Arc column vol.7【コミュニケーションにこだわる理由】
Arc column vol.7
【コミュニケーションにこだわる理由】
2023/3/19(日)
今週のコラムはコミュニケーションにこだわる理由について。
これまでのコラムでコミュニケーションという言葉に何度も触れてきましたが、私はキャプテンを経験させて頂く中でこのコミュニケーションを1番大切にしてきました。
では、なぜ私がこれまでにもコミュニケーションにこだわるのか。それには大きな理由が2つあります。
1つ目は、大学4年生でキャプテンを務めさせて頂いた時に、1人1人とのコミュニケーションの質が高まることで、チームとして結果に繋がる経験ができたこと。
2つ目は、1人1人と会話を密にすることで、個人のやりがいやモチベーションに変化を起こす経験ができたこと。
この2つの経験から、コミュニケーションの大切さ、1人1人の特性や置かれている状況によって、適した言葉をかける大切さを学ぶことができました。
これらの経験から、キャプテンとしてどんなことに取り組んできたのか。それは、どんな些細な会話でも必ず自分から話しにいくこと。1人1人をちゃんと見ていることを言葉にして伝えることを意識して取り組んできました。
選手1人1人にはもちろん立場や役割があります。全員が試合に出れないことも事実です。ですが、全員が戦力であり、必ず活躍できる場所、輝ける場所があります。そこを見い出し、導き出し、一緒になって成長していくことが求められています。
つまり、1人1人がチームにとって必要な存在であることを、ちゃんと言葉にして伝えることが大切だということです!
ここで指導者が一番やってはいけないことは、選手自身が放っておかれているという感覚になってしまうような態度、行動、接し方をすることです。こうなってしまうと、選手はモチベーションが格段に下がってしまい、良い方向には向かいませんし、選手の成長も望めません。
ここで少し振り返ってみて下さい。『言っても分からないから』、『言っても無駄』と言って諦めてしまってないですか?
そう思った瞬間に必ず行動や態度に表れ、選手に伝わります。選手は指導者が思っている以上に繊細で敏感です。
指導者は選手の感情やモチベーションに敏感になり、コミュニケーションの取り方や接し方、伝え方が適切なものであったのかを振り返るべきだと私は考えます。
諦めるのではなく、まずは自分を見つめ直す!!
自分の伝え方や接し方の引き出しを増やすことに注力するよう心がけましょう!引き出しが増えれば増えるほど、1人1人とより良いコミュニケーションが取れるようになります。
コミュニケーションを取るというのは言葉でいうよりずっと難しいと思います。だからこそ本気で取り組んでいる姿、熱量は必ず伝わります!!
1人1人の成長を信じて、最高の伴走者になっていきましょう!最高の信頼関係が築けた時、選手やチームは必ず期待に応えてくれます。
選手を最高の輝ける舞台に送り出しましょう!!
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佐藤旭
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