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#talk 2-2 : 感電 / 米津玄師

▼ 前回の記事の続きとなります。
「#talk 2-1 : 感電 / 米津玄師」
https://note.com/as09_15sa/n/n1d5ff6c2b956


そして、7/6。
感電のFULLver.が解禁されました!!

ドラマの最後に流れていた時は
「いつもよりオシャレ増し増しだなぁ~!」ってくらいでしたが、
しっかりとイヤホンで聴いた最初の感想は、
とんでもなく音が多くて厚いな!?」でした。
金管楽器、ドラム、ギター、ベース、米津さんの声、
そして毎度お馴染みのよくわからない電子音。
ポロロロロ…チューン…ピコッ…シャララーン…

いや、「Flamingo」を思い出してくださいよ…
米津さんの声が楽器のように混じるから成立してるあの曲を。
それに比べたら「感電」の音の多さたるや。

基本的に曲というものを、歌詞重視で楽しんでいる人間ですが、
今回の歌詞はドラマを最後まで見ないとわからないんだろうなぁ…
という感想です。
ただ、もしドラマになぞらえるなら、
相棒」というものをいろんな角度から表現している気がします。

あと、「ワンワンワン」と「ニャンニャンニャン」を
いぬのおまわりさん」から持ってきているの可愛いし、
洒落っ気がありますよねw

また、「正論と 暴論も 分類さえできない街を」のところに
グワっとくる毒があって好きです。
この歌詞は前シングルのカップリング曲「でしょましょ」に
通ずるものがあるように感じます。

そして、Cメロの「肺に睡蓮 遠くのサイレン」からのくだりも
最高の最高ですね。
だけど、ここだけ明らかに音の感じや雰囲気が違っていて気になったので、
頭でぐるぐると考えながら何度も聴いているうちに、ピンときました。

「もしかしてここ、ドップラー効果を音楽で再現しているではないか?」
…と。

音が下がって揺らぎがあり、その上耳に残るこの感じ。
個人的にはこの答えが一番しっくりきました。

まだ音楽雑誌等でインタビュー記事や、
感電に関する情報が出ていないので、真相はわかりませんけどねw


感電」とは、
・ある落雷などの要因によって人体に電流が流れ、傷害を受けること。
・人体の一部または大部分に電気が流れたためにショックを受ける現象。
…だそうです。

知っている言葉でも、しっかり調べてから改めて曲を聴くと、
全く違う印象を受けます。

誰かと近い距離で一緒にいることは、
常に何かを受け取っていることと同じなんですよね。
そこから思いや考えが重なったり、行動が似てきたり、
気づいたら癖まで移っていたり。

こういったものも、ある種の「感電」で
相手という「要因」から「電気」のような見えないものが
自分に流れ込んできていて、
気づいたときには何か自分が変わるような「ショック」が
知らないところで起きているように。

ドラマもまだ今週で3話。
曲と一緒にゆっくり噛み、反芻して、
この曲の深みへとまだまだ堕ちていきたいと思います。

また気づいたことがあったら書いていきます。

よい日々を。


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