「モチベーションが維持できない」とお悩みのあなたへ
「モチベーションが維持できない」
英語学習のなかでも多い悩みだと思います。
しかし、こういう時には、そもそも「誤解」があるように思います。
なぜなら、そもそもモチベーションは持続するものではないからです。
モチベーションが持続するものだと思っていると、モチベーションが維持できない自分には「欠陥」があるような気がして悩むことになる。
そうではなく、モチベーションはそもそも「続かないもの」だと割り切ったうえで、それでも継続できる「戦略」を取る方が得策です。
その戦略は大きく2つあります。
1つは、「モチベーションがダウンしてもできる仕組み」を作ってしまうことです。
例えるなら、英語学習を「歯磨きレベル」にしてしまうのです。
あなたは、毎日歯磨きをするのに、モチベーションがなくても実行できますよね?なぜならそれが習慣化しているからです。
英語学習をこれと同じように習慣化してしまうと、モチベーションがなくても継続するのがずっと楽になります。
もう一つは、「新しいモチベーションを生み出し続けること」です。
もっとも強力なのは「目に見える成果」でしょう。
人は、成果が目に見えると、やりがいを感じて継続できます。
だから、どうせやるなら「成果」が見えるようにやるのが得策なのです。
しかし、「成果」には落とし穴があります。
それは、大きな成果しか成果として認めない自分に厳しい人が多いということです。
日本人の特質でもあるのかもしれませんが、ここではマイナス要因になりかねません。
「成果」として、確かに、「英語が話せるようになった」とか「英語が聞こえるようになった」とか「TOEICのスコアアップした」のような大きな目標達成は大事ですが、それだけしか「成果」としてカウントしないとなかなか辛い努力になります。
成果というのは、何も大きなものである必要はありません。
例えば学習記録アプリで一週間連続で目標時間を達成できた、とか。
一週間で単語100個覚えられた、とか。
小さなことでいいのです。
逆接的ですが、むしろ「小さなこと」で達成感を感じられる人の方がお得です。
なぜなら、先述の通り、「達成感を感じられる人ほど、モチベーションがアップするから」です。
英語コーチングもそうですが、一般的にコーチングと呼ばれているものでは、こういうご自身では気づいていない成果をコーチが見つけて褒めることで、独学では得られなかった達成感を感じられることがあります。
これはコーチングのメリットとしてあるかもしれません。
しかし、別にコーチングを受けなくても、自分でそれができればよいわけです。
モチベーションが維持できないあなたの参考になれば幸いです!
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