見出し画像

文学フリマ岩手に出展します

こんばんは。
いよいよ文学フリマ岩手が明後日、それに向けて岩手へと旅立つのが明日へと迫ってきました。
1週間前から胃腸炎を患ってしまってボロボロなのですが今では冷食のパスタくらいは食べられるようになりました。じゃじゃ麵とか最終日には食べられるかな?

さて、文学フリマ岩手で持っていく品々です。

Webカタログが上のリンクです。
持っていくアイテムについて記していきます。

黒石平 300円

第50回郷土作家アンソロジー優秀受賞作。2020年、十勝毎日新聞に掲載された。
主人公の「私」が、がんで余命宣告を受けた、折り合いの悪い父親と、帰省先で対峙する物語。
7月1日に父を実際に亡くし、その実体験とも多少なりとも繋がっている私小説的作品。

私のお気に入りの孤独 500円

生きることに躓き、詩作に目覚め、ひとりの世界に引きこもり、真夜中に導かれた笑子。
挫折や孤独を正面から見つめることを問いかける繊細な作品。 ある種の私小説。

オープンマイク! 〜Bon Appetit〜 600円

日常に埋没し、鬱屈を抱えている凛子は、ある日、ボナペティというカフェのオープンマイクに出会う。ギター弾き語りを始め、悪戦苦闘しながら成長していく。
また、憧れのミュージシャン、優介との師弟関係にも似た恋も。
音楽やオープンマイクのおもしろさ、すばらしさ、あたたかさを描いた
爽やかなヒューマンストーリー。

PINHEAD 800円

障がい者の居場所はどこにある――
精神科の女性専用小規模デイケアで出会った、美波、夏海、砂月。
年齢も障がいもバラバラな三人が繰り広げる、青春、恋愛、失恋、挫折、破滅、わずかな希望。
普通に生きられない、凸凹だらけの三人が 繋がり合い、ぶつかり合い、ボロボロになって
クズな世界と真っ正面から取っ組み合う物語。
すべての生きづらい人、社会で大きく失敗した経験のある人へ。

ユー・ノウ・ユア・ライト 900円

幼い頃から両親、とりわけ父親から激しい虐待を受けた末に、両親を殺した少年・龍一の 人生のはじめからおわりまでを描くピカレスク小説。 やや純文学傾向。
作品の性格上、グロ描写、BL要素など登場するため苦手な人は注意。

私たちのキスアンドクライ 1000円

フィギュアスケートを愛する、または、少しでも興味がある、すべての人に捧げる連作集。
画家を志し、田中刑事さんに本気で恋した女子高生・紅
紅と適切な距離を取りながら、同じ世界を見るために、羽生結弦選手の応援を始めた母・紫野
肥満と拒食症に悩み、エリザベータ・トゥクタミシェワ選手に希望をもらう女性・桃香
「スケオタ」=フィギュアスケートオタクの三人の女性たちが、ままならない日常のなか、 フィギュアスケートに少なからず勇気をもらい、立ち上がる物語。
ややエンターテイメント寄りのヒューマンストーリー。

今回は以上の6作品を持っていきます。
託送の関係上、それぞれのアイテムは品数がそう多くはないので(特に新作)、お早目のゲットをお勧めします。

また、8月上旬に札幌で出展し、朗読パフォーマンスも披露する「北の病展」のポストカードを60部ほど荷物に詰めました。
名刺もふんだんにあります。
ポストカード、名刺は無料です。ご自由にお持ちください。

それでは岩手でお目にかかれることを楽しみにしています。
よろしくお願いします。

この記事が参加している募集

文学フリマ

いつの日か小説や文章で食べていくことを夢見て毎日頑張っています。いただいたサポートを執筆に活かします。