小5次男のお裁縫〜推し仮面ライダーを作る〜
裁縫超初心者の小5次男がまた大好きな仮面ライダーをフェルトで作りたいと言い出した。
夏休みに仮面ライダードライブのマスコットを作ったのがとても楽しかったらしい。
ふむ、次は何を作りたいのかな？
「えーとね、仮面ライダーエボル！」
んん？？？
ごめん、お母さんにはわからないライダーですね……
ちょっとネットで調べさせてね……
？！？！
なんじゃこらー！むりぃ！！
デザインが複雑過ぎてどういう構造になってるのかわかりません。
かっこいいのはわかるけども。
というか、敵ライダーじゃね？マニアックなとこ突いてくるね？！
初心者が縫うのは難しそうよ？？
「じゃあ仮面ライダーＷ！」
お、空気を読んで簡単なデザインのライダーを言ってきたね。
と思いきや、ちゃんと本気で好きなライダーでした。
次男いわくダブルが1番音楽がかっこいいから好き！とのこと。
ちなみにストーリーで一番好きなのはビルド。何回か再放送していたので3、4巡くらいは観ている。
ドライブは夏休みにイッキ見して盛り上がっていたから前回マスコット作りをやってみたそう。
ちなみにお母さんが1番好きなのはオーズですよ！
話が脱線してしまった……
さて、まずは次男が作るための準備。私がネットで画像をお借りして型紙を作ってみる。
「かわいい感じにする？それともかっこよくする？」
「顔だけじゃなくて体もつけたいねんなー」
「へぇ、体はどんな風につける？」
「本物みたいにしたい！それで、あのポーズをさせたい！」
んんん？
私は二頭身くらいの頭が大きくて体は小さなかわいいマスコットを想定してたんだが？
次男が言うあのポーズとは、斜め立ちで手をさっと前に伸ばし「さあ、お前の罪を数えろ」という決め台詞を言うシーンのこと。
確かにかっこいい！Ｗといえばあのポーズだよね！
でもフェルトで作るのは難しそう……。腕を前に伸ばすところをどう表現すればいいのかわからない。
「あのさ、針金とか中に入れて、好きなポーズできるようにしたら、できると思うねん。」
えっ、なんか凝ったこと言い出した！
どうやら次男の頭の中では色々アイデアが浮かんでいる様子。こういうフォームのやつで、ベルトもちゃんとつけて、針金入れて手足を曲げられたらこんなポーズさせて、と話し始める。
マスコットというよりフィギュア作りの様相を呈してきた。
なんだかオタクっぽ……いえいえ、こだわりが感じられて良いですよ！
お母さんそういうの好きよ！
楽しそうじゃないか！それはぜひ形にしてみたいね！
どういう形で布を切って、どう縫い合わせればいいかな、と考えつつタブレットの画像編集アプリで型紙を考えていく。
ベルトの細かなデザインは私には難しく、そこは次男自身に考えてもらうことに。
大まかに体と顔用の型紙を準備。
針金も購入。
次男が自分で100均へ行って買ってきた。
身体の中心で半々に色が別れているので、半身ずつ色違いで縫って真ん中を縫い合わせて……？
次男にできるだろうか？と不安に思う私の横で次男は「今すぐ始めたい！」とやる気まんまん！
完成させられるかわからないけどとりあえずやってみることにした。
まず顔から。
前回の顔だけのマスコットに比べて、今回は体も作るのでそれぞれのパーツが小さい。丁寧な細かな作業をすることになる。
集中力が続かず、布を切っただけでジュース休憩、少し縫ってはお菓子休憩となかなか進まない。
テーブルに放り出された作成途中の顔。
あれっ、次男がいなーい！！
目を離した隙に外に遊びに行ってしまってた！！
おーい、次男よ、この途中の作品はどうするんだぁー？！
ということで、今回は挫折。
小学生男子の飽きっぽさを忘れていました。
ここまで長々と読んでくださりありがとうございました。
完成に程遠いところで終わってしまい、すみません。
もっと簡単に縫える方法を考えて、また再挑戦します。
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