焚き火の香りの部屋にて ~北海道からの沖縄移住記 2021年1月~
四年ほど前に東川のモンベルで購入した夏用のジャケットに、焚き火の匂いが染みついて洗ってもとれず、ほのかにスモーキーな香りが漂う。朝そんな自分の部屋で起きると、テントで目覚めたような錯覚に陥る。新年最初のキャンプは、焚き火から離れられないような厳しい寒さの日だった。
今年は特に冷え込む日が多く、県外の友達は、沖縄の冬がこんなに寒いとは思わなかったと驚いていた。夕陽もエメラルドブルーの海も見られない小雨と強風の日に初めて、練習と思ってキャンプをした。外で生活する上で一番大事