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コーチに専門はいらない?【コーチングやってます 3】

コーチに専門性はいらない。について書きます。

コーチングはクライアントの可能性を引き出すことを旨としているので、
クライアントの職業や職種などの専門的な知識はあまり重要では無いのです。

過去にGE(ゼネラル・エレクトリック社)会長のジャック・ウェルチ氏が、20代の経営経験なんてまったくない女性をコーチとして雇っていたという話もあるようです。
成功体験に自分自身が溺れないように自分とは全く異なる立場の相手から繰り出される新しい視野の質問に価値を置いていたらしいです。

そうなんです。アメリカでは経営者やエグゼクティブがコーチをつけるなどは一般的なようです。

私が初めて受けたコーチングのコーチも製造業の事など全く知らない方でした。
質問されることで自分が本当に望んでいる姿、目的が段々と輪郭を表します。これに驚かされます。

この新しい自分、本当の自分との出会いを体験してみませんか?
目の前の対処しなければならない事ではなく、人生の目的、自分にとっての生きやすい歩み方、そんなものがわかったりします。

そんなことって、どんなコーチでも誘導って出来ないですよね?
上位概念を専門性でリードすることなんてできないのです。
むしろ、リード(ティーチング)するとコーチ自身の枠から出ることは出来ないと思います。

コーチがそんなことをしているとお互いに限界が見えます。
コーチは最初から手放さなければならないのです。
最初からクライアントの可能性を信じなければならないのです。

専門性はいらないと書き出しましたが、こんな締め方で今日は終えたいと思います。

⚫️東川哲也 official web site
http://asone-labo.com

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