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幼少期の記録2

【記載者不明】パーツの主張だと思われる。主人格の葉月に書いた記憶と内容の記憶が無い。
幼少期に私達が頻繁に入れ替わっていた頃の記憶だろう。昴の要素が強い。好奇心旺盛だ。

な、なんだかフォロー&スキを沢山ありがとうございます。興味を持ってくださって嬉しいです。が、頑張って書きますね🌸

四歳頃の私は金魚にとても興味があってジーッと先生のお話を聞かずに眺めていたそうです。「金魚はどうしてお外に出れないの?」と問う私。先生は少し悩んだ後に「お水がないからだよ」と答えてくれました。少し納得した私は「あのブクブクしたやつは何をしているの?」と聞きました。先生は「空気を水の中に入れてあげてるのよ」と答えてくれました。

「空気」という新しい言葉を知った私はもう落ち着きが無くなり「空気ってなに?」「お魚は空気が必要なのにお外に出れないのはどうして?」「空気はこれのことだよね?(手をバタバタさせながら)」と質問攻め💦

先生は頭を抱えて回答に困ってしまいました。「空気の中ではお魚は息が苦しくて生きられないのよ」と謎の返答。私は急に水槽の側に行き長い時間ジッと金魚を見つめてこう言いました。

「先生!ダメだよお魚をいじめたら!空気は苦しいんでしょう?今すぐ止めて!」私は魚は空気の中では苦しむ=ブクブクは空気を入れている=いじめている。と考えたようで。先生もこれはしまった!と困り果てておられました。別の先生が私に「お魚はねお水の中に溶かした空気しか吸えないのよ」と教えてくれました。

妙な納得感と複雑な疑問を抱えたままその日は家に帰りました。

その日の夜お風呂に入っているときにいつもの様にタオルを湯船に被せて、てるてる坊主みたいにして遊んでいました。ブクブクブクブクと泡が出ました。私はハッ!と何かに気が付いて「空気!これは空気だ!」って言ったらしく父親に驚かれました。「誰に教わったの?」と聞く父親。「金魚だよ!あのブクブクは空気だよ!」と興奮する私。父親は子供らしく無い発言はいつものことだしとそれ以上問いませんでした。

私は自分でも空気を水の中に生み出せる魔法の様な発見にワクワクが止まらなくなり、自分を落ち着けるために湯船に顔を半分つけました。

ブクブクブクブク。なんということでしょうか!私は道具を使わなくても空気を水の中に送り込むことが出来る。「私は空気で金魚のブクブクなんだよ!」と興奮して言う私。呆れた様子の父親。

その日は本当にのぼせてしまうまでブクブクさせてました。たしか、ブクブクさせるのに満足した後水中に沈めて手を離すと水面へ飛び出すおもちゃ(ペンギンの絵が描いてあった)を沈めては手を離してを繰り返していた記憶があります。何かに気が付きそうでやっぱり謎で、なんで浮き上がるのか?って考えていたら「そろそろ上がりなさいよ」と注意されてしまいました💦

私はこの世の中の色々なことを見たり試したり発見するのが何よりも楽しかった。毎日が発見だらけ!本に書いてあることは試さないと信じられなかったし、試したかったしで絵を描いていないときは非常に落ち着きのない子だったそうです。

今でも落ち着きのなさは変わりません。道端に石ころが転がっていたら、この石ころは昔は海底にあったのかな?とか何系の石かな?とか本当外を歩くだけで発見が沢山です。キョロキョロしすぎて車酔いをしたり。恥ずかしいですね💦

記録を読んでくださってありがとうございます🌸


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