女子大生2人でヒッチハイクした話#4
21歳の夏に友人と高知から東京へヒッチハイクをしました。
前回までの記事は以下の通り
#1 ヒッチハイクに至った経緯
#2 ヒッチハイク1日目:下道編
#3 ヒッチハイク1日目:高速編
ヒッチハイクのスタート地点、宿毛は高知県の南西に位置します。
1日目の夜はトラックの運転手さんが24時間営業のサービスエリアまで乗せてくださり、そこで1泊しました。
#4ではヒッチハイク2日目を記事にしました。
<7台目>またまた四国の方にお世話になる
9月14日、朝8時。
連休の中日で、車の量も多い土山サービスエリアでボードを掲げました。
10分ほどで女性の方に声をかけて頂きました。
リフレッシュに富士山を見に行くということで、静岡サービスエリアまで乗せて頂くことになりました。
早朝に徳島から運転してきたようで、またまた四国の方にお世話になることに。
途中とても曇っていましたが静岡に着いたころには晴天に!
きっと綺麗な富士山が見れたのではないかと思います。
朝早くから2時間以上も乗せて頂いて、本当にありがとうございました。
<8台目>目的地変更?ヒッチハイクは失敗?
静岡サービスエリアで軽食を済まし、いよいよ「東京方面」のボードを掲げることに。
9月といえどまだまだ日差しが強くて、立ってるだけで汗がじわじわと。
あるご夫婦に声をかけて頂いたのですが、赤ちゃんがいて大変そうでご迷惑になりそうだったので丁寧にお断りしました。
声をかけて頂いただけで本当に嬉しかったです。
5分後、別のご夫婦に声をかけて頂き隣のサービスエリアまで乗せて頂くことにしました。
友人の祖父の家とご夫婦の住まいが、近いらしく大阪の話で盛り上がっていました。
ご夫婦は毎年9月の連休に下田にBBQに行くらしく、メンバーはあるご家族からその友達、同僚、恋人、と輪が広がっていったらしいです。
そんなこともあり
「一緒にBBQ行く?」とお誘い頂き、私と友人即決(笑)
ヒッチハイクで東京までは行けませんでしたが、決して失敗ではありません。
むしろ幸運だったと思っています。
ヒッチハイク最終地点で号泣
ご夫婦に連れて行ってもらったBBQでは初めて生ハムのブロックを切って、本格的な天ぷらの揚げ方を見て、美味しいものをたくさん食べました。
なによりもそれぞれのバックグラウンドが凄すぎて刺激的でした。
将来を迷ってくすぶってる私にいろいろな話をしてくださって号泣(笑)
初対面の私たちを受け入れてくれて、一緒の時間を過ごせたことが本当に嬉しかったです。
最後に
ここまで読んでくださってありがとうございます。
ヒッチハイクに対する意見は様々だと思いますが、私はやってよかったと思っています。
私が思っている以上に世の中には親切な人がたくさんいました。
今回出会えたみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。
余談ですが、ヒッチハイクしたことはもちろん両親にばれて怒られました。
しかし、半年後に突然両親から、知らない女の子と観光地で撮影した写真が送られてきました。
話を聞くと「ヒッチハイクしてたから拾った。お前も誰かにお世話になったから恩返しに」と。
とても驚いたし、嬉しかったです。
自分の行動が誰にどう影響するかわからない。
それなら良いことをしよう、幸せにできることをしよう。と改めて思いました。
最後までお読み頂ありがとうございました。
▼ヒッチハイクに関してはこちらにまとめています
▼旅行も好きだけど、日常も好き
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