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美の追求: 黄金比


突然ですが、


「美しさ」ってなんだと思いますか?


何が美しいと感じるかは人によって違うし、

人の価値観と同様に「美しさの基準」はそれぞれ違うと思いますか?


僕の答えとしては、


どんな人の価値観の根底にも「愛」や「喜怒哀楽」が備わっているように、美しいと感じる根底には一つの基準があると思います。


それは人間が最も美しいと感じる黄金比の法則です。

デザインや建築などをやってる人にとっては当たり前かもしれませんが、僕はこれを知った時、これこそが答えか!?と思うほど感動しました。


そしてこんなにも美しい宇宙の摂理をまともに教えてくれない学校教育にさらに疑問を持ちました。(教えてくれてたけど、聞いてなかっただけかな?笑)

いずれにしても僕はこの黄金比を新学期の1日目に毎年復習してもいいと思うくらい重要だと思います。


学校の勉強だけでなくアートや人生にとっても。


あのダヴィンチも追求し、作品に生かしていた黄金比なるものはどんなものなのか。


このトピックに関しては今後何回も触れていくと思うので、今日はその概要を3回に分けてご紹介していきます。

①人間が自然に美しいと感じる比率 1 : 1. 618
②生物の細胞から宇宙まで適応されている宇宙の摂理
③有名な黄金比を駆使した作品

①人間が自然に美しいと感じる黄金比率 1 : 1. 618


黄金比とは「比」という文字通り比率を指します。


その比率とはずばり 1 : 1.618 です。


中途半端な数字だなと感じる人もいるかもしれませんが、図形にするとこのような形です。

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みなさんの日常にもなんとなく馴染みのあるサイズ感ですよね?


そしてこの比率は不思議なことに

この図形の中に 1:1 の四角を挿入すると、

余った部分がまた 1:1.618 と同じ比率の図形になります。


またそれを繰り返すと、新たな同じ比率の図形が生まれ、それをまた繰り返すと…と永遠に続いてゆきます。下の図のように。

画像2

黄金比 参照元:https://www.kacco.jp/blog/design/239/

そしてこの正方形の対角を孤で結んでいくと上の図のように螺旋が描かれます。


また正方形の中にある孤の各半径のサイズは前の2つを合計した値になります。

図に表すとこのような感じです。

画像3

黄金螺旋 (Golden Spiral) 参照元:https://lowerleft.works/weblog/fibonacci-sequence-golden-ratio

小さくて見えないかも知れませんが

数字は

0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89

と増えていっています。


この数字の羅列に見覚えはありませんか?


この羅列はなんと、12~13世紀のイタリアの数学者の名前にちなんで名付けられたフィボナッチ数列と一致します。


その方程式とは Fn=Fn-1+Fn-2 。


大学で唯一数学のクラスを落とした大の数字嫌いの僕でも理解できるように表すと下記のような計算です。

画像4

フィボナッチ数列 参照元:https://atarimae.biz/archives/20068

見ての通り、この数字の羅列と黄金比率に合わせて増えていく数字は綺麗にシンクロしています。


「ふ〜ん、だから何?」


と思う方も多いでしょう。

僕も数学が大嫌いだったので、方程式を見せられても正直なんもピンときません。笑


ですが、この黄金比が実際に僕らの生きている地球、それどころか宇宙でも多く見れることを知ることでそのすごさを理解できると思います。

ということで次の記事

②生物の細胞から宇宙まで適応されている宇宙の摂理

へと続きますので、ご興味ある方はぜひお付き合いください^^


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