見出し画像

自分を見失いそうな時、疲れた時に、絵本は優しいヒーリング

大人にも読んで欲しい絵本


自分を見失いそうな時、疲れた時に、絵本は優しいヒーリングになると思います。

これは、1999年に至光社から出版された私の最初の絵本です。
今朝は、自分のために久しぶりに読みました。

ユング派臨床心理学の河合隼雄さんも「絵本の力」という本を出されていますが、大人も時々絵本を読み聞かせしてもらうといいとお話しされています。

少しの言葉と絵で構成される子どもの絵本。

私は絵本を創る時に、いつも心がけているのが、子供に理解できる言葉で語りかけながら、大人に向けたメッセージもその中に織り込んでいくということ。

ですから、私の描いた絵本は、ちいさな頃に読んだ時と大人になって読んだ時と、大人になってまたしばらく経ってから開いてみたときと、感じ方が変わってくると思います。そのように意図して創っています。

そしていつでもテーマとして中心に置いているのが「魂」のこと。

現実世界や人生に疲れた時、人が信じられなくなった時、自分を見失ってしまったような時、ストレスが溜まった時・・・

そんな時は、SNSを閉じて、携帯の電源も切り、美味しいコーヒーかお茶を入れて、ソファーに寄りかかり、またはベッドに横になりながら、絵本を開いてみたらいかがでしょうか?

私は今日、自分の絵本に助けられました。
「あ〜自分のために描いているんだな〜」って感じながら、でも、どこかの誰かもきっと同じように少し気分が変わるきっかけになるかもしれません。

もしも、ご家族やお友達が一緒にいたら、誰かに読み聞かせしてもらうのもオススメです。


苦しい時はサナギから蝶に変容する前かもしれませんし・・・


頭の中が少し静かになって、自分を取り戻してきたら、ぜひこの絵本も読んでみてください。
もう一歩自分の魂を思い出すきっかけになるかもしれません↓
『風が生まれるところ』


苦しみや怒りは外から来るものではなく、実は自分の中にあるもの・・・
自分の中を整えて、暗闇に光を当てていくまで、不幸の連鎖は断ち切れないものですから。
それに気付き始めると、
イモムシはサナギになり、やがて美しい蝶になって羽ばたいていきます。

本当の自分の姿になって、この世界に一緒に羽ばたいていきたいですね。

もうすぐ春ですし・・・

Thank you !

あなたにいただいた温かいサポートは、この先も絵本を作ったり、作詞をしたり、ヨガを教えることを続けていくために、クリエイターとしての活動費として大切に使わせていただきます!