だってこれだし。
本日はお日柄も良く!
メンヘラで!
社会不適合者で!
地球の可燃ゴミであることを自覚しつつも!
自分のことが大好きなのが厄介で仕方がないこの私奴のnoteを!
開いて下さり誠にありがとうございます!
あ!綴じないで!
今回のnoteは…
の続き!!
【前回までのあらすじ】
2016年~2017年の間、只死にゆくことにしか活路を見い出せなかったあるぐさんは、当時お付き合いしていた男性に、
結婚するか別れるか、
の二択を迫ります。
結婚を選ぶと私にとっての第二の人生が始まり、私の中の鼓笛隊が幸せのメロディを奏で、止まりかけた心臓はそのメロディと共に軽快なリズムで動き出します。
別れを選ぶと私の中の鼓笛隊は秒で解散し、代わりに人生終了のアナウンスが流れ、止まりかけた心臓は私本人の手によって完全に討ち果たします。
要約すると、
結婚か死か、
という最低の二択。
うーん。改めて振り返ると完全にデッドオアアライブでちょっと笑う。
でも彼氏さんは結婚を選択するという暴挙に出てくれたため、無事に?お嫁にいくことと相成りました。
それが2017年の7月ぐらいの時期だったと思います。
「あるぐ、婚約指輪はいる?」
『とっても要らない』
「結婚式は?」
『全くもって興味ない』
「じゃあ結婚指輪だけにしようか」
『賛成~(パチパチ)』
「じゃあ俺の親にも話すから今度挨拶に行こう」
え。
そうなんです。
人生の迷子になっていた私は『わーい延命~♪』とかって浮かれていたので色々と見落としていたのですが、結婚って家族と家族の結びつきな訳で、そうゆうステップが必要だったのですよね。
私、一度目の結婚のときは若気の至り炸裂で、エイプリルフールにノリで婚姻届けを出し、蜃気楼のような結婚生活を送っては終わった人間なので、いざそうゆう真面目な展開になると滅茶苦茶ヒヨりました。
そして冷静に自分のことを客観視してみたのですが、
(当時のあるぐさん・自画像)
※背景色は心象風景です
詰んだわ。
オギャアと生まれたその日から、蝶よ花よと愛し育ててきた長男が、こんなん連れてきたら即追い返すわ。
メンヘラで、バツイチで、薬漬けで、長男の嫁になるのに子供は産みませんって、もう喧嘩売ってるよね。
ピクシーカットなことですら、もう因縁をつけているみたいだわ。
刈り上げが凶器に見える。ってかなんでピクシーカットだったの当時の私。
彼氏よりも髪の短い彼女って…。
でも彼氏さんは一言、「大丈夫だよ」と。
どこが?
と思いつつもご挨拶に行く日が決まり、奥さん(私は母のことをこう呼んでいます)に伝えました。
『3日で髪の毛が肩まで伸びる育毛剤ないかな…』とせめて髪だけでもと嘆く私に、奥さんは「大丈夫!あるぐちゃんかわいいから!」と親バカ全開の何の根拠もない励ましをしてくれました。
んで、当日。
ご挨拶用にと、少しでも清楚に見えるよう新調したブラウスに身を包み、手土産を持って、彼氏さんの実家を訪ねました。
そこは庭にバスケットゴールなんてついている洒落た一軒家で、この家は彼氏さんが生まれてから今という日までずっと、此処にあり続けるのだなぁと思うと妙に感慨深かったです。
私の場合は生まれてこの方、8回の引っ越しを繰り返しているので、当然生まれ育った家なんてないですからねぇ。
なんてしみじみしていると、彼氏さんがドアを開け「来たよー」と。
するとお義母さんが笑顔で「おかえり~」と出迎えて下さって、
私を見て一言、
「髪短いねー」
ですよねー。
特に悪い意味ではなく、素の感想だったんだと思います。
本当に…短かかった…からぁ…ぁぁあああああああああああああああああ!!涙
そうして二階の居間に通され、用意された座布団に座り、お茶を出して頂いたところで、
『はっはじめまして!あるぐと申します!本日はお時間を作って頂きありがとうございます!』
と言おうとする前にお義母さんの方から、
「いつから来てくれるの?^^」
展開早っ。
え?お義母さん?良いの?私、名前すら言ってないけど良いの?
病気のこととか、バツがついていることとか、子供のこととか問題山積みですけど良いのお義母さん???
で、ここで私気付いたんですよね。
あぁ。彼氏さんが事前に両親に全部伝えた上で、あまり触れないようにと言ってくれたんだなぁと。
私が困らないようにと根回ししてくれてたんですよね。
お義母さんは「息子が選んだ子なんだから、私は何も言うことはないのよ」と笑顔で言ってくれましたが、そんなわけないと思うんです。
言いたいことなんて腐るほどあったと思いますし、何なら反対もされたんじゃないかなと思っています。
だってこれだし。
でもそういった素振りを一切見せずに歓迎してもらえたことは本当に嬉しかったです。
しかも灰皿まで用意してくれて、「あるぐちゃん煙草吸うでしょ?遠慮なく吸って良いからね」とまで言ってくれたので、遠慮なく吸いました。
そして結婚式は挙げないことを伝えるとお義母さんに「フィジーが良いわよ!フィジーで挙式!」といきなり夢のリゾートアイランドの提案をされましたが、粛々と辞退しました。
と、この辺りまでは覚えているのですが、やっぱり緊張していたのですかね。
お義父さんがどこに居たのかが全く思い出せない。
でもこうして無事にご挨拶が済み、ほっとしたところで、次は両家顔合わせというイベントが待ち伏せているのでした。
因みに結婚指輪に関しては彼氏さんから「好きなの何個か見繕っておいて~」と丸投げされた為、友人Yちゃんを引き連れて指輪探しの旅にも出ることになるのですが、それはまた別のお話で…。
今日はここまで!
本日もご通読ありがとうございました。
このシリーズ、まだまだ続きそうなんで、どうかお付き合い下さい…。
ではまた!
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