月曜日が怖かった幼少期のわたしへ。そして今を生きるあなたへ。
おはよう。こんにちは。こんばんは。ダンサー・振付家のasamicro(アサミクロ)です。またしてもやはり、久しぶりの投稿になってしまった。。ざっと振り返ると、舞台の本番が数本あり、誕生日を迎え、家族のいろいろな変化があって、ちょっと目まぐるしい時間を生きておりました。そんな日々はまたどこかでお話しするとして、、今日は月曜日についてお話ししようと思います。
明日の朝を起こしてゆくということ
上記の写真は誕生日の日の朝の写真です。
誕生日当日は普通に仕事があったので忙しい朝でしたが、ささやかに、変わらず私は朝をちゃんと過ごしていたいと新しい歳を迎えても思っていました。そしてこの器はちょうど一年前、兼ねてから憧れていろいろな衝動でフィンランドヘルシンキへ滞在していた時にセカハンで購入した器たち。一つはArabiaのビンテージ、青いマグは無名のもの。きっとそんな高くないものが回ったものだけど、それでも私にとってこの器とマグはとても勇気と愛に満ちた器で、食パンを食べ終わった後のパンくずの器は、とてもこれからの期待と希望に満ち溢れている。
トップの写真は写真家ともまつりかさんに撮影頂いたもの。彼女には、私がパジャマで街を徘徊し、アクションを起こすムーヴメントの記録を度々お願いしている。毎回とても素晴らしい形を共に作ってくださっている。
この映像作品もともまつりかさんと共に、当時の教え子さんたちと一緒に制作し、私もすごく気に入っている。お時間あれば是非みて頂きたいです。
なぜこんなにも、私が朝や、今回の題材でもある月曜日について執着して見つめているかというと、以前もお話はしましたが、
とても、とても朝が辛くて怖かった経験があるからだ。
幼少期から中学生時代は不登校や引きこもり気味であった私にとって、朝を過ごすことは簡単なことではないし、朝目が覚めてから身支度をして玄関の扉を開けて社会へ出ていくまでの時間を【朝時間】と表現しているが、この朝時間には自分でも気が付かないはどのエネルギーを使って自分自身と向き合っていると思う。大人になり、現在ダンサー振付家として創作活動する中で、どんな表現の形を高めてゆけば、10歳の頃の私が見た時に、この先の暮らしに期待が持てるのだろうか。そんなことを常日頃考えている。
ありえないことが起きるかも知れない、それが期待と希望だ
抜け出せない日々の中で、昨日も今日も明日も、自分の変化や可能性なんて見出せるのだろうかと思ってしまっていたからこそわかるんです。一周回って、大切なことは。。。。
日常の中で出来るけどやらないことを、大胆に大袈裟にそして幼く可愛くやってみることは結構すごく希望だと感じています。こんなことしても意味は無いかも知れないけど、見てくれた人が自分でも出来るなって思って軽く見つめて欲しい。そしてちょっと毒があって可愛い世界はあなたの生活の中でふとした時に記憶として呼び起こされると信じているんです。そんなアクションや世界や行動を少しずつでも、ダンサー振付家として作っていきたいなと感じています。そんなカケラが集まったInstagramのアカウントです。是非フォローしてもらえたら嬉しいです。
今後少し生活の変化が生まれるかも知れないので、こちらのアカウントを動かしながら、asamicroの朝の捉え方を発表していけたらいいなと今考えています。
そんな中で踊りではないのですが、朝を創り出す一つのアクションとして、お仕事をいただきました。毎月2回、朝の居場所作りを企画・運営いたします。このnoteを読んでくださっている皆さんにもいつか訪れてもらえたらとても嬉しいのでこちらをシェアさせてください。
PILE Monday Morning Drop-in とはどんなイベント?!
この企画は普段コワーキングスペースやアーティストのクリエイティブスペースとして機能している横浜市天王町高架下にあるPILE(パイル)という空間で実行する、asamicroの企画であり、朝の避難所であり、自分をはじめる居場所づくりをしてゆけたらいいなと考えています。
詳細はこちらから是非ご覧いただきたいです。
こんな様子です。まだ5月からスタートなので色々と装丁や広報や空間設計はこれからではありますが、ゆっくりと月曜朝の空間を育んでいこうと考えております。この場所では、詳細にも記載ありますが、
「月曜日だからこそ、少し立ち止まって、自分のペースで」
を基本の考え方としています。どなたでもフラッと入れる環境なので是非お気軽に遊びにいらしてください。次回は5月20日の月曜日の朝開催です。6月は第1と第3月曜日です。
また、この企画運営に伴い、私asamicroは毎月PILEにて「月曜日のNewなワタシ」という心体にまつわるコラムを書いています。5月号はサザエさん症候群について触れながら企画の紹介をしています。こちらもぜひ併せてご覧ください。
そんな訳で日々、踊りながら、5月は本番の舞台も多い中ではありますが、いつだって私の始まりはとても臆病な朝でした。社会に出て行動することが当たり前に出来るのは、本当は奇跡みたいにみんな頑張っていることなんだ。そんなことを忘れないでいるために、引き続き朝の時間を見つめていきたいとも思っています。そして、私の声が、10歳の頃の私にとって出逢いたい大人の言葉でありたいと思い、あなたの思いにも耳を傾けられたらと考えています。
是非どこかのタイミングで遊びにいらしてくださいね。
asamicro