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夢が叶う働き方

私を働き者だと思うかい?とんでもない!子供のように、好きなことだけをして毎日を過ごしたいんだ。それを実現するために、今、まさに働いている最中というわけさ。

私は人から働き者と思われがち。それと言うのも、結婚したときから夫の分まで働いて家のローンを払いながら家計を支えたから。その後もワインバーとカフェを経営、今は主に観光客向けのお菓子を作って販売しているから。そのほかに古民家を一棟借りての民泊業、加えて元義母の会社を引き継いだ不動産業も始めているからだ。

幸い勤め人でないため、対人的なストレスはない。ただ、休みもない。会社で働く人の中には、一生この会社に勤めようと思っている人も多いだろうけど、いつか転職したいって人や、脱サラして起業したい人もいるだろう。

私もそう。いや、もう起業してるんだけど、起業すると忙しい。やることが多いからね。本当は、週に3日くらい働くのが理想。4日は好きなことをしているってのがいい。作ったお菓子を店で売っているんだけど、店は週休2日、で、アルバイトさんも入ってくれるから、私が店に出るのは実質3日間だけ。しかも12時から17時という短時間営業。だけど、あれ?もっと働いてる気がする。

そう、お菓子はネットの販売もしているため、時間を問わずに注文が入ってくる。卸も少ししているので、時間を問わずFAXが流れてくる。私以外のアルバイト、パートさんはもちろん決定権がないので、なにかあるとすぐに私に相談に来る。

「○○観光ホテルから最短で50個の注文が来てます。でも、他の注文があって、4日後にしか送れないんですけど、どうしましょう」
「どこかの会社から大口の注文がきてて、振込み対応できるか問い合わせが来てます」

などなど。ちなみに、お菓子を作っている工房は私の住んでいる家の隣にある。廊下で普通に行き来ができる。なので、私がお昼ご飯を食べていても、そういう話をしにしょっちゅうスタッフがやってくるのだ。これでは落ち着かない。そうか!今書いてて分かった。私が休みにも関わらず、なんだか落ち着かないのはこれのせいだ。

いや、他にもある。民泊は休みに関係なく予約が入る。最低2泊、2名からの設定にしているのだけど、それでも掃除には入らないといけない。一棟貸しのため、一回の掃除は普通に家の大掃除くらいの分量がある。結構大変。

今はそれに加えて米作りと畑での野菜作りもある。4月〜9月の農繁期はnoteを覗く元気もない。

なんでそんなに色々やっているのか。それはasamiさんのこの記事にもあるように、ひとつの仕事が継続できなくなったときのため。

私は元来サボりたい人間。心置きなくサボるには、生活の基盤がしっかりないことには話にならない。その、基盤を作るべく、今、働いているだけで、働くのが好きで、働いているのでは、決してない。仕事を複数持つのも、単線よりも複線のほうが乗り換えが効くからだ。私はサボりたくて働いている、すごくサボりたいから、やり方を変えたり、考えたりしながら工夫して働いている。そして、私の夢を実現するために働いている。

私の20代からの夢、それは

・農繁期は田んぼと畑をやって、農閑期はエッセイと小説を書く。

素晴らしい夢やな。うん、この上なく素晴らしい。

この夢を思い描いてから、20年くらい経ってる。どうして田んぼと畑なのか。少なくともこれで食料は調達できる。幸い実家に田畑もある。これからの時代、これ、すごい大事じゃありませんか?それに農耕は普通に楽しい。でも、光熱費や税金などの現金は必要。そこは今のビジネスでキャッシュフローの基盤を作る。そして書く時間を作る。これが今、少しづつ叶っている。田んぼと畑は3年目で、だんだん上手く作れるようになっている。エッセイと小説はまだ1年目だけど、このnoteのおかげで多少なりとも読んでくれる人がいる。嬉しい。考えてみりゃすごいことだ。もう叶っちゃってるよ、ほとんど。夢が。

そうだ、タイトルが「夢が叶う働き方」になってるけど、全然そんなこと言ってなかった。ちなみに、Topの引用は私の言葉なんですが、これには続きがあります。

ただ問題なのは、働いてる期間が思いのほか長引いている、ってことなんだ。

そう、20年かかってる。だから私のやってることは手っ取り早い方法とは言えません。みなさんに何か伝えるほどノウハウはありません。タイトルが「釣り」でごめんなさい。でも、あともうちょっとでなんとかなりそう。そう思いながら、今日も働いてます。明日から東京へ出張です。

サポートありがとうございます!旅の資金にします。地元のお菓子を買って電車の中で食べている写真をTwitterにあげていたら、それがいただいたサポートで買ったものです!重ねてありがとうございます。