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小学1年生の頃

【記載者不明】葉月というかこれは私達が頻繁に入れ替わっていた頃の出来事だろう。

入学式で椅子に座って足をパタパタさせるのが楽しかった。幼稚園の頃よりは他の人間に興味を持つようになっていたみたいです。

スピリチュアルでいう逆エンパス?らしく私の周りにはいつも5、6人友達がいました。女子のお友達は出来ず男子とばかり遊んでいた記憶がありますね。恐らく私の好きなものが「恐竜」とか「宇宙」とかだったから?かな。

1年生の頃は勉強がかなり出来る方だったそうで、特に国語では80点以下を取ったことがなく。復習もせずに高得点なので一度先生にお家でどんな復習勉強してるの?と聞かれたことがあります。

私は「復習も何もいらないよ」「テストの文章に答え書いてあるからそれを書いてるだけだよ」と答えました。国語は主人公の気持ちを5文字で書き出しなさいとか、そういう問題ばかりだったので覚えるまでも無かったんです。それなら100点を取れそうなものですが…私は漢字を覚えられませんでした。今は診断がついていますが書字障がい(LD)があったのです。漢字の点数は全く取れず、それ以外で満点でした。なので80点なんです。

国語、図工、音楽、理科、算数などでは100点を取れる一方で、漢字テストは0点。社会も興味が無く覚えませんでした。無理やりに勉強させられて意味を理解しないまま丸暗記なら70点を社会では取れたみたいです。

こんなありさまですから「やらないから出来ないんだ」「漢字の勉強をしろ!」と親に怒られてばかり。得意な科目はあまり褒められず、苦手なところを叩かれる。私は反抗心の塊でした。漢字ドリルをめちゃくちゃに破いて泣いたこともあります。

授業は退屈な時と楽しい時の差が激しく。国語の先生が教科書の文章を読んで、みんなが復唱する授業は耐え難いものがありました。今でもあの授業の意味がわかりません。授業でやる頃には私は教科書を全部読んでしまっていて興味が失せていました。それをわざわざゆっくりと復唱する。退屈でしかない。恐らくは読み方の練習?だったのでしょう。私はソワソワして隣の子にちょっかいを出したり、椅子をガタガタさせたり、筆箱を開けて鉛筆の向きを揃えたり。とにかく退屈で退屈でどうしようもなかったんです。

退屈ではなかった授業は理科の実験や図工、音楽などの自発的に行動して学ぶ経験が出来るものでした。試してみたいやってみたい。そんな衝動の塊でした。

図工の授業では色の使い方が独特だったらしくよく褒めてもらえてました。クレヨンが水を弾くのを見つけて、クレヨンで描いたところに絵の具を少し薄めて描いた絵がとても評価されたのは嬉しい思い出です。

葉っぱの枝分かれしている部分の統一性にウットリしてしまったり、石ころのマーブル模様に地球の記録が詰まってるなぁとか発言して先生に驚かれたこともありました。

小学1年生の頃はこれといって困ったことはありませんでした。

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