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修学旅行のお土産は…(日記 6/28〜6/30)

6月28日(金)
週に一度のリハビリの日。
何度も書いているが、理学療法士の方がとても丁寧に指導してくださる。お若い女性でうちの息子よりも年下のようにお見受けするが落ち着いてしっかりしておられる。私の一週間の様子をじっくり聞いてくださって、そこから次にどういうリハビリ運動を取り入れると良いかをあれこれ提案してくださる。それらをひとつひとつ試す中で、痛みが伴うようなものであればすぐに代替のものを示してくださる。加えて、よく褒めてくださるので、私は前向きな気持ちで無理なくコツコツと励むことができる。私としては勝手に二人三脚のつもりでいるけど、考えてみれば担当の患者さんは山ほどいらっしゃるんだよね(笑)。

でも…前も書いたけど、やはりレッスンと似ていると思った(ここ参照)。その時は自分が習う方の立場から似ていると書いたけど、私のところへ習いに来て下さる方の気持ちもこういうふうに思ってくださるようにレッスンしなくちゃ、と思った。一週間の練習の出来を聴き、そこから褒めたり、次の改善点を示したり、励ましたり。そうすることで生徒さん(というか、小さい子の場合は保護者の方も)は私と二人三脚で進んでいるような気持ちになってくださると思う。実際、私もそれぞれの生徒さんと二人三脚しているような、そんな気持ちだ。足が何本あるのか(笑)。

リハビリに来ると、いろんな勉強になるなあ。


6月29日(土)
小学6年生の男の子。京都へ修学旅行に行ってきた、とお土産をくれた。

陰陽と書かれた勾玉ストラップ

想像の斜め上のチョイス。本人はいたって真面目に選んでくれたのだけれどウケた(笑)。もちろん彼の前では笑ったりなどせずに、わあ!先生にまでお土産くれるの、ありがとう!とすぐにUSBメモリにつけた。とても嬉しそうにしていた。実際、修学旅行先で少ないお小遣いをどう使うか思案して私のことも思い出して選んでくれた気持ちを思うと、あまりの可愛らしさに涙が出そうだ。

6月30日(日)
今日はものすごく蒸す。じっとりとした空気が体にまとわりついている。

明後日から3日間東京なので、やっておくことが山ほどある。アイロンをかけたり、クリーニングを取りに行ったり、猫砂やフードを買っておいたり、と午前中はほぼ休む暇なしに動き回る。髪がボサボサになってきていたので美容院へも行った。

午後はスーツケースを出してきて荷造り。夏は衣類がさほど嵩張らないからいい。ただ折りたたみ傘が必要な季節なので、そういった荷物は増えるが。といったことを実際にぶつぶつと口に出しながらスーツケースに詰めているので客観的に見たらたぶん怖い。それにしても荷造りしていたらワクワクしてきた。

この頃は物欲もないし、どこかへ旅したいという気持ちも昔ほどなくなっていたけれど、やはりこうして非日常なことに対してはとても楽しみ。そう、それだ、明確な何かがしたいというより、非日常に身を置きたいのだな。もう東京への本来の使命、仕事で行くということがほぼ抜け落ちている。しかも3日間も行くというのに、仕事は1日だけ笑。いいのか、自分、いいのだ、自分。

#日記 #エッセイ #リハビリ #修学旅行 #土産 #東京 #仕事

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