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2024年からスタートさせる自然農


2024年作付け方針

今後の作付け予定の作物を紹介いたします
家庭菜園をはじめ、農家さんの方まで、多くの方からシェアを頂けると嬉しいです。

今年の秋の気候

2023年秋晴れ

2023年日当たりの隅でスタートさせた野菜作りは、秋10月からです。
夏の日差しも落ち着く頃ですが、日中の気温は25度前後と高い日が続き、例年に比べ雨量も少ないです。
虫たちの活動はまだまだ旺盛で、隣の空き地からは、引っ付き虫が大きく群生しております。

今年は秋雨があったかな?と思う程雨量が少ない年でしたが、来年、再来年と四季の移り変わりが極端になっていく事を毎年実感しております。

はじめて野菜づくりをスタートさせた際に下ろした種は、大根、ラディッシュ、小松菜でした。どれも畑にばら撒きで育て、芽が出た時の喜び、間引きの大変さを感じながら、小さいながらも収穫まで実らせる事が出来ました。

動物との向き合い方

近くに出たイノシシ

大根に関しては、100日を過ぎた辺りから、複数回の鹿の被害に遭い、全滅しかけました。葉っぱが全部食べられても、復活した大根があり、今は葉っぱが生き生きと茂っております。その生命力には私の方も元気をもらえております。
現在は、冬に入り葉の成長も落ち着いたのですが、そこまで大きくは育たないだろうと、種取り用に大事に育てていくつもりです。

土の状態から今後を検討

左官コテを利用して、畝を整えている様子

12月に入り、土いじりのタイミングはこの時!と思っていたので、工場のコンクリート、砕石、ビニール等のガラを重機で土を大きくいじりました。いかにも地力が少ない現在の姿ですが、ここの場所にも野菜の力が旺盛な品種がいいかなと思います。とはいえ、作物を育てても、収穫が見込めないことが予想されます。何年目かの間は、種取り、野菜作りのノウハウを学ぶための、試行錯誤の場となりそうです。今から長いのか、短いのかわからないトンネルを切り抜けられるのかという期待感と、不安感があり、とても複雑な気持ちです。(自分自身の忍耐強さが試されようとしている感じです)

ここには少し傾斜気味の200㎡程のスペース(現在未整地の場所で50㎡程)を畑、果樹を交えながら、栽培をしていきたいと思います。
変形地、飛び地を含めれば追加で30㎡程はありそうですが、実験的にいろいろな野菜を育てていきます。何が適しているのかわかりませんが、変形地は、もともと雑草も旺盛に生える場所ですので、地力度も高く、初めは畝の形状をいじりますが、永い間人の手が入っていない場所ですので、地力がすぐに回復してくれるだろうと思っております。

開けた200㎡の土地は丁度、北、南、東面は障壁があり、日光が十分に当たりづらいのですが、背の高い果樹を、北、南、東面に適量整え、中央部には日が入るような形を目指します。

現在の野菜・果樹

建物の陰にひっそりと育っていたミカン。基礎のコンクリートも取り払い元気を取り戻した

もともと植えられていたみかんの木を中心として、ゆず、いちじく、きんかん、シークワサー(自宅で鉢植えしていたものと、種から育てたもの)をまずは、植えて行きたいと思います。その足元にも、いちご、河川敷で見つけた浜大根、自生しているヨモギのスペースを確保してきます。

群馬県内で盛んな作物

この土地は、群馬県内にあり、周囲では、小麦の栽培が盛んな為、大麦、小麦等の栽培にもとても興味があります。白米をご飯1杯分でも育てられたらなんて思いますが、なかなかハードルは高いように感じます。

雑穀を育てて自家消費

そこで、メインの作物を考えた際に、雑穀の選択肢を忘れている事に気が付きました。雑穀は、日々のご飯に少し加えるだけでも楽しめるし、栄養価が高い事でも知られています。調べたところによると、戦前の国民のほとんどが農家を営んでいた頃は、栽培する土地をあまり選ばない点や、天候に強いということから、白米より多く生産されていたようです。歴史も長く、縄文時代から愛用されていた、雑穀に勝手な期待感を抱き、令和のこの時代に再起させるという思いに胸が高まります。

本を読んで頭でっかちになってしまっているため、この土地でどんな農法を行うか定まっていません。自然農をやりたいけど、そもそも雑草があまり生えてない、耕している。夏草の勢いが良く分かっていない。などなど。経験値が浅すぎます・・

自然農の姿を目指して


粘土団子を試験的に置いている様子

しかし足し算ではなく、引き算で完成させる自然農で、まずこの状況で何をしていくべきかというのを、実践、観察していく事が、一段づつ階段を上っていく事なのだと考えます。

まずは土づくり。ある程度養分の落ち葉や、雑草を敷き込みつつ、大きな石の除去、畑全体の形状は今しか手を付けられません。そこから、春に向けて、土の状態を観察し、雑草を受け入れる準備が整ったら、雑草と、野菜のリレーゲームの様なものを繰り広げ、最終的に野菜に勝ちを譲れるような、シュミレーションを行っていく事。

本題の作付け予定については、まだまだ検討しているものが多く、決定したものから、順次記事にのせていこうと考えています。
冬前に種を撒いた、スナップエンドウ、春菊、ホウレンソウ、ネギは引き続き観察し定植した果樹の様子を観察。来年は雑穀のヒエ、アワ、キビを育てる事を目標に、空きスペースで旬の春野菜、夏野菜、秋野菜を少しづつ楽しむ予定です。

共感して頂けた方や、挑戦中の方、これからの方などなど、情報交換出来たら嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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