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小学2年生になった頃

週に一度学校を休んでフリースクールに行くことを決めたのは、「サドベリースクールに行きたい。」と言った子どもの声を一番の理由に挙げていますが、学校に行かないほうが子どもの為に良いのでは?という思いを、私自身も少なからず持っていました。

学校に行き始めてから明らかに、それまでの生き生きとした表情や積極的な行動が減ってしまったと感じていました。

学校で褒められれば褒められるほど、それまでの創造性に満ちた子どもではなくなっていくようでした。

そして何より、学校では、学ぶ事の楽しみを教えてもらうよりも、学ぶ事は義務でありやるべき事として取り扱われているようでした。
〝できないと将来困るよ!だから覚えなさい。〟
といったように。

子どもが、話がよく分かり記憶力が良いタイプだったことも決断の後押しをしたかもしれません。

ルールは何のためにあるのか?
限りある人生とは何か?
人は何のために生きているのか?
世界は誰が作ったのか?

小さい頃からそういった疑問を持つ子どもは、友達が宿題を忘れて怒られているのを見ることが、想像以上に辛いことなのかもしれません。


週に一度学校を休みフリースクールへ行くことを、クラスのみんなや保護者にもきちんと知っていてもらいたいという気持ちがありました。

学校には、フリースクールのチラシを配ってクラスの友達に説明して欲しいと言いました。

学校からの返事は、チラシを配ることはダメ。でも担任が口頭で説明するということでした。

その後、口頭でどんな説明をされたのかは分かりません。
1年生の子ども達が、このことをちゃんと保護者に伝えてくれることは期待できなさそうです。
( ̄ー ̄ )

近所で仲良くしている子や、通学班の班長副班長さん、不登校気味な同級生の保護者には私が個人的にチラシを渡しました。


その後、幾つかやらなければならないことがありました。

①うちの近所では、学校を休む時はプリントに欠席理由と名前を書いて班長に渡し、それを職員室まで届けてもらうという行程があります。
毎回班長さんにプリントを渡しに行くのは大変です。しかもプリントなのでプライバシーも何もなく子ども達みんなでワイワイ見ます。
( ̄∀ ̄)
毎週フリースクールの説明&ズルイ攻撃にいちいち返答するのはめんどくさすぎる。
【通学班】を抜けることにしました。
子ども会会長さんに、「欠席連絡が大変なので抜けます。」と伝えました。

②【子ども会】も、ドッジボールや大縄など学校同様の遊びを、わざわざ休みの日にあまり仲良しでない子達と集まってやらなきゃいけないのがイヤだという理由で辞めました。
子ども会の会長さんに、「子どもが行きたがらないのでやめます。」と伝えました。
(リサイクルなどの地域に必要なものはやる気がありそれも伝えました。)

③これはもう少し後のことですが、【PTA】を辞めました。
PTA主催の新聞や雑誌がよく回覧されるのですが、そこに書かれている方向性に殆ど共感できることが無かったからです。
事務の先生に、「会費の引き落としを止めて下さい。」と言いました。

フリースクールへ行くにあたり、やったことはこれくらいです。

当時、フリースクールへ行くのは平日他の日にがんばったご褒美のような位置付けでした。

でも、今考えたらそれも変な話ですよね。

そんなにがんばらないと行けないようなところへがんばって行かせる意味ってなんだろうと今は思います。

そうこうしているうちに、1年生が終わり、2年生になりました。

( ゚д゚)!
担任だった先生、校長先生、教頭先生、全員別の学校に行ってしまいました。

あんなに教育について熱い想いを語り合ったのに、全員おらんやん…( ̄д ̄;)

ってゆーか…引き継ぎとか大丈夫なのかしら!?
また、一から話さなきゃいかんとかはマジ勘弁〜

つづく

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※完全にホームスクールを始めたと言えるのは、4年生からです。それまでの成り行きをnoteスタートから連続して書いています。(たまに脱線アリ)
早いうちに現在に追いつきたいですが、しばらくお付き合いください。(^_−)−☆

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