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こう変わればいいのになぁ常識

月曜日が憂鬱なのは、
休み明け一発目だからという理由と
次の休みまで一番遠い曜日だからという二つがあると思う。

当たり前だけど。


だから私は一番好きな季節が春なのだが、
春は次の春まで一番遠いという理由で寂しくもあるという捻れた感覚を持ちながら生きている。





そんな月曜日の昨日は眠い目をこすりながら仕事をし、
駅前まで散歩をして昼ごはんを物色した。


とうとう緊急事態宣言が解除された。

近所のタンドリーチキン弁当を売っているお店は、「緊急事態宣言が解除されるまでテイクアウトをします」と貼り紙がしてあったのでもうテイクアウトができず少し悲しい。


結局、たこ焼きと焼うどんというやけに縁日テンションのチョイスをして家に帰った。





夜、VOGUEでムダ毛に関する記事を目にする。

ジュリアロバーツが脇毛を剃らずにレッドカーペットへ登場した例からはじまり、
海外のセレブたちによってムダ毛への感覚がアップデートしているということ。

日本でも脇毛を綺麗なグリーンに染めるあっこゴリラさんなどをはじめ、徐々にだが従来の「ムダ毛」への感覚を変化させている人も増え、最近は過剰なムダ毛広告に辟易する声も聞こえはじめている。


私は学生の頃、
母親と喧嘩したときに脱毛サロンへ行き、
衝動的に何十万円ものプランに契約したが(今思うとADHD要素の一つだったのかもしれない)
改めて考えると、あれって本当に必要だったのだろうかと思う。



彼が女性の脇毛に抵抗がないこともあり、
最近は脇毛を剃っていなくても憂鬱な気持ちになることが少なくなってきた。



RIPSLYMEのSUさんが
「真冬のあの子脇毛の処理は〜」
なんて歌っていたのを思い出すが、
真夏でも真冬でももっと身体の自然な状態を受け入れられる社会の雰囲気が出来ていくといいなと思う。





常識をもう一度考え直してみたいと思うことは他にもいくつかあり、一つは就活のリクルートスーツだ。


これは実際自分が就活をしていた頃からブーブー言っていたのだが、
黒のスーツに黒髪で後ろを縛るのがマナーなんて誰が決めたのだろうか。


自分が面接官だったら誰のことも印象に残らないだろう。


当時私はショートヘアに紺ストライプのパンツスーツで、面接待ちのときに
隣の女の子が「スーツかっこいいですね」と褒めてくれて嬉しかった記憶があるのだが、
みんなそれでいいんだよ!!!!


ちょっとだけ個性だして落とされるようだったら自分に合わない会社ってことだよ!!!!

と全力で言いたかった。


他の職種はいいかもしれないけど例えば金融は堅いから〜などと言われるかもしれないが、ぜひその常識も変えてほしい。

自分は新卒として今後就活をすることがないのに一体何に対して文句を言っているのかという気が段々してきたが、
今後大手の面接官の皆様にも許容範囲を広げてもらえたらいいと思う。





最後に、これも見直す余地があるのではと思うのは結婚式だ。

これまで、様々な友人の結婚式に参加してきた。

もちろん参加したいから参加しているのだが、金欠にとってのご祝儀はやはり辛いものがあったり、仰々しいスピーチが多く久しぶりの友人と話す機会がなかなかなかったりと、思うところはある。

参加した結婚式では漏れなく号泣させていただいているし、普段松屋やマックばかり食べているような私があの素敵なお料理の数々を食べられるのは滅相もないことなのだが、
いろいろな結婚式の様式がもっと浸透していってもいいのではないか。


文化の違う海外を引き合いに出すのもあれだが、
アメリカなどはご祝儀が必須という概念もほぼなく、新郎新婦の欲しいものリストを選んだり、式中の歓談もわりと自由なところが多いらしい。


日本らしく堅い結婚式を好むのもよくわかるが、もっと気軽にフリーな考え方をもつ人が増えていくと選択肢が広がっていいのではないか。


パーティ用のドレスやスーツ、ヘアスタイルもね、マナーが多すぎて大変だからもっと遊びをきかせたい。


髪の毛を巻き巻きにセットする「THE パーティスタイル」が似合わないこともあるので、
最近はH&Mで買った金ピカのヘアピンを大量に頭に挿すことで華やかさを出しているのだが、
お祝いの気持ちが現れればいいと思っているので、自分なりに自由なお祝いスタイルを模索していけたらなと思う。




伝統を守っていくべき部分もあるが、
新しい文化を取り入れて進化していくべき部分もそれと同じくらいあると思うので、
色んな常識が変わっていくといいなと思う。


ちなみにアメリカの結婚式は、
ドレスコードに合わせてみんなでお揃いの服を着るのが主流らしいのでお揃いが苦手な自分はやっぱりダメかも。

面倒な奴だな。

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