見出し画像

材料がそろわなくても自家製キムチ 3月20日(月)

毎年恒例キムチづくり(レシピはこちら)。
今回はキャベツでチャレンジ。

材料はあるものでOK

キムチづくりに必須の韓国唐辛子は友人のおすすめを共同購入。その他の素材はまずまずそろっている。買い物せずになんとかなりそう!

手順1 下漬け

まずはキャベツの下漬け。
白菜は干す→塩で漬けるの工程だけど、キャベツは「塩をまぶして1時間でOK」らしい。私は待つのが苦手なのでこれはうれしい!

大きめのざく切り、3%の塩、重しをして1時間でOK
重しはお皿を重ねたりと工夫して

手順2 ヤンニョム(合わせ調味料)

お次はヤンニョム(合わせ調味料)。

餅米粉で「キムチのり」をつくり、いりこ出汁をとって冷ましておく。
ボウルに野菜を切っていれる。あ、大根がない!そういえば友人が「切り干し大根を入れるとおいしいよ!」と言っていたので試してみる。生姜とりんごはすりおろす。唐辛子は粗挽きと粉の2種類。ナンプラー、梅シロップ、蜂蜜もいれる。よくキムチづくりの材料に入っている「アミの塩辛」は入手が難しいのと「魚介系うまみはナンプラーが入るしなくてもよいのでは?」と判断して省く(それでもきちんとおいしくできる)。

ボウルに材料を刻んでどんどん入れる
ナンプラーは「うまみ」のもと
もてあましていた梅シロップを蜂蜜のかわりに入れる
蜂蜜もすこしだけ入れる

ヤンニョムの材料は18種類にものぼる。
そのうち、今回はにんにく、細ネギ、ニラ、干しエビがない…でも大丈夫、きっとなんとかなる!

ニラのかわりに庭のラッキョウを抜いて葉ごと使ってみる。何事も実験。
ヤンニョム完成!

手順3 すべてを混ぜる

きゃべつをしぼって
ヤンニョムに混ぜて…
できあがり!
清潔な瓶に入れて保存

味をみたらおいしい!!発酵を待たずにその夜から食べ始める。ほとんどのキムチに入っている「アミの塩辛」やにんにくが入っていないからか、爽やかな味わい。辛さも自分で調節できるのもいい。そしてなんといっても経済的!

キムチは高くて買えない…ならば自作する!

私がたまに買う自然派キムチは200gで450円くらい。うっかりパックのままテーブルに乗せたら最後、一回でなくなってしまう。

こどもに「キムチ買って~」とたびたびせがまれるが、賞味期限が近づいて値引きされている時にしか買えない(キムチは発酵食品なので賞味期限は気にしない)。でも自作すれば「いくらでも食べていいよ~」と言える。大量にできたらおすそ分けだって!

一度キムチを作ったら、勢いがついて取り憑かれたようにキムチをつくる。夜、朝、夜、と24時間で3回(合計12キロ!)。

最後の方は材料が足りなくなってきて、ナンプラーを自家製アンチョビ(3年間冷蔵庫で眠っていた)で代用したり、りんごや白ごまなしで強引にまとめ上げたけど、それでもバッチリおいしくできて、キムチの懐の深さに感じ入る。

いま、わが家の冷蔵庫にはキムチがぎっしりつまっている。なんという満足感。空き瓶をごそごそ探して、次なるフェーズはおすそ分け。

たくさんできたらおすわけするのも楽しい

手作りキムチのすすめ(何度でも言いますが材料完璧でなくてOK)

自家製キムチ、すごくおすすめ。食べることと作ることが好きな人にはぜひ一度作ってみてほしい。とにかくおいしい。そしてリーズナブル。作る工程も抜群にたのしい。材料は全部そろわなくても大丈夫!

本来寒い時期に仕込むキムチ。今回は時期的にギリギリセーフ。夏にはきゅうりのキムチをつくるつもり。

キムチのオリジナルレシピはこちら
(何度も言いますが、材料は全部そろっていなくても大丈夫)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?