デンマーク語とスウェーデン語を強化します
★スウェーデン選挙の取材期間、ストックホルムのAirbnbで。
デンマーク語とスウェーデン語は、ノルウェー語に似ています(スカンジナビアという地域にあるこの3か国は文化と言語が似ている家族みたいなもの)。
オスロ大学のメディア学科の教材も、なぜかスウェーデン語とデンマーク語も読めて当たり前という意味不明な環境でした。過酷でございました。
仕事柄、スカンジナビア3か国の関係者が集まるカンファレンスなども取材するので、この3言語は飛び交います。
ノルウェー人はノルウェー語で、
スウェーデン人はスウェーデン語で、
デンマーク人はデンマーク語で話を進めても、
お互いに、なんとなく分かるからコミュニケーションが成立する。
発音が特に難しいデンマーク語だけは聞くのが大変ですが(ノルウェー人やスウェーデン人にとっても大変)。
こういう暮らしだったので、デンマーク語とスウェーデン語においては、語学の授業は受けたことはありませんでした。
それでも、両国の選挙取材には驚くほど支障がありませんでした。正直、語学の壁を感じなかったので、拍子抜けでした。選挙特番や記者会見も問題なくリスニングできます。
ただ……。
テレビの司会者や政治家が話している言葉は聞き取れます(政治オタクだし、この3か国は似ている制度もあるので、政治や報道の場に慣れていて、想像力や勘もあればなんとかなる)。
リーディングとリスニングは問題ないといえば、ないのですが……。
なんかね、
私の場合はね、こういう問題が前からある。
「一般市民の普通の会話がちゃんとリスニングできない」問題
例えば、方言がある人とか、子どもや高齢者が話している内容。
(スウェーデンは、その人の方言によっては理解度があがることもあるけど)
内容が一般的になればなるほど、政治から離れれば離れるほど、理解度が下がる傾向あり。
政治家やテレビ番組の司会者のリスニングは問題ないのに。
例えば、若い人たちが飲み会しているときの会話とか、困難。
大学とかのアカデミックな文献や難易度が高いはずの公的資料は、すらすら読める(オスロ大学で読まされていたのは文献オンリーだし)。
でも市民が台所やカフェで話している会話は、リスニングが困難。
時と場合にもよりますが。
わたしには、こういう変な現象が前から起きている。
しかし、次の北欧各国の選挙取材の目的は
高校の社会科の授業を見学したい!
つまり若者たちのいつもの会話をもっと聞き取れるようになりたい!
首相や大臣や記者が言っていることはわかる。でも高校生の授業中の発言とか、リスニングをする自信ちょっと欠けてる!
というわけで、私はスウェーデン語とデンマーク語の一般会話レベルのリスニングとスピーキング力を鍛えますよ。
台所や教室で話されている会話を聞き取れるようになるぞ。
食堂や休み時間に、高校生とおしゃべりしたいんだ!
で、勉強方法はどうする?
ちなみにスウェーデン語とデンマーク語は2009年からほぼ毎日使ってはいます。
仕事柄、北欧5か国のニュースは毎日チェックしているので。
日本語、英語、ノルウェー語、スウェーデン語、デンマーク語、フィンランド語、アイスランド語の7か国語は毎日今は触れていることになりますね。フランス語はたまにくらい。
だからスウェーデン語とデンマーク語を「仕事」から「勉強」モードにするだけで、アイスランド語とフィンランド語の勉強開始ほど大変ではない。
一般会話が苦手ということは、恐らく基礎から単語のリスニングとスピーキングを鍛えたほうがいいのだ。
今までは口頭でのコミュニケーションはノルウェー語でしていたけれど、できる限り、スウェーデン語とデンマーク語の発音で私自身も話せるようにしたほうがいいのだ。
だからニュース番組や記者会見をどれだけ見ていても、私の強化したいスキルは鍛えられないのだ。
★Innovative Languageの学習サイトで自分の発音を録音して聞いて、
★ネイティブと会話できるitalkiも使って、ノルウェー語に頼らずに私も話せるようにしたほうがいいのだ。
そうしたら、恐らく高校の授業も次の選挙で取材できるのだ!先生と生徒の会話を理解して、生徒がつぶやいている考えを私は聞きたいんだ!
高校の教科書は読める。ニュースも理解できるし、政治家の討論も分かる。でも今のままだと生徒同士のおしゃべりのリスニングは難しい!
特にデンマーク語!
特にデンマーク語を自分でも話せるようになって(ノルウェー語に甘えてノルウェー語で会話しない)、
デンマーク語をもっと聞き取りたい(デンマーク語の発音は独自の道を突っ走っていて、リスニングはノルウェー人にも難しい。できるけれど、集中しないといけないから疲れる)
というわけで勉強時間の記録始めます
ちょこちょことですが、できる範囲でその日のスウェーデン語とデンマーク語の記録もアプリForestにしていきます。
仕事で使っている言語なので、仕事のニュース検索中の時間とかは細かくは記録はできないけど、教材使っての勉強時間なら記録できると思う。
わたしはやるぜ。北欧の選挙取材のために。北欧の政治は若者なしで語れない。
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語学スキルのおかげで実現したお仕事
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10/25-31のフィンランド語の勉強 合計17.4時間
10/25-31のアイスランド語の勉強 合計14.3時間
10/25-31のデンマーク語の勉強 合計2.7時間
10/25-31のスウェーデン語の勉強 合計2.2時間
『北欧の幸せな社会のつくり方: 10代からの政治と選挙』『ハイヒールを履かない女たち: 北欧・ジェンダー平等先進国の現場から』(かもがわ出版)発売中です。カラフルな写真とともに、ぱらぱらと読める北欧モデル資料集のようになっています。