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2022年 感謝、と、2つの金言

大晦日。
今年もいろいろありました。


・・・いや、ほんとに、ほんとにいろいろありました!!!!!!!(狂乱)

最近はもう、小栗旬様がプレモルのCMで「2022年も、ほんっとうに、お疲れ様でしたぁ」って言ってるのを観る毎、冷蔵庫にすっ飛んでいって私もプレモル枯らしてる。都度都度、心に北条義時を飼ってた日々を思い出しては小栗旬様と杯交わしてご褒美プレモル浴びて遠い目してる。大河ドラマ本当にお疲れ様でした。ぜんっぜん比じゃないんだけど、今年は私も頑張ったのよ小四郎。


そう、今年はいろいろありました。

・転職。(本来はこれが1番ビックイベントであるはずだったのですが……)

・この一連のnoteにてウジウジ書き記してきた、同棲解消と生活の転換。

・少しゆるまるコロナ禍、コロナ前への回帰


楽しくて充実した素敵な1年でした的なキラッキラした振り返りには決してならないけれど、
辛く苦しい時間の比重がずーっと大きかったけれど、
今にして思えば自分にとりとても意義ある、学びある、奥ゆきある1年であったと思います。

今回の事変を経てぶち上げた「巡礼の旅」でありこのnoteでしたが、
なんだかんだ大切なのは身近な友達であり家族でありという点に落ち着き、
つまるところ人の縁に救われたという何とも月並みなまとめになりそう。
本当にありがとうございました。

月並みなことはともすれば薄っぺらく陳腐になりがちですが、月並みなことが究極的に「腹落ち」している今、人間としては大層成長できたのではないかと自信を持って思えます。この境地に至れたのもひとえに周りの皆様のおかげです。


さて、そんな2022年を総括するにあたって、金言を2つ。


「時間が解決してくれる、は真だが、時間に解決を任せてはいけない」

何かのラジオで聴いて、とても印象に残っているこの言葉。

あえて向き合うことを選び(結論として、ひとつ前のnoteのように、向き合いすぎてはいけない、という境地に至ったのが逆説的で面白いですが…)、あーだこーだ苦悩し考えた時間は、すり減りまくったものの決して無駄ではなかったと思うし、それを経たからこその今の少し「強くなった」自分をより重みをもって感じられるのだと思います。
「能動」がもたらすものはやはり小さくない。

参照:



「お前の悩みは、どんなものであっても、それはお前ひとりの悩みではない。はるか昔から、同じことで悩んできた者がいることを忘れるな。この先も、お前と同じことで悩む者がいることを忘れるな。お前ひとりではないんだ、決して」

冒頭にも挙げた小栗旬様主演の大河ドラマ『鎌倉殿の13 人』(かんっっっぜんに大河ロスなので暫くこれ関連のことばっかり観たり発信したりしている)において、大竹しのぶさん扮する歩き巫女が、悩める3代将軍・源実朝に語った言葉。『鎌倉殿』の中でも特にファンが唸った、屈指の名言の1つ。為政者に向けられた言葉ながら、万人をハッとさせる言葉でした。

そりゃまぁ、同棲解消≒大失恋って、当人からすれば大事件なものの、題材としては別に突飛でも何でもないので、当たり前ながら「同じことで悩んだ」人っていっぱいいるんですよね。
今回は、過去にそういう大失恋をした皆様のお知恵に特に大変助けられた。普段ならあまり明らかにしない類の話でもあるが、ここぞ、と蔵出しして聞かせてくれたこと自体もとても嬉しかった。


歩き巫女の言葉の後半、「この先も、お前と同じことで悩む~」のところにかかっている話になるのだが、11月に、最近失恋したという友人と飲んだ。

いろいろと杯も重ね話も進む中で、彼の心音のより近いところに寄り添えている感覚があり少し驚いた。彼はまさに半年前の私のような状態だったわけで、その彼の今を解像度高く把握でき、より近い波長で共鳴できているからこそ出力される言葉。何ら実効性ある薬を彼にもたらせた実感は薄いものの、私のあの苦しかった時間が少しは報いているのかなと思ったり。
彼の解脱を祈りつつ、この出来事は自分の中で、転換点になったように思います。

このエピソードはその萌芽かなと思うのだけれど、
2022年は公私共に本当に「助けられた」年だったので、
2023年は「与える」側に回ることをモットーに掲げたい。

とはいえ、貢献するぞい!!って気負いだとちょっと重たすぎる感もあるので、
今年、目一杯の「哀」ムード(時には「怒」?)に付き合っていただいちゃった皆様を中心に、来年は周囲に一層「喜」「楽」をもたらせるよう努めたい、と、これくらいに思っております。美味しいお酒を飲んで美味しいものを食べて、一緒に楽しく快い時間を過ごしましょう!


改めまして皆様、この1年、本当にありがとうございました。
どうぞ良いお年を。また元気にお会いしましょう。

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