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これまでのこと、これからのこと。ゼロの紙さんとの絵本のこと。

11月になり、10/31までの期間限定ネットショップ「ひと色店」を閉店いたしました。

ご来店くださったみなさま、誠にありがとうございました!

刺繍、アロマ、ビーズ。
販売していたのは、素敵な作家さん方による、いろの子とのコラボ作品の数々!

それぞれの視点から表現された色の世界が、どれだけ楽しくて、どれだけ嬉しかったか。

うわの空さん、三間あめさん、麻衣です!さん、たくさんのときめきを、しあわせなウキウキを、本当にありがとうございました!!

私は昔から、自分の絵から何かを想像してもらうことが好きでした。

10年以上前の小さな個展でも
私はこんなことをしていました。
押入から発見したメモ帳。
忘れていた内容を読んでびっくり。
こんなにも同じことをしていたなんて。

いろの子たちは、「この色はこんな子かもなあ」って楽しんでいたひとり遊びがはじまりでした。

最初のいろの子たち。
色と対話をしているうちに
そのまんまの子もいれば
変わる子もいました。

その頃は、こうしてコラボにつながるなんて想像もしていませんでした。

絵を描いてきた私。
同じように、それぞれの場所で、それぞれに大切なことを積み重ねてきたみなさん。

ひと色展はたまたま絵がきっかけでしたが、お互いに積み重ねてきたものが集まったからこそ、特別な喜びが生まれたんじゃないかなあ、と思っています。

ほんとに、関わってくださったみなさんでつくった作品展でした。
ひと色展は、感謝の気持ちと共にあります。

ひと色展から1ヶ月たち、久留米と大倉山での経験が、自分の身になっている実感があります。

例えば、自分の中でバラバラに点在していた絵本の種たちが結びついていく感覚もありました。
学生時代から憧れて、目指しては挫けていた絵本の文章づくり。
掴めない霧だった世界がまとまりそうな予感!

表現を見てもらえたこと、いただいた言葉たち、みなさんの創作世界に触れられたこと。
それらがおおきな刺激とエネルギーになったからだと思います。

現在進行中の創作を引き続き大切に進めながら、自分とのコラボもゆっくり形にしていこうと思います。

そして、素敵なゼロの紙さんとの絵本『どこかでだれかが』も、ただいま製本作業中です!


noteで公開したときから製本化を目指していたのですが、想像以上に難しく、時間を要してしまいました。

また、制作に手一杯で進捗をお知らせできず、お待ちいただいていた皆さんには大変失礼いたしました🙏

noteや久留米や大倉山でいただいた「絵本がほしい」というお声を励みに、試行錯誤を繰り返し、何度かサンプル印刷をして、ようやく完成品の印刷に進めました。

今は、完成品が届くのを待っているところです。

横浜会場で展示した製本はA5。
その後、いろいろ考えて、
もうひと回り大きくすることにしました。
一般的なノートと同じ、
B5サイズに決定しました。
自宅プリントを重ねて、サイズチェックの図。


注文から届くまで、10日ほど空きます。
待ち遠しいなあ〜

だけど、その間にオマケを思いつきました💡
絵本に登場するいろの子を紹介する小冊子と、ポストカードです。

小冊子は折本でつくります。
なんかすごーく好きなんですよね、折本。
折ると小冊子みたいになります(右)
(左)ポストカードはこちらのシーンを。

製本が無事に仕上がりましたら、11/11(土)に私のネットショップ「きりんの背中」にて、送料込み2,500円で販売する予定です。

製本が届いたら、またきちんと告知させていただきますね。

最後に、予定が何度も延びてしまったにも関わらず、私の思考錯誤を尊重してくださり、いつも優しくお声かけくださったゼロの紙さんへ、心から感謝申し上げます。

ゼロさんの世界観と文章のリズム、包み込まれるような読後感が好きです。
ご一緒できて、光栄に思います✨

どこかでだれかの手のうえで
物語が開いて閉じていく…

そんな光景を想像して、製本仕上がりまでのドキドキを紛らわそうと思っています。

先日、モンブランのつもりが
押し間違いでパフェを注文してしまった。

注文ミスはここだけにして……
どうか製本は無事に仕上がりますように…

それにしても…
パフェはただただ幸せでした。

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