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教育系記事まとめ

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教育に関して自分なりの考えや、思ったことを書いていきます。 自分が今の教育に関して正直に思ったことを書きますので、もし、違う意見等ありましたらコメントいただけるとありがたいです。…
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2020年8月の記事一覧

Google meet、Google classroomを利用されている学校教育機関の皆さま、ご活用ください 〜無料資料も添付しています〜

🕛この記事は3分で読めます🙌 久しぶりに遠隔ツールについて投稿します、いえやすです☺️ 様々な学校教育機関が、外部講師の授業対応、就職・進学説明会、その他の説明会でどのようなリモートツールがよいのか、判断しかねる部分があるかと思います。 リモートで外部の先生に授業を開催頂く、または授業ではなくても何かしらの行事で外部の方とリモートで接続する際にzoomやteams等があるかと思いますが、 既に「Google Suite」を使用されている学校教育機関であれば、先方に「学

労働観をアップデートせよ 〜無料の牧草〜

今、Twitterで #先生しぬかも というタグが賛否を生みながら話題になっています。 個人的な思いはこんな感じです。 ファクト「牧草の正体は?」「コモンズの悲劇」という言葉をご存知でしょうか。 僕は大学時代、法学部でありながら、なぜか環境問題に関する研究(というほどでもない)をしていて、環境関係の授業ばかり受けていました。当時から環境問題に関してよく使われるワードに「コモンズの悲劇」というものがありました。 コモンズとは共用物を意味します。要するに、誰もが自由に使

これからの部活動のあり方について (長沼 豊:学習院大学文学部教授) #子どもたちのためにこれからできること

感染症は今までの学校の在り方に、大きな変化をもたらしました。中学校や高等学校で大きな位置を占めていた部活動も、活動ができず、大会などが軒並み中止となりました。多くの時間と力を注いできた生徒さんや教師の方々の落胆は、如何ほどだったでしょう。一方、これまでずっと続いてきた活動が止まることで、新たな可能性や、これまでの問題点も、見えてきたのではないでしょうか。日本部活動学会の初代会長を務められた長沼豊先生に、これから部活動の目指すべき方向について、お書きいただきました。 新

雑感:教員の役割について

自分自身、教員という職業について7年目になりました。7年も経験しているにも関わらず、恥ずかしながら自分の仕事のスタンスについてまだ定まらないことも多く、葛藤し自省することも多い日々です。 今回、ふと「教員は、教育の場においてどのような役割を担うべきか」という、もっともらしい疑問がわいたので、頭の中で整理してみようと思いました。ちなみに、教員といっても小学校・中学校・高等学校と、教育の段階によってその果たす役割は若干違うと思います(大学や幼稚園まで行くと、その違いはさらに大き

部活動はやるべき?

私は小学校から高校までバドミントンをしてきました。大人になった今でも趣味程度でやっています。 私は小学校の頃、バドミントンにのめり込んで週に6から7日、ほぼ毎日練習していました。 本当に楽しくてお母さんも協力してくれて楽しくできていました。 中学校になるとジュニア時代からやってたこともあって、最初から一番強く、一年生のうちにキャプテンに任命されました。 全く強い学校ではなかったけど、県で勝てるようにリーダーとして引っ張って行きました。 しかし、部活動はがんばろうとし

教育を原体験で語るな

「教育を原体験で語るな」  この言葉は、とある大学の先生のお言葉。私が教科書編集者として駆け出しの頃に大変お世話になった先生で、日本の教育行政のかなり中心に近い所にいる先生だ。その先生が、何かにつけておっしゃっていた言葉、である。  教科書の編集をやっていた頃は、学校の先生と話す機会もそれなりにあった。たいていは既知の先生からの紹介だったり、営業が連れてきた先生だったりするので、みな一様に優秀な先生である。優秀だからといって素晴らしい原稿を書けるかというとそうでもないのだ

中田敦彦さんのYouTube大学のプレゼンに惹かれたので実践してみた

 中田敦彦さんのプレゼンを参考に、中学校の授業の中で実践した結果、生徒の反応がめちゃくちゃ変わりました! 具体的には、  ① 授業の中で笑いが生まれるようになったこと。 ② 印象的で授業の内容を覚えたという生徒が増えたこと。                                  です。  中学校の授業を思い出してください。先生が、黒板に書きながら一方的に話したりして、一生懸命板書を写すことがあったのではないでしょうか。もちろん、現在主体的で対話的な、深い学び

”学校の当たり前”に内側から疑問を呈していきたい。

 私は、公立中学校の教員として授業をすることにやりがいを感じている。自分の好きなように授業をつくり、好きなように学びを提供することができるから楽しい。もちろん、学習指導要領などは基本としながら。  教師ってかなり自由な職業であると感じている。だから辛い部分もあるけれど、楽しく、やりがいもある。  そんな学校には変な”当たり前”が多く存在する。「ブラック校則」が取り上げられたのは、学校の変な”当たり前”を変えていくためにもとてもいい刺激になったのではないかと思う。   

学校の授業は午前授業にするべきなのではないかと思う

 様々な教員の働き方改革が進む中、もういっそ、授業は午前中だけ。午後は、教員の自由な仕事の時間ではダメなのかと最近思っています。  これくらいぶっ飛んだ働き方改革をしてやっと、勤務時間内に仕事を終わらせて、かつ教員個人個人の自己研鑽の時間に割くことができるのではないかと思っています。 ⬜️ 最近の教員の話題 学校の先生の労働環境の悪さはTwitterなどでも話題になっていますよね。  実際、学校の先生は教育公務員という立場で、残業という概念がありません。これは、教員の勤

2020年度 部活動廃止への動き出し

 昨日、ネットのニュースを見ているこのようなニュースが目に飛び込んできた。  豊田市では授業の充実のために、2020年度末で部活動を廃止する方針を固めたそうだ。同じ愛知県では2019年にも同じような内容な方針を立て、「2020年度限りで部活を廃止する」という内容であった。  2018年の段階で、部活動なくなるかもということは出ていたが、実際になくなるとなると、小学校の教員の負担減少に大きくつながる可能性が示唆される。   この記事にも書いてあるが、正直、小学校で部活動画

学校のやるべき仕事が明確に示された!

 令和2年7月17日付で文部科学省から「教諭等の標準的な職務の明確化に係る学校管理規則参考例等の送付について(通知)」というものが、各都道府県・指定都市教育委員会に向けて通知されました。  簡単にいうと、 教員の仕事ってこんなことですよ!教育委員会のみなさん、資料を参考にして教員の働き方を考えてくださいね! という内容です。  例えば今まで、学校の教育活動の一環として扱わなくてはならないものなのか不鮮明であったものがたくさんありました。  その代表例が ”部活動” で

ブラックな教員について〜7つの理由〜

 「教員の働き方はブラックだ」なんてよく言われます。でも、嘘かと言われたら嘘と自信を持っていうことは難しいでしょう。  では、教員の働き方の何がブラックなのか? 自分なりに感じた経験をもとに7つにまとめてみました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ⑴ 長すぎる就業時間 公立小中学校の勤務時間はおおよそ、8時から17時です。一応休憩時間は労働基準法に則って7時間45分勤務の学校では45分、8時間勤務の学校では1時間の休憩時間が

土曜授業って必要??

 今年は例年に比べ、コロナの影響で夏休みが非常に少ないですよね。たった1週間しかないという地方自治体もあるようで衝撃を受けています。  さて、そろそろ長い長い2学期が始まるわけですが、教員の働き方の中で心配していることがあります。それは土曜授業です。  「1ヶ月に1回だけだよ」と言われますが、自分は「土曜日は4回しかないわ!そのうちの1回は重い!」と思ってしまいます。  コロナの影響で休校期間が長く、その期間の授業の補填をしなくてはならなく、7時間授業の実施や行事の削減

学校の電話対応は必要ない場合がほとんど

 毎朝学校に大量の電話がかかってくる。朝6時半ごろ電話がなることも多々あった。いくら何でもはやすぎ・・・  そういった保護者は、教員が何時から学校にいるのか知っているのだろうか。4月のPTA総会や学校長からなどの通知文で、教員の勤務時間に関しての通知と、学校に電話をかけても良い時間が記載されているのにもかかわらず、一部の保護者は無視してかけてくる。  しかし、だいたい朝電話をかけてくる内容は決まっている。 「〇〇の母ですが、△△という理由で学校を欠席します」 「〇〇の