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東京旅行4 三日目 科博「海~生命のみなもと」展

明日で夏休みが終わります。前はあんなにうるさかったセミも今はたまにツクツクボウシの声が聞こえるだけです。
名残惜しいです。

というわけで、そろそろ旅行記完結させないといけないですが、なかなか進みません。急げよ・・・

三日目は、まず上野の科博(国立科学博物館)の特別展「海」に行きました。
生命のみなもとである「海」についてさまざまなことを展示しています。はやぶさ2の持ち帰った石もありました。

チムニー
部屋に入ると、チムニーという海底から熱水が出てくるところの模型が展示されてありました。
こういうところから生物が生れたそうです。海のこんな底の底から陸まで頑張って上がってきたのだなあ、がんばったなあ、と思いました。

海の味
「海の味は?」というパネルがありました。なんと、昔の海は苦い炭酸水のようだったそうです。

カメ
さらに進むとアオウミガメ アカウミガメ タイマイの剥製がありました。
ぜんぜん青くないのに「アオウミガメ」とは、なぜ?と思って調べたらなんと!「脂肪が青い!」のだそうです。海藻を食べているかららしいですが、食われてたのか!とショックでした。

福徳岡ノ場
何年か前、噴火して軽石が大量に流れてきて話題になった「福徳岡ノ場」の軽石が展示されていました。
ぼくが普段見る軽石は白っぽいですが、福徳岡ノ場の軽石は黒っぽいなと思いました。

クジラの頭
会場の中心には、クジラの頭がおいてありました。
半分は模型でもう半分は骨です。
天井から吊り下げられていたホオジロザメとメガマウスザメが小さく見えるほどすごい迫力です。

半分


裏側の半分。

モノノケトンガリサカタザメ
瓶詰になった魚の標本もたくさんありました。
その中にモノノケトンガリサカタザメもいました。
水族館に20年以上も展示されていたのに、新種と気付かれなかったすごい奴です。
僕も実物を見たことがありますが、水槽の底にへばりついている奴がいるな~と思って、たいして気に留めていませんでした。(あのときよく見ておけば・・・)

右のやつ。

淀ちゃん
2月に大阪にきたマッコウクジラの淀ちゃん等、座礁したクジラに関する研究データもありました。
淀ちゃんは、46歳らしいです。(おじさんだった)

丸木舟から深海潜水艇
縄文人と海とのかかわりのコーナーでは、どうやって人は日本にきたのか?という実験に使われた丸木舟が展示されていました。
本当に、なんで昔の人はこんな小さい舟で海を渡ろうと思ったのか不思議です。


なんと、舟にカメを乗せて食料にしたということも書いてありました。
航海中につらいことをカメを愛でて、そして食って乗り切ったのかな・・・と思います。
今の日本があるのは、カメのおかげ?

深海潜水艇もありました。
こういうの昔好きでした。かっこいい~

ハイパードルフィン

これからの海を守る
海洋汚染についても書いてありました。
深海のごみが展示されていました。
海洋汚染の問題には、よく聞くプラスチックごみだけでなく海洋酸性化や海洋貧酸素化という現象もあるそうです。
このような状況を改善する取り組みについても展示されていました。
海のごみ拾いや、海藻を植えること、プラスティックの使用を減らすといったものから、帆を使って動くタンカーなんてのもありました。

面白い形

僕もきれいな海とカメを守るために自分にできることを考えようと思います。

メガマウスザメ。
シロナガスクジラ 科博の外にあるやつと角度が一緒!
外にあるやつ

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