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女性作家チトラ・ガネーシュ:未来のビジョンを想起させる

女性アーティスト、チトラ・ガネーシュ(Chitra Ganesh)の作品は、未来のビジョンを想起させる・・

チトラ・ガネーシュ(Chitra Ganesh,1975- /アメリカのビジュアル・アーティスト-現代アート)
Chitra Ganesh は、ブルックリン(ニューヨーク)を拠点とするビジュアル・アーティストだ。
チトラ・ガネーシの作品は、木炭画、デジタルでのコラージュ、映画、ウェブ・プロジェクト、写真、壁画(ブルックリン美術館-NY)など、その範囲は実に広い。
そこには、歴史的な物語や神話、文学世界、そして、ポップカルチャー(pop culture/一般大衆的な文化)から、過去のフェミニスト(feminism/女性解放思想)やクィア(Queer/含LGBT)の視点を明白にして、21世紀型の未来の新しいビジョンを想起させる作品だろう。
*ボリウッドの視覚言語について、リサーチした作品を生み出している。

(註)*ボリウッド:Bollywood/インド・ムンバイのインド映画産業全般

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by Chitra Ganesh

略歴- Chitra Ganesh

1975年、ブルックリンで生まれる(インド系のアメリカ人)
*ボリウッドのポスター、漫画、文学の視覚的表現に視点を置いていた。
セント・アンズ・スクール(Saint Ann's School/ブルックリン)、そして、ブラウン大学(Brown University)でBA(学士:比較文学と美術、記号論)、そのブラウン大学では、記号論、フェミニズム、ポスト植民地主義、そして、詩に視点を置いていた。
その後、コロンビア大学でMAF(美術修士/ビジュアルアーツ)を得る。そこでは、アジアの主題がアメリカでの視点を明確化している。南アジアの文化、美術史、現代美術の表現のアメリカ(北米)における欠如を感じている・・
その時点で、芸術家また、研究者として、チトラ・ガネーシュは、自分の視点や、彼女のコンテンツへのアプローチに情報を与えた文化的歴史の重要性を感じている。
スコーヒーガン絵画彫刻学校(Skowhegan School of Painting and Sculpture)にも参加している。
また、それらの時点で、南アジアの女性のクリエイティブ・コレクティブ(South Asian Women's Creative Collective - SAWCC)、そのジャイシュリ・アビチャンダニ(Jaishri Abichandani,1969- /学際的アーティスト・キュレーター)、DJ Rekha(1971- /ミュージシャン・プロデューサー- USでバングラ音楽の先駆者)たちと出会っている。

社会に出ると、ワシントンハイツ(Washington Heights/マンハッタン北部)の学校で教鞭をとった。
1998年以降は、アーティストとしてのキャリアを歩むようになる。    その1998年に母親を亡くしている、それがきっかけで、アートへ邁進するが、そこにあるものは、インドのご両親のもと(思想)で育ったと言う事だろう。
そして、作品は、MoMA、MOCA、フィラデルフィア美術館、サンノゼ美術館、ボルチモア美術館等々、多くに展示された。

(註.1)2020–2021:Virtual artist residency at the University of Michigan Museum of Art 
そして、
(註.2)2021年春の「Alex Katz Visiting Chair in Painting」は、チトラ・ガネーシュ(Chitra Ganesh,1975- /アメリカのアーティスト)が、UCLAでの講演。

その多様な作品の解釈は、また、多様だろう、それらの作品は、POPにイメージと文化を語る。これからが、益々、楽しみな画家だ。

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Chitra Ganesh

(註)1994年、クーパー・ユニオン・アートスクール(The Cooper Union for the Advancement of Science and Art)は、カッツに寄贈された10点の絵画を売却したことでもたらされた基金と共に「Alex Katz Visiting Chair in Painting」アレックス・カッツの絵画アーティスト・トークの椅子が設立された。そして、その2021年春の「Alex Katz Visiting Chair in Painting」は、チトラ・ガネーシュ(Chitra Ganesh,1975- /アメリカのアーティスト)が、UCLAでの講演してる訳だ。


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