見出し画像

ハイライトはどこに?(2)

つぎは絵として全体的なバランスとしてハイライトのお話。

さらに「それぞれ人による」というか、その考え方自体も個性になるわけですが。

僕の冊子を読んだことがある方は知ってると思いますが、FP(フォーカルポイント)と呼ばれる目を引くポイントを絵の中に幾つか配置し、視線誘導で躍動感を出したり見たいものを強調したりさせるのを基本としています。

名称未設定 1

ハイライトもFPとして使うわけですが、FPにもその存在力から上下があります。
光っているもの、暗黒の輝き、顔、目、さまざまなFPが作れるわけだけれども、「人の顔」というものはFPとして強靭な輝きを持ちます。
だれしもが顔に近いものを先に見ようとするわけです。

ただし、FPとして最大レベルを持つ「顔」であっても目線をカメラからそらしたりするだけでFPのレベルは落ちます。
ライトによってライトアップして明度を上げるとFPのレベルはあがります。
そして自ら輝いているものもFPを持ちます。

名称未設定 2

以上のことを踏まえて、やった方が良い事とかもありますが、
やってはいけない事という物が存在していきます。

必ずやってはいけないという事は無いけれども、セオリー上、やらない方が良い事です。

それを上回るセンスを持って超える事も可能だろうけど、それは「撮れるようになってから」だと思います。

踏まえたうえで箇条書きにしていきます。
(「おれは違うと思う」と言う人も多々いるだろうと思うので、個人の考え方の一つとしてとらえてください。文句言われても対応しません)

ここから先は

438字

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!