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2021年7月の記事一覧

ハイライトはどこに?(2)

ハイライトはどこに?(2)

つぎは絵として全体的なバランスとしてハイライトのお話。

さらに「それぞれ人による」というか、その考え方自体も個性になるわけですが。

僕の冊子を読んだことがある方は知ってると思いますが、FP(フォーカルポイント)と呼ばれる目を引くポイントを絵の中に幾つか配置し、視線誘導で躍動感を出したり見たいものを強調したりさせるのを基本としています。

ハイライトもFPとして使うわけですが、FPにもその存在力

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丁寧に撮ったら最低何灯?

丁寧に撮ったら最低何灯?

こういうのは人によると思うんですけど、
そんなこと言ったら何にも書けないので
「自分の場合」と割り切って書きます。

理想の最小構成は
 メイン1灯
 返しのシャドウ1灯
 フロント1灯
 トップ1灯
 サイドエッジ2灯
 背景ライト2灯
で8灯(をい

でも実際、ライトは兼用できるのと、質のいいトップが置ける場所が限られているので5~6灯あればOKだと思います。

僕の中で一番多い構成展開順に並

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向かい合った顔が暗くなる回避(ストロボ小技)

向かい合った顔が暗くなる回避(ストロボ小技)

二人以上の登場人物でブラックボックスからのライティングをしてる場合、向かい合わせにしたときに間の空間が暗くなることに困った人はいますでしょうか。

良く聞かれるので役に立つ小技として書いておこうかなと。

ブラックボックス撮影というのは、ストロボを焚かない状態で完全な黒になる状態からのライティングです。
つまり自然光ゼロ。環境洸ゼロの撮影の事を指します。

この状態でライティングを組んだ場合、二人

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暗所撮影 自分なり

暗所撮影 自分なり

今回、Cyber撮影会 のカメラマンをお願いされました。
当日、撮影が始まってから
最近カメラマンを始めたという方からも質問があり(この暗い光環境でどうやって撮るのか?とか)自分なりの撮り方をまとめておこうと考えました。

前置きいやぁ僕はCyberpunk大好きなんですよ。
〇〇Punkとつくのは大概好き。
なにしろスペースコブラ(寺沢武一世代)ド・ストライクなので!
オタク心くすぐるような、こ

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ダイナミックライティング(その1)

ダイナミックライティング(その1)

コスプレライティングでは最低限、
フェイスエリア,背景エリア,衣装エリアで三つのライティングエリアを作らなければなりません。
各エリアごとに異なる性質の光を使うことによって物語性を強調していきます。

ライトの主な種別ディレクショナルライト(Directional Light)
太陽光のことです。
時間とともに変化していく限りなく遠い点光源を指します。
点光源は遠ければ遠いほど影のエッジはきつく

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