思考力を伸ばすには…? 2

つづき


思考力(考える力)を伸ばすには、


知識の インプット と アウトプット

知識を増やす。
知識を引き出す回数を増やす。

こと。



なかでもここでは、

知識のアウトプット
知識を引き出す回数を増やす。

方法についてをお話しします。





考えるのは誰の仕事?


考える という行為は、
頭の中で行います。


それはもちろん、
自分の頭の中です。





子どもが
考える力をつけるためには、

子ども自身が自分の頭の中で
あーでもない、こーでもないと
あれこれ考える必要があります。




ここで大人が意識すべきことは…



大人が先回りしない


ことです。







自ら疑問を持ち、自ら考え、自ら答えを導き出す


この過程のなかで
子どもは考える力を育みます。




考えることは、子どもの仕事です。





子どもの考える力を
伸ばしたいのならば、


大人が
分かっているからといって、


子ども自身が抱いた疑問に対して、
子どもが他者から投げかけられた質問に対して、


先回りして
簡単に答えを導き出してしまうことは、
避けるべきです。



子どもの仕事を奪うことになります。
子どもの考えるきっかけを摘んでしまうことになります。







子どもが抱いた疑問は、
子どもが聞かれている質問は、

考えて、答えを出すのは
子どもの仕事です。



大人は
見守る、もしくは、
答えを出すためのヒントを与える
ことに徹しましょう。







考える は、全て自分事



考える は、

決して
友達に、親に、まわりの人に…

他人に考えてもらうことではありません。


他人任せで生きていては
いつまで経っても

考える力 は身に付きません。 




考える は、

自分の頭で考えることです。

つまりは
全て自分事です。





子どもが
自分の頭で考えれば考えるほど、

考える力はつきます。



そして子どもが考える時間は、

椅子に座って、紙と鉛筆を使ってする
勉強の時間だけではありません。


1日24時間
すべてが学びの時間
であり、

すべてが考える時間です。





日常生活
1日24時間
すべてを考える時間にするために、


大人が先回りしない意識を持ち、
子どもが自分で考える を当たり前にするために、


意識していただきたいのが……、







自立 と 自律


です。




自立自律

詳しいことは
過去の記事を読んでいただくとして…


簡単にいうと、


自立 は、

自分でできることは、自分でやること。


自律 は、

自分なりの価値基準ルールを持って、
自分で判断・決定・行動ができること。

です。





「今日の昼食は、
 醤油ラーメンと味噌ラーメン
 どっちにしようか?」


「今日の最高気温は23℃
 長袖か半袖かどっちにしようか?」


「今日の外遊びは何して遊ぼうか?」


「友達とケンカしちゃった…、どうしよう…」

等々



子どもが日常で出会う

些細な選択肢から、
答えが1つとは限らない問いまで



1日のなかで

自分のことは自分で、
自分なりに考えて行動する

回数が・頻度が増えるほど
子ども自らが考える力がつきます。




大人は
子どもの思考を先回りせず、

見守り待つ

そんな意識も大切です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?