売っていない。

一度キッチンに戻って他の料理を出したときには、もうお米しか残っていなかった。どこいったフォアグラ。瞬殺にもほどがある。


麻子がキッチンにやってくる。
ちょうど、私はシーザーサラダ用にベーコンを炒めていた。
私の横には、三角巾をかぶった女性がいて

あらやだ!
あさみさんとぶたやまさんが並んでるじゃない!
感慨深いわ〜

と、ひとり盛り上がっている。

そうか、この方がぶたやまさん。
そして、麻子の友人…ということは只者じゃないな。

まだ酔っ払っていない麻子から、それぞれ紹介してもらう。
そして、彼女は人だかりの中に消えた。

ぶたやまさんと二人きりになって、最初に交わした言葉が

あの人、ちょっと頭おかしいよね

だった。
食い気味に「そうですね」と返答したことは覚えている。
あくまでも、褒め言葉だ。


ここで洗い物たちに目を向けたい。

怒涛のように料理がはけるということは
お皿など、大量の洗い物が出ることでもある。

食洗機もフル稼働であったが
それを回していたのが、またもあの男、ジュリさんだった。

あの人、今日15分くらいしか座ってなくない…?

私は、いい意味で手を抜くことも知っている。

だから、会いたい人やのみたいものがあれば
フードをサーブしたあと、ふら〜っと巡回し
話たり飲んだりして適度に息抜きしていたのだが

あの男は17時からこの時間まで
ずっと食洗機を回していた。
回し続けていた。

それだけじゃない。
調理のたびに出るお鍋や調理器具の洗い物も
ずっと手で洗い続けていた。

おそらく、ほぼ飲み食いしていないはずだ。
ずっとそれが気になっていた。

ちょうど、麻子とかなみんさんと話すタイミングがあったので、彼を紹介した。今日のあさみ的MVPは彼だよ、めっちゃ貢献してくれてるんだよ、と。

そうでもしないと、彼は食洗機から離れてくれない。

麻子もかなみんさんも、それを汲み取ったかどうかはわからないが、二人ともコミュ力高め女子なのでうまくやってくれたはずだ。


さて、ふら〜っと徘徊している間に
私にはどうしても会いたい人がふたりいた。
しりひとみさんと、いちとせしをりちゃんだ。

Bさんがまだなんか食べていたので
しりひとみさん、どこにいるか知らない?と聞くと
後ろにいる、あの人がそうだよと教えてくれる。

居た。
本当にはっぴを着ている。

しりひとみの「し」がエビだ。
本物に間違いない。

お互いに挨拶した瞬間
好きです、私も好きですと言い合う
note酒場恒例、告白タイムのはじまりだ。

こういうの、そろそろ男性とやりたいなと思いながらも、しりさんのあのnoteが好き、PVとの連動など話せてよかった。

唯一撮った写真がこれ。

画像1

しをりちゃんは、ようこにも手伝ってもらって探したのだけど結局会えずじまいだった。次にイベントがある時は必ず…!


そんなこんなでちょこちょこ動き回っていると、ぶたやまさんが声をかけてくれる。

あなた、ずっと働いてない?

夜勤よりは短いです、と返答するとニヤッとしていた。

だいたい、仕事だったらこんなこと全然割に合わない。
noteが、noteを書いている人が、この空間が好きだから
自分のできることで貢献したいと動き回っているだけだ。

それは、全スタッフ同じ気持ちなはず。

そして、残酷だけれどその熱量が途絶えた瞬間
スタッフとしての参加を控えると思うし
note酒場そのものに参加しなくなるだろうから

今日は、これでいいのだ。

このあたりの疲弊感や消耗については、去年参加していたオンラインサロンのイベントのあとに書いているので、よかったら。


21時

そろそろイベントも終盤。

有賀さんは、私のこのnoteを読んでくれていたし
樋口先生も食材が残るなんて許せん!というタイプだったため

ここから怒涛の使い切りメニューが飛び出す。

蒸していたかぼちゃはプリンになっていたし
ソーセージは、なんだかおしゃれソーセージになってた。

残っていたミント、何に使うんだろうとおもっていたら、最後のパスタに投入されていた。
ミントパスタなんて聞いたことなかったけど、これが本当に美味しかった。ミントの新しい扉が開かれた気がした。

ここで、すべての食材を使い切る。
自然と、キッチンチームみんなで拍手してしまった。

だって朝8時から、約13時間。
みんなみんな、料理を作り続けたのだ…!

そして、調味料が残っているとはいえ、食材を使い切ったのは嬉しかった。フードロスゼロ運動が、ちょっとだけ浸透した気がした。


ここで食洗機のほうをみると、ジュリさんがいまだにお皿を洗い続けている。かれこれ4時間半、ずっとだ。

あの人は、なんなんだ。

どうしても、樋口先生や有賀さん、林さんをはじめとする、いわゆる有名な人が注目を集めてしまうけれど、その裏にはジュリさんのように、ひたすら縁の下の、そのまた下を支えてくれている人がいる。必ずいるのだ。

閉店したあと、樋口先生も有賀さんも

今日のMVPは彼だよ。
彼がいないと僕が回らなかった。
あの人、何者なんでしょうね…

と、口を揃えて言っていた。


そろそろ、閉店。
私も会いたい人に会っておかねばと、フロアを見渡したら

オオゼキようこがいる。
子がいないということは、子を置いてまたきたのね。
熱量を行動で示す女、さすが。


22時

ジュリさんをはじめとするお片づけ部隊のおかげで、ほぼほぼの食器がもうすでに綺麗になっていた。すばらしい。

ここから拭き上げと収納だ。
タオルやペーパーを使って、みんなでせっせと拭いていく。

食器を拭きあげるのって、実は時間がかかる。
そして、濡れたタオルはすぐに乾いてくれない。

残っていたタオルやペーパーをケチケチ使って、なんとか食器類を片付ける。

今度は、グラスだ。

飲み物で使用したグラス。
これも拭き上げなくてはならない。

残っているスタッフ総出で、拭いていく。
なぜかオオゼキようこも拭いている。
ま、いっか。


残っていた調味料をスタッフでシェア。
みんな、自分の荷物をまとめ始める。

私も、ひと段落ついたところで退散することにした。

ナースあさみ、帰ります!
お疲れ様でした〜


24時

おうちにつくまでがnote酒場というわけで、ここから最後のタスクをこなす。

それは、樋口先生や有賀さんが言っていたワンポイントアドバイスをメモしておくこと。

途中、走り書きだけはスマホに書き留めたが、出来るだけ記憶が鮮明なうちにちゃんと清書しておかなくては…!

有賀さんも書いておられたけど、もう私得でしかなかったのだ。

調味料の組み合わせや、味付けの仕方、温度の管理、豆知識などメモ機能にどんどん書き溜めていく。

一通り入力し終えたら、荷物を片付ける。
シャワーを浴び、パジャマに着替えたところまでは覚えているのだが


気づいたら朝。
こうして私のnote酒場は幕を閉じたのだった。


まとめ

note酒場。
一言で言うならば、好きや感謝をカタチにする場だと思っている。

自分の好きなことを語る場
得意なスキルを発揮する場。

好きなクリエイターに好きと伝える場。
好きなものを好きと叫ぶ場。

あの時あのnoteがあったおかげで、私は救われたと実感する場。
そして、ありがとうを伝える場。

好きも感謝も、カタチにしないと意味がない。

そう思い、ジュリさんのためにこのnoteを書いた。あなたのおかげで、note酒場のフードはうまくいったのだ。

きっと、ジュリさん意外にも、それぞれの参加者ひとりひとりの胸の中に、必ずMVPがいるはず。


その人に対して
ちゃんと感謝を伝えましたか?
自分の思いをアウトプットしましたか?
会えて嬉しかったと言いましたか?

ここはnote。
誰もがクリエイター。

伝えないと、何も創造していないことと同じだ。


noteの理念である「つくる、つながる、とどける」の前に

伝えたいという気持ちと
伝えるための行動力を持ち合わせていないと
相手には何も届かない。

私はどうしても伝えたかったので
10000文字近くも書いてしまった。

ジュリさん、本当にありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。


私の中のMVPは、あなたです。



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