見出し画像

地域とつながる工場フェスタ!

皆さんこんにちは!
今回は先日アサヒ飲料群馬工場で行われた「工場フェスタ」の取り組みをご紹介させていただきます!

当社としても初の取り組みであり、担当者に企画にかけた想いなどを聞いてきました!

 【工場フェスタ担当者プロフィール】 

杉山 凜子(すぎやま りんこ)
アサヒ飲料株式会社 未来創造本部 CSV戦略部所属。
地域共創の取り組みの一環として「工場フェスタ」の企画や
これまでとは異なる新しい価値を生み出せるような事業開発も担当。
マイブームは足つぼやコルギ(痛気持ちよさがクセになります!)。

工場を拠点に地域の方とつながる機会に


 ―――工場フェスタとはどういったものなのでしょうか。

 当社の工場を「地域共創拠点」として1日限定で開放し、地域とアサヒ飲料が「つながる」イベントです。具体的には地域の皆さまにステージ上でパフォーマンスを披露いただいたり、商品・環境にまつわる体験をしていただいたり、限定ドリンクや地域の特産品の販売を行ったりしました。また、事前に地域の方に直接お話をうかがうと、地元で味わえない体験をしたいというニーズもあったため、群馬以外の当社工場エリアのB級グルメなどもご用意しました。

工場フェスタの企画内容

―――工場フェスタを開催した理由を教えてください。

当社には全国に7つの工場があり、もっと工場周辺の地域活性化のお手伝いがしたい、当社を身近に感じてもらえるようにしたいと考えたことがきっかけです。そのため、企画にあたっては来場者の方に楽しんでもらえることを前提にコンテンツを考えました。また、工場の社員が運営側や来場者側として「工場フェスタ」を体感し、外から工場を見る機会をつくることで、モノづくりに携わる素晴らしさを再認識してほしいという想いもありました。そのため、群馬工場の社員約10名もプロジェクトメンバーに加わり、準備を進めました。

 ―――体験コーナーなどの内容はどのように決めたのですか。

 親子連れ・小学生~高校生を中心に楽しんでいただけるよう、群馬工場のプロジェクトメンバーと企画を考えました。また、来場者の方に特別な体験をしていただきたいという想いもありましたので、普段「カルピス®みらいのミュージアム」(アサヒ飲料群馬工場内に併設)では体験できない内容として「オリジナルラベル作り」、「カルピス®飲み比べ」、「PETボトルキャップアップサイクル」、「麦わらストロー作り」などのコーナーを用意しました!

4つの体験コーナーを用意しました!


―――オリジナルラベル作り体験も工場フェスタならではの企画ですよね。

 オリジナルラベルづくり体験も群馬工場社員のアイデアで、地域の方、特にお子さまに喜んでもらえるものは何かを考え、カタチにしたものです。透明のラベルに絵を書いてもらい、それを社員が機械で熱を加えシュリンク(圧着)させます。目の前で自分のオリジナルのアサヒ飲料商品ができあがっていく様子を見てもらったことで、当社をより身近に感じてもらえたらうれしいです。

オリジナルラベル作りに参加したお子さまと運営スタッフとして参加した当社社員


地域共創で楽しい思い出をつくる!


 ―――改めて工場フェスタ開催への想いを教えてください。

 約1年かけて実施工場の選定や企画立案を行いました。地域の方と会話させていただき、どのようなニーズがあるのかを確認していきました。直接地域の方にご連絡したり、学校などにお電話させいただいたりしたのですが、皆さん前向きな反応をしていただいたことがとてもうれしく、この企画を成功させたいと思いました。

会場内の放送などを中心に当日も運営スタッフとして奔走した杉山

―――初の取り組みということで大変だったことは何ですか。

 ステージ・物販ブース・キッチンカー・体験コーナーのコンテンツを一から考え、実際に社外の方にお声掛けをし、出演・出店いただくまでが特に大変でした。

麦わらストロー作り体験の様子

―――そのなかでどのように形にしていったのでしょうか。

 体験コーナーは群馬工場の社員がアイデアを出し、「実現性」と「普段味わえない体験かどうか」の2軸で検討していきました。ステージ・物販ブースは、群馬県在住の工場社員からの情報をもとにお話しさせていただき、出演・出店が実現しました。ステージ出演者は、県内の中学校や高校の吹奏楽部・ダンス部の映像をYouTubeで検索し、TV出演されたことがある学校を中心に直接お電話をし、出演交渉しました。県内のキッチンカーは、群馬県内のキッチンカー情報を調べて、メニューバランスを考えながら検討していきました。また、今回は群馬テレビにも出演させていただき、工場フェスタの魅力を県内の方にPRすることができました。

限定ドリンクも販売!
スタッフとしてかかわった社員もドリンクを飲んだお子さんも笑顔が見られました!

―――企画にあたって特に印象に残っていることがあれば教えてください。

 企画している中で地域の方から「ぜひ出演したい!こういうイベントなら行きたい!」という声を実際に聞けたことが大変うれしかったです。例えば、ステージに上がっていただく学校の方から「コロナ禍で披露する機会も無く、市内でこういったイベントが無いので出演したい!」というコメントや、企画が固まりPRをしていく中で「子どもを連れてぜひ行ってみる!」という生のうれしい声を聞くことができました。

ステージでは地域の学生さんがチアリーディングなどのパフォーマンスを披露!
写真はALL STARS CHEERの皆さん。
芸人のテツandトモさんも盛り上げてくださいました!

来場者1万人以上の盛り上がり!

 

―――工場フェスタを終えての感想をお願いいたします。

 来ていただけたらなと思っていた親子や小中学生の来場者が多く、大変うれしかったです。また、物販ブースの出店者やステージ出演者から出店&出演の御礼や「来年も出店&出演したい」と言っていただいたり、地域の方から「こういったイベントを継続してほしい」というお声をいただいたりして、とても励みになりました。一方で、工場見学や体験コーナーを楽しみにしてくださっていたお客様が想定以上に多く、体験ができなかった方もいらっしゃった点に課題を感じました。場内の混雑・交通渋滞の発生でお客様にご不便とご迷惑をお掛けしてしまったため、反省点を来年以降にいかしていきたいと思います。

段取りを確認し合う当日の社員の様子

――― 工場フェスタを通して、どんな100年後の未来にしていきたいですか。

工場のメンバーはお客様に直接会う機会が少ないので、地域の方々とコミュニケーションを図れることは良いことだと思います。また、地域の方々は、工場が近くにあることをご認識されていても、この工場で何が作られているかまではご存じない方も多いので、もっとアサヒ飲料を知ってもらうことにつなげたいです。また、今年1回で終わらせず、来年以降や群馬工場以外の地域でも実施したいですね。いつか当たり前のイベントになり、子ども達の思い出の一つとして刻まれるなど、100年先もつながるものとなったらうれしいです。

当日飲料販売に携わった社員も思わず笑顔!

―――ありがとうございました!

 
いかがでしたでしょうか?地元の方々とつながり、地域を一緒に盛り上げたいという想いで初めて実施した工場フェスタ。
来年以降の企画についてもこれから検討を進めてまいります。
今後も多くの方とワクワクできる瞬間を共有できるとうれしいです!

 YouTubeでも情報を公開予定です(10月12日10:00公開予定)。ぜひそちらもご覧ください!

 
※9月17日の工場フェスタにご来場いただきました皆さまへ※
暑い中、お越しいただきありがとうございました。
また、1万人以上の方にご来場いただき、当日は工場周辺の渋滞や会場内の混雑などのご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
今後のイベント企画にあたってはより快適にお過ごしいただけるような運営を心がけてまいります。


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!