初めまして、アートアンドクラフトです。
アートアンドクラフトのnoteをご覧いただきありがとうございます。
わたしたちは、1994年から大阪を中心に活動している、建築の設計施工・不動産の仲介およびコンサルティングの会社です。特に、住まいやオフィス、そして宿泊施設など、都市に暮らす人々が長時間滞在する空間を、『リノベーション』で魅力的に再生させることを得意としています。WEBサイトにコラムや事例を掲載していますが、もっといろんな方に考えを伝えたいと思ってnoteを始めました。どうぞよろしくお願いします。
設立から現在まで
1994年、アートアンドクラフトは小さな設計事務所としてスタートしました。決まりきった間取りや、おしつけの壁紙や設備機器は好きになれない。
そして多額の住宅ローンには縛られたくない。モデルルームや住宅展示場に見る既成の住まいにそういった不満を感じている人も多いはず。そのような考えから「自分たちが暮らしたいと思える住まい」を探し求めてきました。
結果、辿り着いたのが中古の住まいをリノベーションするというスタイル。1998年、大阪の都心でマンションの一室をドアの取っ手ひとつまでこだわってリノベーションし、私たちが暮らしたい住まい「クラフトアパートメント®」を具体的なかたちとして発表しました。リノベーションという言葉がまだ一般に知られていなかった時代ですが、思いがけないほど多くの方の賛同と共感をいただくことができました。 以降、「倉庫のような大空間で暮らしたい」「レトロなビルや日本家屋で暮らしてみたい」など、これまで思い描いてはいたけれど実現が困難だったという人たちの住まいを、埋もれたストック(既存の建物)をリノベーションすることで数多くコーディネートしています。
「自分らしい住まいが欲しい ありきたりでない仕事場をつくりたい」
2000年代に入ってからは、住まいだけでなく、オフィス空間や宿泊施設も手がけています。一貫しているのは、「こんな○○があったらいいのにね」というユーザーとしての疑問や不満を、「こうすればいいんじゃない?」と、まず自分たちが実践してみるということ。
そんなスタンスで仕事していると、設計事務所として始めたアートアンドクラフトが「あっ、この物件誰かに紹介したいよね」と宅建業を取得して不動産屋になり、「これ自分たちで造ったほうがはやくない?」と建設業をとって工務店にもなる。「こんな宿がほしいよね」とホステルまで始めたので今や旅館業者でもあります。
結果、大きな会社でもないのに【建物再生の総合デパート】になったという次第。
これからも、アートアンドクラフトでしかできない住まいや空間を人々とつくりたい。そして、「あたらしい何か」を提案できる会社であり続けたい。そう思っています。
OUR VISION
CORE VALUE
本質的で普遍的であること
多様性に寛容であること
対等でフェアであること
チャレンジングであること
おもしろいを大切にすること
デザインコンシャスであること
マスは目指さないこと
「きもちいい」「ながくつかう」「おおらか」
らしくあること
PURPOSE
「ほしい」を「つくる」
世の中に感じる疑問や不満に向き合い、
自分たちが本当にほしいものを、自分たちでつくり、
新たな価値や文化をつくりだす
MISSION
局所的で、私的で、人間的な個別解をつくる。De-Developer
建築か不動産か、新築か既存建築か。そういう枠組みよりも、
常識を疑い、覆いを剥がし、個別の解をつくり続ける。