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ナースあさみの毎日

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日々のあれこれを綴るナースあさみのエッセイ置き場。
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2019年1月の記事一覧

きっと、はじめてのファン

きっと、はじめてのファン

このカード、かなり昔のものですよね?
えぇ、たぶん10年前くらいのものなんです。

このスタバのカードを出すと
長く働いてる店員さんから
こうやって話しかけられることがある。

モノをなるべく減らしたい私にしては珍しく
これだけはいつも持ち歩いてる。
(スタバに入らない日がないってこともある)

この話を書こうと思ったのは
友人のスタバ太郎くんが
自身のInstagramのストーリーズに
スタバカ

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なんでもない日こそ

なんでもない日こそ

今日の午前中まで温泉に泊まってきた。

友達となんのことない話をして
美味しいご飯を食べて
温泉入ってゴロゴロして
お肌すべすべで
漫画読んでTwitterするという

最高な休日だった。

帰りの電車で海や町を見ながら
なんでもないこういう幸せの定義について
ぼんやり考えていたんだけど

たぶん、私にとって阪神淡路大震災での被災が
大きな原体験のひとつになっている。
(過去記事はこちらから)

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誰も救わない心肺蘇生法

誰も救わない心肺蘇生法

今回は内容が重いので
ひとまずボリサットさんのサムネイルで
癒されてください…!

===

心肺蘇生法と聞くと胸のあたりを両手で押す
あの光景が浮かぶ人も多いだろう。

実際、止まったしまった心臓の代わりを担う方法は
あれしかない。
心拍が復活するまで、私たちは胸骨を押し続ける。

でも、これはあくまで助かる前提の話。

日本は高齢社会、高齢化率は25%をとうに超え
亡くなる人のほとんどは高齢者

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伝える先があるという事実が、私たちを救ってくれる

伝える先があるという事実が、私たちを救ってくれる

地震を含む災害、病気や離縁などを
人生の糧にして発信している人もいるけれど

自分の養分にできないまま
底辺へおちていく人もたくさんみてきた。

ある意味、病院や、例えば刑務所のような場所は
社会の中の底辺を見るにはうってつけの場所で
その人の分だけ物語と問題がある。

しかも、それは周辺の人を巻き込んでいるので
ひとつをほどけばすべて解決とはいかない。

家族がいない
お金がない

などはまだか

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美味しく食べ尽くすということ

美味しく食べ尽くすということ

私の料理好きは、そのルーツをたどっていくと父方のひいおばあちゃんにある。

彼女は私が5歳の時に亡くなってしまったので、正直に言うと、こんな感動的な思い出がある!とはいえないんだけど

割烹着かエプロンを毎日つけていて、腕には腕カバーをつけてて、台所でいつも何か作っていた後ろ姿が印象的だった。

生前の写真も、ほとんどエプロンをつけてたしそのロケ地は台所。
ひいおばあちゃんが寝ているところを見たこ

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ナースあさみの1週間は、こんな感じです

ナースあさみの1週間は、こんな感じです

突然で恐縮ですが
私のスケジュールをお伝えしてみます。

というのも、昨年もっとも聞かれた質問が

・あさみさん、いつ寝てるんですか?

・本当に看護師なんですか?

だったんです。

実は結構寝ているし、日々の時間を一番費やしている仕事は看護なんですが、いつもTwitterにいるせいでなかなかそう思われないみたいで。

おかしい。

ちなみに看護師の免許証はこちら

他の国家資格の免許証は知り

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ネタ切れしないのか問題

ネタ切れしないのか問題

前に友達と話していたら
発信のネタが尽きるという話をしていて
ふむ、と考え込んでしまった。

実を言うと、私は書くことを習慣にしてから
いわゆるネタ切れに見舞われたことが
1度もない。

むしろ、書きたいことをその瞬間に書けない事の方が多くて、エブリデイ消化不良状態。

新しく出会う患者さんのこと
通りすがりに聞こえてくる会話
気に入ったデザインや言葉
SNSやネットで気になったこと

考えだした

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特別は、いつまでも

特別は、いつまでも

先日、友人とごはん食べていたら恋愛の話になった。

私は経験もデータもあんまりないので
そういう話をすることがすごく珍しいんだけど

うまく話を持っていかれた感じがあったな〜

ご飯からの帰り道。

たぶん、友人との話で触れたせいか
大学の時の彼との思い出がうわーっと蘇ってきた。

圧縮袋にしまってあった思い出の袋を開けたら
想像よりも膨らんでしまってびっくり、という感じ。

付き合うまでの経緯だ

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書くことを仕事にした私が、次にやりたいこと

書くことを仕事にした私が、次にやりたいこと

去年の私は、オンラインサロン一色でした。

メンバーシップやリーダーシップ、運営や管理について知識と経験が雪崩のように降り注ぐ毎日。人とのコミュニケーションの中では、誰かとわかり合う喜びと、すれ違う虚しさを同時に味わう日も。

けれども、私自身の実感としては、サロンのことよりも書くことと向き合った1年だったと言えます。

あさみさんの文章が好きです。
あさみさんの文章を読むと泣けます。

と、言っ

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月がきれいですね

月がきれいですね

ここ数年の元旦は、いつも夜勤入りだ。

お昼くらいに起きて
おせちとお雑煮とお屠蘇を飲んで
しっかり酔いを冷ましてから病棟へ向かう。

この時期は毎年そうだけれど
感染症オンパレードだ。

特に昨日は、感染性腸炎とノロウィルスの患者が多くて
新年から汚物まみれの夜勤でかなりヘロってしまった。
(もちろん、感染防御のためにめっちゃいろいろ装備してるよ)

そんな中、一緒に働いていたヘルパーさんが

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過去をお出汁にかえる

過去をお出汁にかえる

あけましておめでとうございます。

本年もnoteとナースあさみを
よろしくお願い致します。

さて、新年早々めっちゃどうでもいいことなんですが
昨日で約1年近くいたオンラインサロンを辞めました。

理由はいろいろあるのですが
有料の暴露記事にするつもりも
変に思い出を美化するつもりもなく

これからの私の姿や行動
そして、コンテンツで返していくつもりです。

ただ、辞めるにあたってこれだけは!と

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