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これまでとこれからと

人生を32年間生きてきて、何度か「これから」を考えたことがある。
大学受験と初めての転職の時、そして久々に「これから」のことを最近よく考えていて、頭の整理も兼ねてこれまでを少し振り返ってみる。

転職をして3年半が経った。
ただ、環境を変えたい一心で私は5年間勤めた会社を辞めて、地元香川から大阪にやってきた。迷いや不安より楽しみの方が大きくて、早く大阪に来たかったことを昨日のように覚えている。

大学に進学するまでは香川県の海と山に囲まれた田舎町で育った。
紆余曲折ありながら一浪して大阪の大学へ進学した。進学先は大阪でも学生数が多いことで有名な大学で、入学式の日は人の大群に圧倒された。
大学での一番の収穫は卒業して10年近く経った今でも、自然体で付き合える友人ができたことだと思う。

大学を卒業したら地元に帰って働くことが当たり前に感じていて地元の企業に就職をした。でも何年経っても集団の中で働く、ということに慣れなかった。
よく分からない人間関係、仕事以外に気を使わなければいけないことに辟易しながら、チャンスがあれば絶対に転職すると決めていた。

転機は突然やってきた。
転職の方法がわからなくて、ある人に相談をすると「コワーキングスペースで受付と事務処理ができるスタッフ募集してるんですがどうですか?」とのメールをもらった。
コワーキングって何かな?と思いながら履歴書を持って大阪に行った。
その数か月後、わたしの大阪での新生活が始まった。

コワーキングスペースでの勤務はわからないことの連続だった。
コワーキングに対してほとんど知識もなく、人とも対して会話もせずに社会人生活を送ってきていたので最初は挨拶もろくにできなかった。
色々失敗をして、ただがむしゃらできることを考えて、正解が分からなさ過ぎて途中記憶があいまいな時期もある。
会社の先輩や後輩、施設の方々には何度も助けられて、感謝してもしきれない存在にいつも救われていた。
気付けば施設のマネージャーになって2年が経とうとしていた。

そんな中で新型コロナウィルスが世界的な流行をみせた。
当たり前にあると思っていた生活が大きく変わる瞬間を見て、自身がちっぽけな人間に過ぎないのだと気付いた。
その時にわたしは1年後、数年後、そのもっと先をどう生きていたいのか、いつ終わるかわからない人生をどう生きたいのか考えることが増え始めた。

行きついた答えは、たくさんの人と出会いたい、だった。
もっと新しいことを知りたい、聞きたい。
そしてただ出会うだけじゃなくて、何かを表現したい、創りたいと思っている人たちが思い切りそのことだけに没頭できる環境を作りたい。
そういえば昔からなにかに熱中する人を見ているのが好きだった。
応援するだけではなく専門外をサポート出来たらこれほど楽しいことはない。だから、わたしはバックオフィサーとして人と関わっていきたい。

まだまだ構想段階。
来年は挑戦の1年だ。

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