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以前の投稿に関して

 部活動の動向について以前書きました。


 正直、中体連が解散に向かっているのは事実ではないでしょうか?

 様々な機関が、中体連に対して要請をかけている事実もあります。そしてその要請を受け少しずつ変化していく可能性は大いにあります。実際に一部の地区大会等の統合や廃止等は来年度から行われる予定です。また、本来の部活動のあり方に軌道修正されているような印象もありました。あと数年後には部活動のあり方については大きく変化があると思っています。ぜひ文部科学省が出す答申などに期待したいと思っています。そして教員の働き方にも大きな変容があることを望んでいます。



 そんな中自分の勤める学校で面白いことがあったので紹介したいと思います。

 先日1年生の部活動見学がありました。そこで野球部の入部希望者がなんと0名でした。それに反し美術部や手芸部などの文化系の部活は約半数を超え大人気の部活となりました。しかしこれではダメだとある教師が言い始め、なんと学年集会が行われました。人数の偏りがあること、野球部の人数が少ないことなどを話し「本当に入りたい部活は何なのか」「部活動は人生だぞ」と言う、強制的に運動部活動への参加を求めるような発言が目立ちました。本来部活動と言うものは、生徒の自主的主体的な取り組みであるべきはずなのに、大きく教師の思惑が介入するのはいかがなものでしょうか。野球部が0人だった事は、生徒の意向なのではないでしょうか。0人が悪いわけではなく、それが時代の流れであると言うことを教師自身が認識していかなければならないと思います。

 それなのに、いまだに生徒指導は部活動でなどと言う話が出ており、部活動が縮小傾向にある状況の中で間逆のことをしている現状がありました。正直びっくりしました。生徒の意向は全く無視。この学年集会は、そうとしか捉えられませんでした。

 自分は横で聞いていて、急に何を言い出すのかと思いました。思わずその内容を話している教師を2度見してしまいました。

 いまだにこんなことをしている学校は他にもあるのではないでしょうか?自分はおかしくて仕方がありません。生徒がやりたくないものを教師がやれと押し付ける。そのような指導は部活動のあり方として間違っていると思います。皆さんはどう思いますか?






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