新たな展開
小学4年生より、学校ではなく家庭を学習の拠点に学んできました。週に一度夕方登校し、一週間の学びを確認してもらうという形です。
ホームスクールとしては、エクレクティックホームスクールというジャンルに分類されるようです。
1年間ホームスクールをした感想ですが、学習習慣も身に付き1日のルーティーンも安定しています。
学校で習う教科学習も一通り押さえながら、その他の時間は好きなことに没頭できるという贅沢なスタイルだったと思います。
授業こそオンライン動画のみでしたが、ドリルや宿題プリント単元末テストも、週に一度の登校日に提出していました。その時に質問なども聞いてもらいます。
春はコロナ休校があり、新年度スタートは6月でした。5年生も引き続きこのスタイルでいくんだろうと思っていました。
こう言うと人事みたいですが、このスタイルに決めたのは子ども自身なので、保護者としてはサポートしていくのみです。
新しい担任の先生は、とても若い女性の先生。去年とはまた違った雰囲気で、でもきちんと引き継ぎはしてもらって、また週一夕方登校が始まりました。
ところが7月の初め、先生の方から急に「平日、好きな時間に保健室に来ない?」という提案がありました。
保護者としては、以前「敏感な子が学べる部屋を作って欲しい」とお願いし断られたことがあるので、保健室登校には否定的な思いでした。
保健の先生の主なお仕事は、体調不良や怪我した子のケアだと思います。人手がないから保健の先生に押し付けるだけで、所詮片手間な対応だろうというイメージが拭えません。
時期が時期だし消毒など大丈夫なんだろうか?机を置くとしてもどうせ流し台の隅だよね、行ってメリットあるのかな?とか。
考えれば考えるほど、良いアイデアのようには思えませんでした。
とはいえ、今まで子どもと先生の関係性の中で、子ども自身が決めることを尊重してきました。先生の提案、もちろん私も聞いていましたが、私から答えることではありません。子どもが先生と話すまでは知らんふりです。
行くことに決めたようです。
そして現在、先生の提案から2ヶ月経ちました。
保護者から見たら否定的なイメージしかなかった保健室ですが、子どもは好きな時に保健室に登校し、とても楽しい場所だといいます。
保健室では、今まで家でやっていたドリルやプリントを済ませているようです。保健の先生のお手伝いや、もう一人保健室登校をしている子との交流なども。
以前学童をしていた保健の先生と、ボーイッシュな担任の先生。二人とも20代前半のお姉さん。とてもさっぱりさりげなく学習のサポートをしてくれている様子。
子どもが保健室に行くことに決めたのは、人に引き寄せられているような気がします。
もともと人との交流が好きな子。そんな子からすると、ホームスクールの1年間は刺激が少なかったように思います。
1年経ち心も体も成長し、外に出て人と関わりたい気持ちが強くなっていた時期なのかもしれません。
成長とともに、趣味や考え方も変わってきています。敏感で潔癖な性質が強い子でしたが、少しずつ巣を離れていく準備をしているよう。
10歳以前と以降の間にはハッキリとしたラインがあるみたい。まだ幼さが残るとはいえ、自立した一人の女性といった雰囲気になってきました。
一緒にお風呂で遊ぶ時間も少なくなってきました。お膝滑り台も、もうだいぶしていないね。
あっという間に大人になっていくんだなぁ。
これからも、子どもの意見を聞きながらサポートしてあげられたらと思います。
〝いろんなことに興味を持って、自ら学ぶ性質〟
ただそれを伸ばしてあげられるようにと思ってきました。
子育ての過程で、学校に行くとか行かないとか、ホームスクールとかアンスクールとかフリースクールとか、様々なスタイルになることがあるかもしれません。
でも、そういうカテゴリー全て、後から名付ければ実はそうだったという程度のことなのかも。
心が健康で本人が幸せでいられるなら、場所はどこだっていい。やり方はなんだっていい。
何もかも、きっと全部、人それぞれ。
結局最後は、本人が自分で選んで進んでいくだけなんだ。
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オープンチャット管理人のミーです😊
noteでは、小学4年生でホームスクールを始めることになった経緯、ホームスクールを始めてからのことを記録しています。(たまに脱線アリ)
現在進行形の子育て日記です。
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