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公園だもの・4月だもの 「写真初心者」って何なのでしょうか?

「写真初心者」って何なのでしょうか?「写真初心者」って始めてから何年間くらいを言うのでしょうか?そもそも、いつが始まりなんでしょう?本格的にというか、本腰を入れてというか、その時からでしょうか?

今は、ほとんどの人はスマホのカメラで日常的に写真に関わっているのですからスタート地点がハッキリしません。「写真を始めたばかりです」という人が、メチャクチャ上手い写真を撮っていたりします。

いっぽう、写真のベテランになると写真のスタイルというか、写真に対する考え方みたいなのが固まってきます。「写真とはこうだ!」「写真はこう撮れ!」のような言い方をします。

でも「写真初心者」の人たちって写真脳のようなものが柔らかなんですね。
いろんな人の話を聞いたり、本を読んだりして自分にふさわしい写真との関わり方を一生懸命、模索すると思います。

「私は人から影響受けたくないので人の写真を見たり、話を聞いたりしないでマイペースでやっていく」という人もいますが、どうなんでしょう。写真に限らず人から影響受けないでやっていくことが出来るのでしょうか。

写真で言えば、いろんな人の影響を受けて自分の中で何がなんだか分からなくなってもガンバってみて、そこから生まれてきたものが自分らしい表現スタイルになると思うのです。

写真歴が何年であろうと気持ちは「写真初心者」でありたいと思っています。これからもズッと写真というものに迷っていたいです。

ホンモノのプロは、ライバルは同じプロ仲間ではなくアマチュア、それも「写真初心者」だと思っているのではないでしょうか。

             (2024年4月中旬・東大阪市、花園中央公園)

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