溶ける

毎日暑すぎ。

最近のこと。
運動強迫でとにかく動きまくっていた私は、よく分からない全身痩せダンスのせいで両ひざを痛め、それでも強迫に駆られてウォーキングやら筋トレやらリングフィットやら色々した結果、夫が通っている整体に2週間通う羽目になった。
(↓運動強迫についてはこちら)

整体の先生からは「最近Youtubeとかで素人の10キロ痩せるだのなんだのってダンスをして身体を痛めてくる患者さんが多い。そんなに簡単に人間が痩せるわけないのが分からないのかねえ」と言われた。先生ごめんね、私もその中の一人です。

それでも止まらない運動強迫。病気だなあと自分でも思うけれど、階段を登れないほど膝が痛くてもそれでも運動を止められない。当たり前だけれども夫は鬼のような顔で怒る(私が悪いのだが本当に怖かった)。最初は心底心配そうな顔で「無理しないでね」と言ってくれていたのに、最後の方は「おい、分かるよな?」と圧をかけられていた。整体に通っていた間は足に負荷をかけない腕周りや腹筋を鍛えて過ごしていた。再度言うが、普通に私が悪い。


それはそうと、毎日暑い。暑すぎて無理。仕事柄お客様の自宅にお邪魔することがあるが、中にはエアコンがないおうちもあって、リストカッターで万年長袖の私にはシンプルに地獄だ。流石に「エアコン取り付けてくださいよ」と言うわけにもいかないので、「いやぁー毎日暑いっすね」と言ってごまかしている。誰も私が長袖の理由を聞いてこないのでそれはそれで怖いのだが。ちなみにプライベートで「どうして長袖なの?」と聞かれたときには「いやぁーこれが落ち着くんっすよ」と間抜けな顔でへらへらすることにしている。


私は3年日記というのをつけていて、それを見ると去年の今日何があったか、どんな様子だったかをすぐに振り返ることができるのだが、日記によると3年前の7月3日の深夜にプロポーズされたらしい。プロポーズしてもらって、その日のうちにお互いの両親に報告したのを覚えている。あれから3年、残念ながら私はずっと病気のままだが、猫は夫にすっかりなつき、夫は私の好きなバンドにどっぷりハマってくれた。夫と過ごす日々はとても愛おしくて、失いたくないと強く思う。心が乱されることがあっても、なんとかこの日常を守り抜きたいと思っている。
どうせまた死にたくなるけれど、なんなら昨日も一昨日も死にたくて泣いていたけれど、この7月もどうにかこうにか生き延びたい。

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