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オンライン会話で56レッスンを受けて、講師との授業の進め方

☆写真はフィンランド・ヘルシンキのカフェにて

italkiでフィンランド語の語学会話レッスンを始めて約2か月。いつのまにか56回のレッスンを受けていました。

基本的には1時間レッスンで、たまに30分の時もあります。

これまでの体験での気づきをメモ。

講師との相性は試してみないとわからない

他の受講生による講師の評価などは掲載されていますが、やはり相性は人によって違うので受けてみないとわかりません。

評価も基本的にいいものばかりなので生徒の本音が出ているとは限らない。「相手に悪いかな」と思ったり、フィードバックが面倒で、基本的にいつも☆5段階評価で最高の「とても良かった」を私は癖のように押しているので、ほとんどの講師は評価数値がいずれにせよ高いです。あまり評価の参照にしないほうがいいかも?

時間変更が多い講師はやめとく

1回目は相性がいいと思っても、頻繁な時間変更や突然のキャンセルをしてくる講師もいるので、1か月以内にそれが続く講師とはレッスンをやめる。私はこれで2人の講師はもうやめようと思い、italkiにある「パッケージ」というお買い得価格のレッスンセットも途中キャンセルして返金してもらいました。

私も暇ではないので、時間変更をあまりされると、私の時間が無駄になってしまうし。そもそも最初に空き時間を提示しているのは講師側なので、その講師が時間を何度も変更する癖のある人だと、ふりまわされてしまう。

あと、「この時間は空いているよ」という表示にしているのに、いざ申請すると、キャンセルしたり、「ごめん、まだスケジュールが確かではない」と後からメールしてくる人もいます。「じゃあ、そこのスケジュールを最初からクローズにしておいてー」とこちらとしては思うのですが、こういうことをしがちな講師というのもたまにいます。

講師の紹介動画で画像の質をチェック

italkiには講師が自分の紹介動画を出しています。この時の音質や画質、講師がネットやパソコン器具の扱いに慣れているかを確認。スマホでぶらぶらが画面が揺れている人はやめたほうがいいかも。

自分の感を信じる。相手への遠慮はしなくていい

講師との相性に関しては自分の感に耳を傾ける。「うまく説明できないけれど、なんかいまいちだな」と心の中でのもやもやが続くようなら、やめとく。「相手に悪いかな」という気持ちも沸くけど、お金がもったいないし、そのお金を他の講師との時間に投資したほうがいい。

プロの講師ではなくてもいい

italkiでは「プロの講師」か、プロの講師ではない「コミュニティ チューター」かどうかで相手を選べますが、私は「コミュニティ チューター」のほうが圧倒的にいつものおしゃべり会話をしやすいのでこちら派。

もし初心者で文法の知識がまったくない場合はプロの講師のほうがいいかもしれませんが、価格もぐいっと高くなります。

私はプロの講師も何人か試しましたが、「コミュニティ チューターで十分だな」というのが個人的感想。

ネイティブの講師のほうがいいかも

italkiでは「ネイティブ」と「ネイティブではない講師」の両方が選択可能です。ネイティブではない講師だと相手が間違えていてもこちらは分からなかったりするので、間違えたことを覚えるリスクがどうしても多少ある。人間誰だって間違えるものだし、私だって日本語を完璧には教えられない。しかしネイティブ講師とそうでない講師では価格帯もほとんど変わりません。それだったら私は絶対にネイティブ講師派です。

会話を広めてくれない講師とは残念ながら………

講師によって、会話をどんどんつなぐのが得意な人と、そうではない人がいます。北欧やフィンランドの人はもともとシャイというか、おしゃべりではない国民性というのも関係していると思います。

人によっては小さい沈黙が続いたり、私のほうでどんどん会話を広げないといけない「気分になる」場合があり、そういうケースではレッスンはこれを最後にします。

会話を広めるのはそもそも生徒側ではなく講師側のお仕事だと思うので、会話を広められない自分をだめだと思う必要はなし。

割引価格を提供されても簡単にはのらない

italkiでは初めてのレッスン終了後に、「これからもレッスンを続けてくれたら、君には半額だよ!」と連絡してくる講師が何人かいました。私はそれでもその人との相性がいまいちだったなと思ったら、価格が安くても返事はしていません。

自分は何を学びたいかを講師に伝える

今私がお気に入りで定期的にレッスンを予約している講師は3人います。

Aさんとは、どんどんおしゃべり(彼女から文法の確認や修正ほとんどなし、チャットでメモ記録もほとんどしない。だから私から「今の文法正しい?今の単語、つづりわからないから書いて」と聞く・お願いすることもあり。とはいえ英語無しで延々と喋っているから自信につながる)

Bさんとは、文法の教科書を使って勉強(フィンランド語の教科書を一緒に目を通しながら、忘れていた文法の基礎などの復習。最近は会話中心で文法を意識しなくなっているので、基礎を固める時間に最適。もともとBさんとはそういう形でレッスンを始めていたわけではないのですが、どの講師よりも文法の説明が上手かったので、「そちらが使いやすい教科書で、文法を学ぶ時間にしたい。宿題もだしてほしい」と私からリクエスト)。

Cさんとは、おしゃべりしながら、文法(Cさんは会話中の文章や単語をどんどん共有のグーグルドキュメントに書き込んでくれます。だからノートを一緒に編集して進めている。講師によってはあまりチャットに書き込んでくれない人もいますが、Cさんの執筆量は群を抜いているので、大助かり。彼女が残してくれた記録を、私はフラッシュカードAnkiに入れて、スマホで単語の暗記・復習をしています。フィンランド語は名詞の格変化の数が多いので、格変化のプチテストも頻繁にしてもらっています。これも私が提案したものです)

このように3人の講師とは、講師それぞれの特性を知ってから勉強方法を自分から提案して今に至っています。こういう流れにするつもりはなかったけれど、いつの間にかこうなっていました。

レッスンがない日にわからない疑問点が出てくると、すぐにCさんにメールして、「今フラッシュカードでこのカードがあるんだけど、どうしてこの活用になるの?次のレッスンで教えて」と連絡をするようにもなりました。

講師の性格や特技に合わせて、勉強方法を自分でアレンジしていくのがitalkiでは重要なのかもしれません。

今後も自分の成長に合わせて、やり方はちょくちょく修正していこうと思います。

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3/29~4/4のフィンランド語の勉強記録

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アプリForestでの記録時間 13時間

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italkiのレッスン後に学んだ単語をパソコンでフラッシュカードのAnkinに登録して、スマホのアプリで毎日暗記テスト。15時間50分

加えてitalkiでのネイティブとの会話 4時間

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朝日新聞にインタビューしていただいた記事が掲載されています

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